思い出の跡地

はじめての2人お泊り
腹ごしらえも腹八分目
お風呂あがりに
程よく赤らむ頬
つい可愛くて
振り向きざまにキスをする

目閉じるのを忘れた。と
そのまま唇にキスする赤い頬

開く瞳孔 気持ちは昂っているのに
どこか心は落ち着いて安心している自分がいる
このままずっと抱きしめていて
君の素肌から伝わる温もりと
柔らかな身体
感じる好きな気持ち
そのまま夢の中へ

感じるキス繰り返す度
好きな気持ちはそのまま夢の中へ…

夢なら冷めないで
1人になるたび思い出す
楽しかったあの頃
一緒にいる時間が長い程
隣にいれなくなった時間を恋しく思う

せめて寝る時くらいはと…
また安らぎと夢の中へ

初めてデート
知らぬ映画館
みないジャンルも彼女の好み
好きになった新しい映画も
ますます好きになった
彼女ごと暗闇に
早く触れたくて仕方なかった
にぎりたかった膝の上
気づかれないように見つめ
内容も憶えてない

構わない一緒にいれれば
二人だけの時間大切にしたくてずっと暗闇のまま
眠りにつきたい

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