国による国民への侵害行為
2024年 1月20日(土)
今日の景色…
〈今、疑問に思うこと…〉
『“司法制度” “検察” “裁判”っていったい何なんでしょう…』
『“国”っていったい何なんでしょう…』
〈気になる記事・後半…〉
「黙秘権」を行使したら罵倒され続ける… 元弁護士の国賠訴訟で検事による「取り調べ映像」が異例の公開
(記事本文抜粋…)
2024年(令和6年)1月18日、自身の罪が問われた刑事事件手続きにおける取り調べの際検察官から罵倒や侮辱を受けとして、国に対して損害賠償を請求する民事訴訟の本人尋問が行われ、原告である江口大和元弁護士が証言を行った。法廷では、実際の取り調べの内容を録画・録音した映像が再生された。
異例の「取り調べ映像」一般公開
2018年(平成30年)10月、弁護士として担当していた事件の関係者に虚偽の事実を供述するよう頼んだとして、江口元弁護士は犯人隠避教唆罪で横浜地検特別刑事部に逮捕される。江口氏は一貫して無罪を主張して黙秘権を行使し続けていたが、2023年(令和5年)の9月に有罪が確定し、懲役2年、執行猶予5年の判決が言い渡された。
この事件の取り調べの際に取調官の川村政史検事(横浜地検)から侮辱をされ、黙秘権や人格権を侵害する不法行為があったとして、2022年(令和4年)3月、江口氏は国に計1100万円の損害賠償を求める民事訴訟(国家賠償請求訴訟)を起こす。
該当の事件では検察官による独自捜査が行われたため、取り調べの様子は録音・録画されていた(現行法では、裁判員裁判対象事件・検察官独自捜査事件にのみ、身体拘束下の被疑者取り調べの全過程の録画が義務付けられている)。東京地裁の勧告により、2023年2月に国側は約2時間20分の映像を証拠として提出。18日の本人尋問では、裁判所が「必要な範囲」として認めた、計約13分の映像が再生された。
法廷で再生された映像は、尋問終了後の18日15時から弁護団のYouTubeチャンネルで一般公開されている。
動画には、窓のない殺風景な部屋のなかで、黙秘を続ける江口氏に対して検事が一方的に言葉を浴びせ続ける様子が映っている。
通常、取り調べ映像が刑事裁判で提出された場合にも、「証拠の目的外使用の禁止」に抵触するため同じ映像を民事裁判の原告が証拠にすることはできない。地裁の勧告により被告である国が取り調べ映像を提出して一般公開も可能になった今回は、異例の事態だ。
👉この記事のこの事件のそもそもの詳細はわたしにはよく分かりません…。
その内容を語るつもりもありません…。
そして…
わたしはよく分からないけど、この動画が気になってとにかく観てみました…。
観るか観ないかは皆さんの判断ですし、それをお薦めするつもりもありません…。
ただ…
ただただショックというか…
これはドラマの世界でも何でもなく、実際の取り調べの映像なんだと思い、この世界の初体験に、言葉が見つかりません…。
『もしこれがわたし自身だったとしたら…』
『わたしがこの場のこの席に座らされていたとしたら…』
『わたしは耐えることが出来るでしょうか…』
その事件の真実がどうであれ…
(記事本文抜粋…)
「黙秘権」が全く守られていない現状を訴える
従来、日本の刑事司法制度は否認供述や黙秘している被疑者や被告人に対しても、長期間勾留することで自白等を共有する「人質司法」になっている、という問題が指摘されてきた。
判決後の記者会見で江口氏と弁護団がとくに強調したのは、現状の刑事手続きでは憲法第38条で保障されている人権であるはずの「黙秘権」が全く守られていない、という問題だ。
江口氏の身体拘束は21日間、取り調べ時間も合計で56時間22分にわたったが、江口氏は黙秘を貫くことができた。しかし、それは「江口氏が耐えることができたから」に過ぎず、「本来の黙秘権の趣旨を考えれば、黙秘を続けている人に対してあのような取り調べをしてはいけない」と、弁護団の趙誠峰弁護士は会見で語った。
高野傑弁護士は、黙秘をしている人に対しても「説得」をすることは法律上は認められているが、その「説得」の実態は映像のなかで川村検事が行っていたような威圧や脅しや侮辱を含むものである、という問題を指摘。
また、宮村啓太弁護士は「(江口氏が行ったように)がんばり続けて黙秘を貫く、というのは憲法上の権利の行使ではなく、ただの我慢」であると表現。憲法上の黙秘権を実際に守るためには、黙秘権を行使された段階で検察官は取り調べを終了する必要がある、と論じた。
国側は、川村検事の言動は江口氏に対して「反省を促す」ためのものであるにすぎないとして、取り調べは適法であったと主張している。
名目上、刑事事件で取り調べられる対象は「事件に関係のあること」だけとされている。しかし、検事は江口氏の中学校の成績まで掘り返して、家族のことまで持ち出した。今回の取り調べ映像をきっかけに「このこと(取り調べの実態)をみんなに知ってほしい」と江口氏は語った。
訴訟では、「人格権」の侵害、「弁護人との関係」の侵害、そして「黙秘権」の侵害に対する賠償が請求されている。次回の期日(裁判手続き)は4月11日。
👉単に「反省を促すため」に…
あれだけの言葉を21日間56時間掛けて浴びせられ続けるとは…。
もしかしたら…
まだアレでもマシなほうなのかもしれないと思うと…。
「もしかしたらいつ自分があの立場になっていてもおかしくはない…」
その言葉を聞いたのは…
わたしの父が亡くなる少し前の話し…。
父はずっとキリスト教の牧師をして来て、その引退後も、引き続き刑務所の中にいる受刑者の方々の相談役として、40年以上その役割りを死ぬ前まで続けていました…。
そして…
その最後の最後に…
その役割りを若手の牧師さんに託し引き継いだ直後に、安堵したかのように亡くなったのでした…。
そしてその少し前に…
父はわたしにさっきの言葉を語り…
また何故40年以上もの間、その活動を続けて来たのかという理由も語ってくれました…。
「戦時中に牧師の父親が弾圧されて刑務所に入れられていたからかもしれない…」
「今思うとそうだと思う…」
と、わたしだけに語ってくれたのでした…。
わたしの父方の祖父は…
父が10歳くらいの時に、当時の大日本帝国によるキリスト教弾圧事件の被害者として、刑務所に入れられた300人の牧師の中の一人でした…。
祖父が勾留されていたのは1年間ほどだったと聞いていますが、その間に獄中にて結核にかかり、その開放後数年後に若くして亡くなったと聞いていました…。
その父の若き日の体験からか…
その祖父のことは何も語ろうとせず、こちらから聞いても何も教えてはくれませんでした…。
ですが…
その最後の最後に…
わたしにそのように語ったのでした…。
たぶん…
わたしが最近になって…
このような「冤罪」であったり「司法制度の闇」などの記事を頻繁に採り上げているのも、そんなところが影響しているのかもしれません…。
『何故か分からないけど、そんな血が騒ぐ…』
というのはこのことでしょうか…。
なんか不思議な気がします…。
父は最後の最後にこのように語ってくれたのですが、その祖父のことがいろいろと分かって来たのが、平成22年2月22日の父方の祖母が亡くなったその時からでした…。
お葬式に来られた方々からいろんな話しを聞くことで、それまで父が語らなかった祖父のことが、断片的にいろいろと分かって来るようになりました…。
そして…
それを境に…
わたしの周りに不思議な方々との不思議な出会いが頻繁に起きるようにもなりました…。上森社長もそのお一人です…。
「その血が引き継ぐモノがあるのかも…」
そう意識したタイミングでもありました…。
今はまだそれがどういう意味をもち…
それがいつどのようなタイミングで…
どんなシナリオでどんな流れに展開していくかは分かりませんが…
最近は日に日にその覚悟を強められる今日この頃です…。
わたしが知る限りの家系のほとんどは…
代々キリスト教のクリスチャンであり牧師…。
そして今わたしもいちをクリスチャンではありますが、そのキリスト教に対する“疑念”をもった、いわゆる“異端者”でもあります…。
キリスト教関係者側からしてみれば…
そんな異端者であるわたしの目から改めて見てみると…
かのイエス・キリストという人物は…
まさに市民・庶民・国民の、最大の弁護士であり味方であり代弁者とも言える存在だったのかもしれません…。
その当時のユダヤ教やその律法学者やその権力に立ち向かう国民のヒーロー…
そんな理不尽な国や権力に立ち向かうヒーローの血は、わたしたち日本国民の中にも引き継がれています…。
そして今その血が…
わたしたちを動かそうとしています…
わたしは…
今、そのように思えてなりません…
〈気になる記事・前半…〉はこちらから…
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