事実と意見は区別できない
「国語」の授業で、こういうことをやってくれ、という要求が専門学科からあって、基本的にはそれに従おうとして対応していたのだけれども、これは出来ないなあ、ということもある。文章を書く時に事実と意見を分けるようにさせる、というのは実は難しい。書き手が事実だと思っていることは「事実」ではあるが、選択された「事実」である。選択は意図的になされたものだから、そこに意見が入ってくるのだ。
例えば、「インドネシアは日本よりも大きい。」という文は、事実か意見か、どちらなのか。
インドネシア