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#1:完治には至らない風邪症状

1.  まえがき

先月、5月21日から「喉がおかしいな」と感じ始めた。
朝起きて突然、昨夜までは何ともなかったのにも関わらず。
そして今日現在(6月8日)においてもなお症状が完治していない。
時々なのだが咳は出るし鼻水も出てくる。

当然、医療機関で診察は受けている。
「風邪をひいたことによる諸症状であり、それらは3週間ほど続く場合がある」という診断結果となっている。
確かにそうかもしれない。悪化は確かにしていない。
かなりの程度は改善もしている。ただ完治までが遠い道のりとなっている。

こんなに長く症状が続くのは生まれて初めてのことだ。
これから先の人生で同じことがあるかもしれないし、ないかもしれない。
ただ備忘録として残しておくことはいいだろうと思い、ここに書き記しておくことにした。

「症状の出始め => 悪化 => 診察後現在まで」という大枠で進めていきますが、かなり長くなってしまいました(約3100字)。
誠に恐縮ですが、お飲み物やおつまみをつまみつつよろしくお付き合いくださいませ。


2.  症状の出始め


喉の内側をくすぐられているような感覚がある。
「体調でも崩したのかな....カゼか?」と思って体温を測ると36度台の平熱だったが、これは普段どおりである。

体が重いということもなく、
節々が痛いやおかしいこともなく、
食欲もいつもと変わらないほどであったため、
「エアコンの部屋干しで空気が乾いて喉がおかしくなったんだろうな」と思っていた。

とりあえず今できることととして
うがいをする、
のど飴を舐める、
これらの併用で様子を見ていた。

その後も数日間は同じように喉は悪くもならず良くもならずであり、
熱もなく体調もいつも通りであり、
かつ他に症状が出てこなかったため、
「空気の乾燥が原因」と思い込み続けて甘くみてしまった。
「じきに治るでしょうよ」と楽観視していた。

しかし、この時点でPCR検査だけは受けておくことにした。
コロナにはかかっていないという安心感が欲しかった。
検査結果は陰性ひとまずホッとした。

ところで、私は医療機関で診察を受けることが嫌いだ。
治療といえば痛みを伴うことが多いという仕方のないことに起因するものだが、何をされるか患者のこちらはわからないことも恐怖値を無意味に増幅させてしまう。

小さい頃はよくことあるごとに耳鼻科、皮膚科、内科などいろいろ連れて行かれていたので、そのトラウマが今になっても消えないでいる。
医療機関建物内に入ると自然と一気に血圧が上がるのを感じ取れるくらいに、中年となっているこの今においても嫌で仕方がないのだ。
だから極力医療機関を受診しなくても済むように体調は気をつけている。

しかし今から思えば数日も続いていたのならば「これはもうおかしいな」と素人でも判断できるわけだから、嫌いだ怖いだ言わずに軽いうちに(喉のむずがゆさオンリーの時点)で受診しておくなどと対応をとっておくべきであった。


3.  症状の悪化


喉の違和感が出てから5日目の5月25日になり症状悪化となった。
今回の症状は喉だけに症状が集中した。喉に出ている症状のほかは発熱もだるさなどもなかった。
具体的にいうと、これまでのような喉のむずがゆさだけでは済まなくなり、咳の連発連発連発連発….で一旦止まってもまたすぐにループするという状態になったのだ。
これはきつい。こんなんじゃ体力がもたない。
続いてしまうと喉もおかしいでは済まなくなってしまいそうであった。

これはもう内科で受診しないとだめだとなるが、近所の医療機関に「喉がおかしくて咳が出るんです」というように気軽にいくことができないという事態をここにきて知ることになる。
頭ではコロナや感染症であったり診療体制ということをわかっているつもりでいても、いざこうして体調を崩してみて「さあ受診だ」となった時に、
「自分はコロナ禍の今の常識を全然わかってなかった」ということに気がついた。

咳という症状がすでに出ていてそれもかなり酷い状態のため、医療機関によっては診てもらえないことさえある。
私が当初受診予定の近所にある内科では「かかりつけとなっていないと診ません」とうたっていて向かうことができなかった。
これは仕方がない。近い場所が何かにつけていいのだがそういうわけにはいかず「どんな症状でもWelcome」というような医療機関をWEBにて探すしかなかった。
しかし探すことは容易な作業で、この時代は手持ちの通信機器にてグーグル先生に調べてもらえば探している情報はすぐに見つけることができる。
とても便利な世の中である。

検索の結果、診てもらえる内科を家から少し離れたところで見つけた。
WEBサイトをまず見させてもらい、ここにしようかどうかを判断し、いくと決めたので電話で予約を入れることにした。
発熱なしとはいえ咳が出ているため発熱外来の扱いになる。
「そりゃそうなるよな」と思う。
予約の際に、つい先頃のコロナPCR結果も伝える。
診療所としては少しは安心してくれたかなと思う。
少なくとも「PCR受けてないんですけど」というよりは印象は良いのではないかな….これは自分の勝手な意見だが。
さて、診察のお時間を迎えることになる。
もうここまでくると、病院が嫌だ白衣が嫌だ薬の匂いが嫌だと言ってる場合ではなく、早く良くなりたいの一心であった。


4.  診断の結果と今現在まで

診断の結果は風邪による鼻水の影響で喉が悪化してしまったとのこと。
正直、鼻水は意外だった。全然気になっていなかった。
多分きっと、咳がひどくて他が気にならなかったのかもしれない。
受診日以降は処方された薬を服用し、飲み切ったら再度受診と処方薬をいただき服用しつつ様子を見ていくことになる。今では仕事にも戻り、外で買い物もできるようになっている。

それにしても症状の酷かった5月25日からの4日間は大変だった。
薬を服用したとはいえすぐに良くなることはなく、咳は相変わらず酷いので通勤も含め仕事にはとてもいけない。
仕事どころか買い物すらいけない。周りにドン引きされる。
熱はなくて体は普通に動くのに….外を歩くことができない。
家族がいなかったら大変だったろうなと思う。買い物に行けないから。
けれども、独身お付き合いなし一人暮らしならそんな状況でも行くね。
生きるために行くしかないからね。
普段から大事だと思う家族やそばにいてくれる人だけれど、こんなふうに体調崩したりすると改めてその大事さがわかる。

家族だけではなくコロナやその他感染症にかかっているかもしれない「危険地帯の水際」にて戦う医師、看護師やその他にも医療機関で働くさまざまな方々、こんな病人がお客様としてやってきても矢面に立つお店の方々皆さんに、改めて御礼と最敬礼をしたい思いになった。

そして自分自身反省をしましたね。世の中、周囲への気遣い、自分自身のこと....全部軽く考えていたから体の変調を放置し悪くなってから行動をする羽目になった。だからこそこんなにも長引くほどに悪くなってしまっただろうと思う。

皆さまも風邪の諸症状や体調の微妙な変調などは、あまり長く放置せずすぐに医療機関で診てもらう対応をしてください。必要以上に治療に時間がかかったイコール人生での避けられることのできた損失につながりますから。

5.  おわりに

ここまで読んでくださりありがとうございました。

実はこの投稿が私の最初の1作目です。
次作からはもっと短くまとめて行くつもりです。
内容もいろいろあげていきます(過去旅、家族、車などなど)。
最近は怪談朗読にハマっているので、次作は自分が体験した不思議系の話でもあげることにします。
よろしければまたお付き合いよろしくお願いいたします。
[ 終 ]


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