初めての抗がん剤 #1 乳がんnote
初めての抗がん剤 初めてのnote
乳がんであることが分かってから4ヶ月
いよいよ明日 抗がん剤治療が始まる
気づきと後悔
去年の6月にしこりに気づいていた
根拠のない絶対がんではないという思い込み
いつも12月に変更している定期検診は
会社で予約された9月のまま受けることにした
今となっては後の祭り
しこりに気づいた時点で診てもらうべきだった
マンモグラフィは検診の待たされる時間が長すぎて
8年前から受けてなかった
数十分の待ち時間を惜しんだ積み重ねが
もしかしたら人生の時間を短くしたかもしれない
「後悔先に立たず」の言葉の意味を知った
確定と迷い
2023年9月定期検診
終了後その場で先生に呼ばれた
マンモグラフィの画像
乳がんである可能性が高い
やっぱり 根拠のない思い込みだった
大学病院に紹介状を書いてもらう
仕事は9月が一番忙しい
一番早く予約の入れられる日は
会社で年に一度どうしても休めない日
2週間後に予約
それでも休めばよかったという後悔
10月 大学病院での精密検査の結果
乳がんであることが確定された
次のステップは
治療のためのがんの状態の検査
がんの治療ってどうなるんだろうという疑問
都心の有名な大学病院だけど
私はここで治療をするべきなのだろうか
判断基準を何にするかは難しい
しこりに気づく前 気づいた後
積み重ねた後悔が余計に迷わせる
ここでまた1週間も迷った
病院を選択する基準は沢山ある
人によっても異なる
病院の診療実績や規模
先生の知名度や評価
診療体制や主治医や医療スタッフとの相性
通いやすさ
その他いろいろキリがない
どの病院でも基本的には
ガイドラインに沿った標準治療スタート
病院の体制や医療スタッフとの相性なんて知りようがない
通いやすさから自宅から近い国立の大学病院に決めた
超都心にある私立の大学病院と
郊外の国立の大学病院との違いは確かにある
最初の都心の私大の大病院は
生検もエコー検査も専門の技師や先生が行い
主治医の横には看護師さんが必ず待機していた
郊外の国立大学病院は
主治医が自ら生検とエコー検査
診察でも看護師さんを見かけたことがまだない
沢山ある検査はそれぞれ数週間に渡って予約され
全て終えるのに1ヶ月半を要した
クリスマス
ようやく治療方針か決まった
これから
不安は尽きない
これまでは不安なときに
不安な自分と向き合わず病気を見逃した
これからは自分の体と心と向き合おう
今は 治療ができることに感謝
2024年の目標が決まった
ようやく そして いよいよです
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