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営業格言の本質 「プレゼンはプレゼントである」

「プレゼンはプレゼントである」
お客様にプレゼントを差し上げるつもりで作りなさい。

もともとプレゼントが語源のプレゼンですが、提示するという意味で使われています。
しかしプレゼントとは、無償で相手にあげるもの。
でもプレゼンは、お客様に商品を買ってもらうための説明であり、お金をいただくまでの手段、プロセスなので、ニュアンスからすると矛盾しているのです。
「プレゼンとはプレゼントである」と言われると、なるほど!考えを改めて気持ちを込めて作ろう!と、一見納得してしまいそうなのですが、本質に目を向けて見ましょう。

営業マンが業績に追われ、なんとかお客様を説得して契約を取りたい!といった心理の時、「プレゼンはプレゼントである。」を聞くと、取り繕う心理になります。まるで、形式上の手土産を時間ギリギリに買うかのように。包装紙はそれっぽくしよう、好きかどうか分からないけど金額も高めだからまあ良いだろう…

お客様を今より幸せにするために、何を伝え、何にお役に立てるのかと悩む営業マンであれば、「プレゼンはプレゼントである。」を聞くと、励みになります。まるで、大切な親や大好きな人の喜ぶ笑顔を想像しながらこれかな?あれかな?と楽しく悩み…

お客様の笑顔のために、お客様のことを考えなさい!がこの格言の本質なのでしょう。

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