若者(Z)世代が不甲斐ないのではない~世代間対立に対して思うこと②~
こんにちは~ 前回記事に続き、高齢者と若者の世代間対立について思うことを書いていきます。『最近の若者は~』と若者の努力不足を非難する人もいたりしますが、本当にそうなのか?という疑問を呈する内容になります。
仕事で求められる水準が上がっている現代
現代は昔に比べて仕事に求められる水準が
上がっていますね
僕が働いているスーパーでも
パソコンで各種システムを操作しますし
売上データもExcelで送られてきますし
商品も多様化している中で
商品知識もそれを説明するスキルも求められます
今の若者世代は
大卒・高卒で就職した時点で
こうした仕事水準に応える必要が出てきます
そこから逆算して
学校教育などで学ぶ項目も増えるなど
学校教育も高度化せざるを得なく
ドロップアウト率が高まるとともに
社会に出る準備期間も長くなっています
ドロップアウトしないためには
家庭内教育が機能している必要があるものの
共働きが当たり前の世の中では厳しいです
家事などを外注できる給与水準や
残業が少ないホワイトな職場や
祖父母のサポートがなければ厳しく
そもそも核家族・夫婦だけでの
子育ては無理ゲーです
その一方で
若者を雇う側の会社の矛盾
も感じます
なんで「即戦力」を求めるの?
従業員を育てる気はないの?
と思うのです
過剰なサービスをやめて
従業員が使いやすいシステムを導入し
ホワイトな職場を実現するとともに
従業員を育てる仕組みを作り
生産性を上げることで
給与水準を上げて還元する
教育制度が大事だと思うのです
大卒(レベル)が採用条件なのに
子供2人以上を大卒まで育て上げることを許さない
給与水準や労働環境であることは
矛盾しているという自覚が必要です
こうした会社は若者から見放され
(割に合わないから)
必然的に淘汰されていくと思います
逆に言うと
高卒(レベル)を戦力に育て上げられる会社なら
大丈夫ということですね
退職代行サービスが流行するなど
若者(Z)世代が会社に見切りをつけるのが早いのは
根性・忍耐力が足りないからではないと思います
中年以上の人たちは
変化の多い社会に
社会人として居続けたことで適応できているだけで
新人に同じレベルのことを求めてしまうと
新人からすると「やってられない」と思います
要求水準が高いにしても
それに応えられるようなサポートや
教育を受けられる会社ならば
残る価値がありますが
そうした体制が整っていない会社は
若者に退職されて人手不足に陥るのは
ある意味当然だと思います
これからの時代
新人への教育制度が整っている会社かどうかが
生き残るかどうかの分かれ目になると
僕は考えています
次回に続く
今回は
若者が必ずしも能力不足・努力不足なのではない
というテーマで書きましたが
次回はこれとは逆に若者が能力不足に陥る理由
僕の自伝を交えて
『僕は後天的な発達障害でした』
という内容で記事を書いていきたいと思います
今回はここまで
ではまた!
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