ガールズバンド E.P
色んなバンドを紹介してきて
早一年と少し経ちますが
そう言えばガールズバンドくくりでの紹介は
したことなかったなぁと。
学生の頃、ガールズバンドと言えば
チャットモンチーが正義
みたいな感じで過ごしてたんですが
突然解散を発表されてからはしばらくロス状態に。
以降、チャットモンチーに替わるバンドを
探していましたが、途中で気づきます。
いや、違うそうじゃないと。
チャットの幻影を追いかけてちゃダメだって。
今、耳にしているバンド自身に
ちゃんと目と耳を向けないとって。
(このくだりなに?)
長い前置きになりましたが(こほんっ)
今回は、ガールズバンド特集の記事となります。
それでは、どうぞっ。
Chilli Beans. 「lemonade」
最初は、いまや邦ロック界ではすっかり
有名となったチリビから。
ある日、Spotifyのおすすめで流れてきて
聴いてみるとびびっとくるものが。
イントロからすでに名曲感を匂わせてる。
調べたらVaundyとの共作じゃないですか。
初めて世に出す楽曲がいきなりビッグアーティストとの共作で、それでしっかりとリスナーの心を掴んでるあたりさすがっす。
まだライブには行ったことがなく
新曲やアルバムがリリースされれば聴くくらいの温度感で過ごしていると、ある日武道館ライブの告知が。
!? いや成長はやすぎないかい?。
結成が19年で活動開始が21年、
それから24年はじめに武道館ライブは
サクセスストーリーがすぎるでしょ。
赤い公園 「絶対的な関係」
次は、21年に惜しくも解散してしまったバンド
赤い公園から一曲。
たしかデビュー当時は
「すごいガールズバンドが登場した」
って評判だった気がする。
今更のMVなど見てもそうですが
世間一般が思い浮かべるようなガールズバンドとはひと味違うぞっ!
となるようなセンスが漂ってる。
『公園デビュー』のアルバムをリリースした頃は一聴しただけでは良さが伝わりにくいような
曲もある印象でしたが
『猛烈リトミック』、『熱唱サマー』と
リリースされるごとにだんだんと
私のような鈍感な耳にもすっと入ってくるような曲が増えていったんですよね。
まさに変幻自在。
あと、絶対的な関係のイントロと
ライブパフォーマンスかっこよすぎるよ。
あっという間におわる。
なきごと 「メトロポリタン」
最初に知ったのは、ライブに行くと配られるチラシ経由から。
ふと目にとまり聴いてみるとイントロから
「んっ、これ良いんですけど。」と思いつつも
YouTubeには、この曲ともう一曲あるかないかくらいだった気が。
当時はまだ音楽サブスクに名前がなかったので
YouTubeで聴いてましたが
いつの間にか遠ざかってたんですよね。
そしたらですよ。
2〜3年後のJAPAN'S NEXTに名前があって感慨深いものがありました。
(今までほったらかしてたのに急に父親感)
22年にはロッキンに呼ばれたり
NHKのみんなのうたのタイアップも任されたりと
一歩一歩バンドとして大きくなっているのを感じますね。
バウンダリー 「暗闇」
こちらは、比較的最近知ったバンドですが
2013年に結成されたということで
逆になぜ今まで知らなかったんだという気持ちに。
イントロでかき鳴らすギターの音を聴いた瞬間
ライブだったら絶対拳を突き上げてる。
こういうロックサウンド好きです。
過去に所属レーベルを離れることもあったみたいですが、その期間を経て昨年
1 st Full Albumをリリースしたり
関西のフェス、RUSH BALLに出演したりと
少しずつリスナーの耳に届いているんでは
ないでしょうか。
彼女らの目標が、大阪城ホールワンマンライブ
ソールドアウトということでこれからも応援したいです。
サバシスター 「ジャージ」
2021、22年がチリビの年とすれば
2023年はサバシスターの年だったでしょうか。
いや正確には、その前からきていたかもしれない。
だって結成したのは22年で
そこから結成から5ヶ月でサマソニ出演!?
そもそも結成経由はジモティーで知り合った?
訳が分からない。
理解の範疇を軽々超えてくる大物感。
E.Pを発売するってなった際にも
X(旧Twitter)では、予約殺到のポストがあがってたし、ほんとCDの売れにくいこの時代にどゆことである。
しかも、スピッツ主催イベント
『豊洲サンセット』にも呼ばれてたし
メジャーデビューも決まったしで
まさに破竹の勢いで突き進んでる感じがする。
この先どうなっちゃうの!?サバシスター!?な感じ。
おわりに、今回紹介しきれなかった
バンドは他にもたくさんありまして
「チャットが好きなら、Hump Backは必須でしょ」や
「CHAIは?」
「yonigeもいいでしょ!」
「いや、リーガルリリーも捨てがたいですよ。」
などなど色んな声が聞こえてきそうですが
それだけ多くのガールズバンドが登場してきてるってことが、明るいことだなと思った次第です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
では、またね。