“COLORS”制作の裏側① 「もっといける。」

どうもこんばんは、ボーカルの小川です。今回は10/12にリリースとなりますLEEVELLES 2枚目のフルアルバム、「COLORS」を制作する中での楽しかった事、大変だった事。たくさんの事がありました。。。
今日はその思い出の一コマをご紹介していきたいと思います!

今回のアルバムから数曲、僕の作った曲も入っていて、どの曲も大変でしたが楽しく制作しました!

やる気に満ち溢れ、作った曲達。
何に苦労したかというと

歌詞。

ぶっちゃけ僕は歌詞を書くのが苦手です。以前活発に活動していた“Imiss”というバンドでも歌詞は書いていたのですが、その時はしばらく英詞でした。
日本語の歌詞を書くのは久しぶりでしたが内心、「いけるっしょ。」くらいの自信はありました。ちょっとね?そして書いた歌詞をメンバーに共有するとまぁ跳ね返されるんです。「わかりづらい」とか「もっといける」とか。

あーなるほど、なるほどね。と思いながらも最初は素直だったんですが、曲のテーマを変え、歌詞を変え、数回提出しましたがまだ、「もっといける」「まだいける」「音のはまりが」…

完全に逆ギレです。「もっといける」ってなんや!って思ってました笑(メンバーは何も悪くないんですよ。)

最終的に残り1曲がレコーディングに間に合わないかもしれないということで
LEEVELLESで今まで殆どの曲を書いてきた天才、髙木皓平(Dr.)の力を借りることになりました。

3日間くらいかな?2人ともほぼ寝らず、何十時間(たぶん)も電話しながらあーでもない、こーでもないと歌詞を書きました。(皓平くんありがと)
正直言うとほんっっっっっっっとうに逃げ出したかった。お風呂に入っている時も、ご飯を食べている時も、何をしていても歌詞の事で頭がいっぱい。
ただ、こうやって2人で歌詞を書きながら彼の話を聞いたりしているとわかってきたこともありました。

今までの歌詞や曲達は皓平くんが1人で何回も何回も書き直して洗礼されたものが初段回のデモとしてあがってきていたということ。
そしてその洗礼された曲を、メンバー加えて4人で更にシャープにしていっていたという事。

もちろん、デモ段階だとしても一発で書いてきたとは思ってませんでした。が、予想の数十倍は考えて考えて作られていたんです。

完全に僕の力不足を痛感した瞬間であり、今までの曲達、これからの曲達の“重み”が段違いに変わった瞬間でした。もうね、すごいんですよ。
僕が提案した歌詞に対して「それだとこういう意味にも捉えられる」とか「それだとこっちの言葉の方が強い」とかそんなん誰でもわかるやん。って思う人もいるかもしれないんですけど、ありとあらゆる可能性、引き出しを捻り出してきて、今できる最良のものを作っていくんです。

しんどかったけどあの時みんなに跳ね返されてなかったら、2人で作れてなかったら、僕は何も気付けなかったのかもしれません。
今となってはこの曲達に、メンバーに本当に感謝です。

今回、僕にとってたくさんの事を気付かせてくれた、成長させてくれた大切な大切な曲達が入ったアルバムです。

是非、“COLORS” を手に取った際は僕、小川紘輔を成長させた曲達なんだなぁと聴いてみてください。超絶いいアルバムです。

読んでくれてありがとう!まだまだ楽曲制作の思い出続きます!次回もお楽しみに!!

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