見出し画像

消防団の課題

こんにちは!

昨日は消防団の4分団で懇親会がありました。消防団は若い人たちがはいっておらず、私が1番年下(32歳)でした。
元消防士として、飲み会を盛り上げる技術には自信があったので、しっかり盛り上げてきました。しかし、消防団のおっさんたちもなかなかいいキャラの人が多いことにびっくりしました。
(結局、男社会は勢いとエロの話が大好きですね!笑)

現在、消防団の高齢化と新入団員の減少により、どの分団も頭を悩まされておりました。

チラシやポスターで知らせて興味をもたせるか、ソフトボールなどを開催して、きてもらいそこで勧誘するかといろんな意見が出てきました。

今年は「ハヤブサ消防団」というドラマも、放送されました。そんな中で当分団では新入団員は入ってきていないのが現状です。

まず、若い人たちに消防団というものがあるということを知ってもらわないといけないのです。そこに今回の「ハヤブサ消防団」というドラマはいい働きをしています。ポスターやチラシを配るよりも、100倍近く効果があると思っています(私の中では)。このまたとないチャンスに行動しないと、もったいないことになります。

ここで、集客の勉強してきた知識が役立つと思い、その観点からちょっと予想して参ります。

まず基礎知識として「2:6:2の法則」です。
「2:6:2の法則」とは
2割の人は何もしなくても、顧客になってくれる層。
6割の人は顧客にもなり得るし、ならい人である層(どちらにも転がるということ)。
2割絶対に顧客にならない層。
ここでポイントとなるのが、6割の層をいかに最初の2割の層に持っていくかが鍵となります。
(でも最初の2割すらいないんですけどね。。。。。。。。。。。。。。。だから今は8:2の法則でなんすけどね。笑)

そもそも若い人がなぜ消防団に興味をもたないのかを考えないと意味がないと感じております。

ここで考えられるのが
1 そもそも何をしているかわからない
2 どうやって入るかわからない
3 メリットを感じられない
4 飲み会が嫌だ

これが大きな大枠だと思います。

1 そもそも何をしているかわからない
これに対して内閣府防災情報にはこんなふうに書いています。
「消防団は,常備消防と連携しながら消火・救助等の活動を行うとともに,大規模災害時等には多くの消防団員が出動し,住民生活を守るために重要な役割を果たしている。 日常においても,各家庭の防火指導や防火訓練,巡回広報等住民生活に密着したきめ細かな活動を行っており,地域の消防防災の要となっている。」
かっこよく書いてますやん。
せやけど分かりずらい。
確かに、重要なポジションであるのは間違いない。

でも普段はどんなことをしているかというと、
・月に1回消防車や資機材の点検
・1年に数回、訓練
・年に一度の消防操法大会
・地域の行事に参加(祭り、文化祭など)

これを知ってもらわなければいけない。
そのため、活動内容をインスタなどに載せれば、すごく興味があると感じます。

2 どうやって入るかわからない
  地域の分団長に入団届の提出でなれる。
  この入団届をもらえるのはどこやねん!!!笑(
  僕もわからない!笑
  私は、現役の消防士時代に団係の人から入団届を受領して、そのまま入団できました。
  今、調べたら近くの消防団に問い合わせたらもらえるようです。笑
  電話する緊張しますやん。
 

3 メリットを感じられない
  就職前の方だと履歴書に書くことが可能だそうです。
  私は、地域の人と仲良くなれ、いろんな年代の方と知り合いになれて、視野が広がりました。
  これは、若い人には響かないですよね。でも地域を守るという使命感はやはり感じられると思います。

4 飲み会が多い
  たしかに多い!!でも必ず参加しなければいけないものではなくて、嫌ならいかなかったらいいのです。ただ、面白い人が多くいますけどね。私はお酒は飲めないですが、参加しています。


今羅列してみて、確かに若い人たちは入りたい要素が少なすぎますね。
現代の若い子達が興味をそそるような部分が少ない。
これから、消防団も変わっていかないといけないような気がします。

インスタグラムで活動の内容を発信していくことで、6割の人が興味を持っていただるように取り組むのも一つのやり方だと思います。
インスタグラムで、「1 そもそも何をしているかわからない」と「2 どうやって入るかわからない」を解決することはできると思います。
これを私が取り組んでやってみます。
これから、少しでも多くの方が入団していただけるように努力して参ります。

インスタグラム効果がどれほどあるか、随時発信していきます。
また何かいい案があれば、またここに記していきたいと思います。
  

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?