![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/135934049/rectangle_large_type_2_ae5a20441c8edb6ece306b0fcf110df4.png?width=800)
係活動のホントの意義!!子ども達がやりたいこと↔️楽しい学級づくり
こんにちは。
まっつ先生です。
突然ですが、
「係活動とはどんなものが
ありますか?」
と聞かれたら
具体的な係名を挙げて
説明できるでしょうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1712036673078-WcsxKllRsy.jpg?width=800)
また、
「当番活動とはどんなもの
がありますか?」
と聞かれたら、
これも、具体的な当番活動名を
挙げて説明できますよね。
それでは、
「係活動と当番活動の
違いは何ですか?」
と聞かれたら答えられますか?
![](https://assets.st-note.com/img/1712036843990-CZ1nBglpTc.jpg?width=800)
係活動と当番活動は、
似た意味の言葉ですが、
その内容や目的は
全く異なります。
今回はまず、内容と目的を
確認します。
そして、
係活動をどのように充実させるか
紹介していきます。
それでは、2つの活動内容から
確認していきましょう。
①当番活動とは?
*日直
*給食当番
*掃除当番
など、
学校生活の中で
なくてはならない仕事
です。
![](https://assets.st-note.com/img/1712036954338-k9S446nMYC.jpg?width=800)
学級のみんなで役割分担しながら、
順番に経験できるようにします。
当番活動を通して、
学級の一員として自分の役割に
責任をもつことの大切さ
を指導します。
②係活動とは?
係活動は、
学級のみんなで協力し、
学級をよりよくしたり、
より楽しくしたりする
ために行う活動
です。
![](https://assets.st-note.com/img/1712037003325-4KqBN55ead.jpg?width=800)
当番活動とは違い、
係活動は学校生活の中で
なくても困らない仕事
です。
「学級をもっとよくしたい」
「学級をもっと楽しくしたい」
という子ども達の思いのもと、
子ども達自身で
創意工夫
できる内容にすることが大切です。
![](https://assets.st-note.com/img/1712037295908-np1V3buenp.jpg?width=800)
ここまで、当番活動と係活動
の違いについて書いてきました。
ざっとまとめると・・・・
*当番活動
→なくてはならないもの。
創意工夫は期待できない。
*係活動
→なくても困らないもの。
創意工夫が期待できる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
では、具体的に係名を挙げて
みていきましょう。
*黒板を消す黒板係
*電気を消す電気係
*体育の授業で準備体操を
みんなの前で行う体育係
などがよくありがちです。
![](https://assets.st-note.com/img/1712037431170-ipFDPEuT9R.jpg?width=800)
しかし、黒板や電気を消す仕事は
工夫するものではなく、
学級になくては
ならない仕事
です。
また、教科に関する仕事や
教師の仕事の一部を担うような
体育係や音楽係は、係活動としては
相応しくありません。
![](https://assets.st-note.com/img/1712037477732-YyOxd8gPez.jpg?width=800)
中学年からは、4月の段階で、
当番活動と係活動の違いを指導し、
学級になくてはならない仕事は、
日直の仕事にするなど
当番活動にすることを指導しましょう。
ここで、
私が今まで担任してきた学級の係を
振り返ってみると
*黒板係
*換気係
*配達係
*健康観察版係
*体育係
*音楽係
*レク係
*お笑い係
*宿題点検係
*整理整頓係
こんな感じでした。
この係を当番活動かかk裏活動かを
前述の内容を基準に分類すると
どうなるでしょうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1712037564134-VaGjxr7xHm.jpg?width=800)
係活動と言えるのは、
*レク係
*お笑い係
*整理整頓係
くらいなんです。
私が今まで取り組ませていた
係活動のほとんどは、
実は当番活動だったのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1712037610226-JtuB2qZ1Ud.jpg?width=800)
どうりで、
通信票をつける時に
『創意工夫』
の評価でいつも悩むわけです。
日常活動である係活動が
充実されていないのですから
当たり前ですよね。
1ヶ月ごとの係活動の
振り返りの時間に
「もうちょっと係活動を
工夫して取り組んでみよう」
と子ども達に話していました。
でも、内心は、
「〇〇係は、何をどう工夫させれば
いいのかな?」
と悩んでいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1712037657955-JzuiTmak0T.jpg?width=800)
担任ですら悩むことです。
子どもからしてみれば
とても理不尽なことですよね。
もう少し私のダメダメ実践を
紹介します。
![](https://assets.st-note.com/img/1712037707573-PQYmfQqZr0.jpg?width=800)
私の係活動の実践は、
学期ごとに係のメンバーを
決めていました。
1ヶ月ごとに、学活の時間に
係活動の振り返りをさせていました。
*めあては達成できているか
*良かったところや
頑張ったところ
*改善点
*もう少し工夫できる
ことはないか
この4つの観点で振り返りを
させていたのです。
自分達が取り組んできた活動に
対しての振り返りはできます。
でも、
創意工夫という観点には、
ほぼ全ての係が触れずにいました。
先程も述べたように、
担任ですら悩む係活動の
創意工夫です。
子ども達の振り返りに対して、
私は何も言えず、子ども達は
自分の係の仕事を淡々とこなすだけの
活動になっていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1712037790766-CyzmiGVvoo.jpg?width=800)
そこで、どのように係活動を
充実させればよいのか
考えました。
それは、ズバリ!!
ここから先は
¥ 100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?