正夢

何度も夢にみる
貴方との記憶
どれも素敵で楽しくて
覚めたときには決まって泣いている
何年経っても色褪せない
鮮明に覚えている
夢の中で鏡に映る姿みると
笑ってる自分に
夢だとわかっていながら楽しくやり過ごす幸せだと思うことに慣れすぎたみたいだ
苛立ちを覚え
わかっていながら覚めようともしない
明日が来るたびに
また落ちる夢の中
繰り返す過去にまだ前に進めない
鏡の前で気付く涙跡

好きでもないのに笑って
楽しげな好きな人みてはしゃいじゃって
美味しい確定の苦手な料理
美味しいねってシェアなんてしちゃって
人に合わせられるほど
器用な人間じゃないよね?
仲良く慣れはなるほどに
見えてくる感じていく
好きな気持ちはどこへやら
見た目8割あとは相性
お金があれば好きかは尊敬は
出来る人
お金ない愛は減っていくばかりで
いつかはなくなるタイムリミット
さよおなら気付いたときには賞味期限
期限間近に思い出の跡地を辿っては
貴方の気配に恋してる

夢の中では足らなくて
人の気持ちについていけず
移りゆく季節にさえも
取り憑かれてる
思い出というには綺麗すぎて
夢の中では笑ってて
気付いたときには泣いている
後悔
ただただ変わらぬ思いも
ずっと覚えていてまた夢みるんだろ

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