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エロゲの良さ

6月中旬くらいにハマった新参者だけど熱は衰えるどころかどんどん増していく
今の自分は漫画やアニメとかはほぼ見ておらずエロゲに集中してる
それはひとえにエロゲの良さに気づいてその良さが自分に合ってたから
今回は今までプレイして感じたエロゲの良さについて書く

【シナリオが長い】

真っ先に思い浮かんだ要素
エロゲはとにかくシナリオが長い
並みの作品でも30時間くらいかかる
長い作品だと60時間くらいのものもある
それは話の量が膨大で人物や設定や物語など好きなだけ掘り下げられるということ

※参考までにアニメ1クール12話で例える
OP ED CMなしで1話約20分
20×12=240 約4時間


それにアニメの1話や漫画の1話など細かい区切りがないためそういう面倒なことを気にせずシナリオを作れるのもエロゲの良さだ
特にアニメは1話毎になにかしら山場を作りがちというか作らざるを得ない
日常シーンや説明とかですぐ尺が足りなくなるのでエロゲでは20分毎に無理やり山場を作るなんてかなり困難
エロゲのアニメ化が難しい要因の1つでもあるな

【長さの調節】

それに長いだけではなくエロゲの真骨頂は長さを調節できるところにある
まず1作目を作り必要かつ可能なら続編を作ればいいし伸びなかったり不要であれば無理に続編を作る必要はない
エロゲには素晴らしい作品でもシリーズ化せず1作のみで終わってるものも多い

それは内容が悪いとかマイナーとかそんなことではない
完結した物語に無駄なものを足すとせっかくの名作が台無しになるからだ
長く続けることがいいという風潮があるけど自分はそうは思わない

特に週間連載ものは顕著だな
雑誌の看板となる作品は金のために無理やり継続させられる
よかった作品にどんどん無駄なものが足されたり作者の熱や才能が枯れて内容も劣化したり最悪だ
あえて名前は出さないが好きだった作品がそうやって落ちぶれるのを何度も見てきた
そういうのもあり今はもう長期の漫画作品は完全スルーしてる

【スタートダッシュしなくていい】

週刊月刊ものの作品は最初が肝心で最初にしくじると打ち切り濃厚になってしまう
打ち切りになると途中で話が終わるのでどんな作品か分からずに非常にモヤモヤする

エロゲだとそんな心配はいらず買えば最後まで話を進められるのでモヤモヤとは無縁になれる
打ち切りの心配がないから最初はゆっくりと下地を整えて話を展開できるので話の自由度が増すのもいい

【地の文との組み合わせ】

今の自分がアニメでも漫画でも映画でも本でもなくエロゲを選ぶ最大の理由だな

●アニメ
音や動きはあるけど尺が足りなかったりキャラや設定など地の文を使った繊細な掘り下げができない

●映画
迫力はあるけど1本あたり2時間ほどなのでアニメ以上に尺が足りない

●漫画
色や音や音楽がなく地の文がほとんどない

●小説
音や音楽もなく場面を映像ではなく自分の想像に任せなきゃならないしそのぶん本題に関係ない説明が多くなる


かつては自分もアニメや漫画など好きだったので貶すつもりはないけどもしそう見えたなら申し訳ない

自分としてはどの媒体も痒いところに手が届かないって印象が強い
自分のとにかく1つの作品を余すことなく徹底的に掘り下げて欲しいという要望はエロゲでないと満たされない

これはなぜか分からないけど自分はどの媒体よりもエロゲが一番作品に没入できる
これも恐らく地の文との組み合わせでより作品への没入感を与えるのではないかと思う
ふんわりしすぎて考えとしてあまり自信ないけど

【IFルート】

アニメや漫画とかのラブコメや恋愛ものはだいたい決められた一人のヒロインとしか結ばれない
それはそれでいいとは思うけど自分としては他のヒロインと結ばれた場合のIFルートというのが気になってしまう
エロゲもシナリオ的な本命ルートは確かにあるけど各個別ルートがちゃんとあって補完できてるのがいい
自分みたいな考えは欲張りなのかもしれないけどそんな欲張りな要望に答えてくれるのもエロゲの良さだと思う


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