女友達

サマータイムブルース
君が好きだった歌の名前

確かな愛なんてどこにもなかった
激しく移り変わる季節のなかで
心の熱はどこか冷めて消え去ってしまったみたいだ…
ここ好きだったね

恋と呼べたのか それとも愛だったのか
時に人の気持ちは後からで人は独りであることを思い知らされる
『本当に好きだった?』『愛してるよって…』
一度なくなってしまった気持ちは二度ともとには戻らないんだね

コップに溢れる水のように
ただそそがれた分だけこぼしては愛に溺れていった
次第に感覚はなくなって
僕の心は頑なに決して溶けない一つの結晶になった
いつまでも二人の想いは溶けないと変わらないと…輝きはますばかりと気付かずにいた

もう戻らない、あの日の夜景
隣のぬくもりも まだ、忘れられない
いつどこでなにをしているのかな
そんなと考えながら失ってから
輝きをます君への想い

愛に偏ってた愛にすがってた
愛と依存をはきちがえて
自分の都合のいいように
熱を帯びた心は欲望のままに君を求めてた…

子どもの頃のつきはてない探究心
みえてたものも見えなくなって
経験した記憶は今でも覚えている

気持ちだけは冷めていって忘れる
心にはあるのに頭がついていかない。

なぜだろう、なのに愛だけは重ねる毎に
気づいたら灼熱のような
恋に溶かされてしまいつつある

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