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読書感想文

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オーディブルやKindleで主に読書をしています。忘れないように、感想文を書いています。国語通信を作成しているのですが、そのネタにしたいと思っています。
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#読書感想文

「わからない世界と向き合うために」中屋敷均著 読書感想文

とても読みやすくて、親しみやすい文体で書かれた本である。 ちくまプリマー文庫は、 中高生向…

彩葉
12日前
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「ケアしケアされ生きていく」竹端寛著 読書感想文

今読んでいる本である。 大人の都合のよい子どもを知らず知らずのうちに育てているのではない…

彩葉
13日前
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何のために「学ぶ」のか 読書感想文

この本もちくまプリマー新書です。 各界のエキスパートが、 中学生に向けて書いたものです。 …

彩葉
1か月前
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「叱り方の教科書」吉田順著 読書感想文

読書感想文が続いています。 ゴールデンウィークに読んだものがほとんどです。 最近、ほめる…

彩葉
1か月前
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「心のクセ」に気づくには 読書感想文

自分の考え方は、言葉にしない限り誰にもわからないし、相手に理解されない。 だから、人それ…

彩葉
1か月前
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「やらかした時にどうするか」畑村洋太郎著 読書感想文

この作者は、「失敗学」をご自身で確立している。失敗から、どう学ぶかについて書かれている。…

彩葉
1か月前
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本屋大賞『成瀬は天下を取りにいく』を読んで思い出したこと

2024年の本屋大賞を受賞したという『成瀬は天下を取りにいく』 首都圏の書店でも大きなポップとともに紹介されているのを見かけますし、わたしの周りでも話題になりつつあるこの本。 読んでみて思い出したことのメモです✍🏻 青春は万華鏡他人の目を全く気にしない成瀬、世間体をめちゃくちゃ気にする大貫、そのどちらでもない島崎。 他にもいろんな世代のいろんな人たちが登場していますが、わたしの印象に特に残ったのはこの若者3人でした。 個性を持ったひとりひとりが物語の中には点在してい

「リカバリー・カバヒコ」読書感想文

青山美智子さんの本が好きだ。 心がざわざわしたときに読むと、 精神が安定する。 本屋大賞…

彩葉
1か月前
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「成瀬は天下を取りに行く」読書感想文

本屋大賞受賞の作品はおもしろいこと間違いなしなので、 すべて読んでいる。 2位以下のものも…

彩葉
1か月前
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「前祝いの法則」ひすいこたろう大嶋啓介著読書感想文

前校長先生が読んでいたので、オーディブルで聞いてみた。 何か目標を具体的にイメージし、先…

彩葉
2か月前
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「家にいるのに家に帰りたい」という本を読みました。職場の隣の席の先生が、家に帰っているのに、「家に帰りたい」と言うと、奥さんが「もう帰っとるよ」と言う会話をするという定番のお話を思い出した。内容は全然違っていた。この本は、一人暮らしの女の子の心の中が描かれている。

彩葉
3か月前
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真実は本人にしかわからない(「春に翔ぶ」凪良ゆう著読書感想文)

「汝、星の如く」を昨年読んで、 人を愛するということはどういうことか 考えて、読後しばらく…

彩葉
3か月前
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【読書録 1】やっぱり超名作だった「夜は短し歩けよ乙女」(森見登美彦)

みなさんこんにちは noteではあまり触れていなかったですが、本を読むことが好きです。Kindle…

学校の教師が読むべき本(「黄色い家」川上未映子著読書感想文)

今、読んでいる本である。 まだ、全て読めてはいない。 通勤中に読むにしては、かなり重い内容である。 しかし、読み進めるにつれて、これは教師が読むべき本であると思う。 様々な家庭環境にある子供がどのようなことを考え、行動しているか、想像力を働かせるのにも限界がある。 この本を読むことで、想像力を働かせる一助になるのではないかと感じた。 大変な家庭環境の中でも、懸命に生きている主人公。家族のつながりがなくても、様々な人とつながっていく様を追体験できる。 私は学級担任