クリスマスの朝

おはようございます。
サンタさんからのプレゼントを楽しみに
わくわくいつもより早起きしている
子どもが多いのかな…

流石にここまで早い子はいないだろうけど…
4時起きのスーパー早起きの私の元に届いた
クリスマスプレゼントの話🎄🎁

私はクリスマスイブを
わくわくしながら迎えたのに
結局、クリスマスらしさを感じぬまま
1日が終わりそうになった。

そんな年もあるか！と諦めていた頃
「公園のピカピカ見に行こう！」と
親友の5歳男児が誘ってくれた。

「寒いから…」とか
「めんどくさい…」とか
「あとでね！」
とか断られていたけれど
自分が暇になったタイミングでめげずに誘ってくれた。

「よし！行こう！」と準備を始めると
「私も行こうかな！」と
親友の小2女児も準備を始めた。
寒がりだから、防寒対策に抜かりがない。
ママから手袋をかりて、
その時持ってる最大厚着で公園へ向かった。

歩き始めるとすぐに
「頭だけが寒い…」と言うので
私がかぶっていた帽子を貸してあげた。
「あったかいね❤️」と嬉しそうに伝えてくれた。
「似合ってるよ❤️」と返したら、
嬉しそうに、その帽子を弟の頭にのせた。

本当に優しいお姉ちゃん。
必ず弟にお裾分けする。
帽子の温かさと似合うよの言葉のお裾分け。

少し前まで寒い寒いと言っていたけど
そんなやりとりをしていたら
心も体も温まり、
そこからはジョギングしながら公園を目指した。

公園に息を切らせて到着して
ピカピカ光る雪だるま⛄️を発見すると
目を輝かせて、雪だるまさんにお礼に行こう！と
猛ダッシュで向かって行った。

ぺこぺこ頭を下げてお礼を伝えたあと
じっくりツリーの上を見上げていた。
頭の上には私の帽子。
かわいい後ろ姿は
ピカピカ光る雪だるまより輝いている。

この子のお姉ちゃんとその姿を見て
私のも撮って❤️と言った。

かわいい後ろ姿が2人並んだ写真を確認すると
「写真嫌いだったけど、ちょっと好きになってきた❤️」
と言ってくれた。

イルミネーションを
真剣に見上げていた弟が戻ってきて
「見に来て良かったでしょ？」とドヤ顔で言った。

お姉ちゃんと目を合わせて笑って
「きてよかったよ❤️ありがとう❤️」と返した。

帰り道は、小さな公園で鉄棒して遊んでから帰った。
鉄棒が氷みたいに冷たくて
せっかく温まった体が冷えてしまった。

「よし！また走ろうー！」と走り出した。
走り出したら暑くなり
寒い寒いクリスマスイブの夜に
「暑い暑い！」と言い出してコートを脱いだ。

そこからした会話は薄着自慢…
誰が1番薄着かを確認して
1番薄着だった5歳男児はまたドヤ顔していた。

すごいすごいと言われて、さらにご機嫌に走り出した。

仲間の元に帰ると
大好きなお姉さんの膝に乗せてもらって
ゲームを始めた。
湯たんぽみたいにほかほか温かいから
喜んで膝に乗せてもらえる。

走って公園のイルミネーションを見て
ポカポカに温まった体温のお裾分け。
本人は暑いから
冷ましてもらっている感覚なのだろう…

『全力で好きなことを楽しみ、
　　　　副産物を最大限に利用する！』
親友の5歳男児に教わる要領の良い生き方。

しょんぼりしながら帰ってきた私を見ていた
親友の小2女児には
こんな言葉のプレゼントをもらった。

「もしもお金がなくなったら、
　　いくらでもパンケーキ焼いてあげる！
　それを食べたら元気になるでしょ？
　　　　　　　　　だから大丈夫だよ❤️」

本当に優しい女の子。
私のお小遣い分けてあげる！と言うのかと思ったら
私の大好物をいつでも作ってあげる❤️と言った。

「お小遣い分けてあげる！って言われたら
　　断ろうと思っていたけど
　　　パンケーキならいつでも嬉しい❤️」
そんな言葉を返したら、弟ばりのドヤ顔していた。

親友なんだから当たり前でしょ！のドヤ顔。
2人で大笑いしていたら
後ろで弟がしょんぼりしていた。
2人だけで盛り上がっているのが
面白くなかった様子。

自分に注目されたいから
わざわざ全身でしょんぼりアピール。
いつものことだから扱いは慣れている。

また帽子を被せて頭を温めて
似合う似合う！やっぱり1番似合うね！と伝えたら
またすぐに走り出した。

男の子って単純だよね…
という表情で笑ってから
全力で弟を追いかけるお姉ちゃん。

しょんぼりしていたけど
かわいいイルミネーションを見るために　
ウキウキしながら走って
かわいい2人の親友の可愛い姿を独り占めして
たくさんの言葉のプレゼントをもらって
しょんぼりしていたのが嘘のように元気になった。

運動は
『運』を『動かす』
止まっていたら動かないものがたくさんある。

止まっている時間が多すぎて
空回りして自滅したクリスマスイブ。
聞き流してくれれば良いのに
聞き捨てならん！自分の言葉の始末をつけろ！と
説教された。

もう流す涙なんて残ってないと思ってたのに
我慢していた涙が溢れ出した。
「もう泣かないと思ったのに…」とさらに凹んだ。

「また泣くと思うで」と予告されたけど
もう絶対泣かない！！と思う……

帰宅して見たクリスマスイブの夢。

自分が描いた絵を
上手く描けなかったからと破ってゴミ箱に
捨てていた私に姉弟のママが
「そんなことしたら子どもたちに怒られるよ…」
と言った。

夢の中でハッとした。
なんでも大切にお裾分けする子どもたち。
大切な親友が描いた絵ですら
大切に始末しないと怒られる宣言。
夢の中でまでお説教されたクリスマスイブの夜。

お説教とは愛の鞭だと私は思っている。
いつもは天使みたいに優しいママが
夢の中でだけ私に説教した。

わかっているのにやらないことだけしつこく怒られる。
それがお説教という名の愛の鞭。

私が子どもたちにしてきたことと同じ。
またこんな形で私に戻ってきた。
サンタさんからの今年のプレゼント🎁

プレゼントは物だけではない。
私は心が温まる言葉のプレゼントと
感動して一生忘れられない音のプレゼントが大好き。
言葉にも音にも形がある。
受け取った相手によって変わる形。

大好きなプレゼントをたくさんもらって
夢の中でも愛の鞭の言葉のプレゼント。
今年のサンタさんは抜かりなかった。

どんなプレゼントが届いたか
ウキウキ話す子どもの笑顔が私は大好き。
ここからしばらくはそんな笑顔をたくさん見られる。
そんなクリスマスの副産物を楽しみながら、
忙しくなる年末を乗り切ろうと思う。

クリスマスプレゼントを配るサンタさんが
たくさんの笑顔の副産物をお裾分けしてくれる❤️
サンタさん今年もありがとう。