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正月は続く…ニコライ堂からの神田明神と湯島天満宮

1月半ばの先日のことです。
四谷でたいやきを楽しんで、次に向かうのは、神田です。

"なぜ神田なのか"その理由は、一緒にいる父が神田錦町にあった高校に通っていたから、なのです。
(今は、その高校は郊外に引っ越したので、神田にはないとか)
大昔のことですから、今とは全く違うでしょうけど、懐かしいかな、と思った次第でして。

ランチを神田錦町の蕎麦屋で済まし、神田明神へ行きましょう。

その道で、父がふと「高校に通っていたときの道だ」と思い出したようです。父は、立川の生れ育ちなので、当時は中央線で通学していて、御茶ノ水駅から歩いていたようです。
その道の周辺は、大企業の本社があったり、中央大学、日本大学、明治大学が並んでいます。(建物が学部毎にバラバラに入り組んでいます)
昔から大学も会社もあったはずですが、新しいビルになっていて面影はほとんどない、とか。
それでも、道の脇の小さな神社は当時からあったはずだし、大学も古い校舎が一部残っているのですけどね。
「この辺にニコライ堂があるよ」と言うので、確認すると、間違いないようです。でもこちらは、ニコライ堂ではない施設への入り口なので、角を曲がっていくと、ありました。ニコライ堂。
こんなに近くから眺めるのは初めて。

ニコライ堂

ビルの谷間に荘厳な建物です。門が開いていたので、少しだけ入らせてもらいました。団体さんが解説を聞いています。
私はその脇を通り、そっと大聖堂を覗きます。重厚な格式が伝わる雰囲気です。
ドームがあるニコライ堂だけでなく、周りの幾つもの建物も歴史を感じます。

ニコライ堂を出て、御茶ノ水駅の横にある聖橋を渡り、駅の工事を少しだけ眺めながら進みます。
こちら側には、東京医科歯科大学があります。新しいビルとなった校舎と、何とも味のある古い建物の組み合わせが、都会の歴史ある大学らしくて良いですね。

ようやく、神田明神に到着しました。

「初詣」の文字がはためく

すごい、人・人・人…
正月の初詣かな。
はい、その通りなのです!
まだ、正月なんですね、神田明神は。
1月半ばでも、正月飾りや門松は、まだまだ輝いています。
どうやら、1月中は「正月」月間(考えてみれば、当然だけど)のようです。

予想以上にお参りの行列が長くて、驚きました。そして進みが遅いようです。三が日に比べればマシでしょうけど、考え甘かった…
申し訳ないですが、今回お参りはパスしました。

さらに境内には舞台があって、「獅子舞」が上演されています。奥では、猿回しの芸に人だかりです。
「神馬」の小屋は、「散歩中」の看板が出ていて、留守でした。
どこに散歩?と思ったのですが、すぐに会えました。神社敷地内裏の方で係の方に連れられて、道草を食ってました。ほんとに。

芦毛の、かわいい子馬?いや、ポニーなのかな。

まさに、正月が続いています。
参道の茶屋は、店の前で甘酒販売をしています。

「正月らしいこと、やりそびれてしまった」、「もう一度、正月気分を感じたい」と思ったら、今月中に神田明神へGO!です。
全力でおすすめします。

ここまで来たら、予定していなかったけど、湯島天満宮へ行きましょう。
今さらながら「歩ける距離なんだ」と驚き、さらに、まっすぐな道のアップダウンの大きさに驚きました。

美しい社殿

学問の神様をお祀りしているだけあって、今の時期、こちらも参拝者がとんでもなく多いのです。
境内で売っているお饅頭も名前やパッケージに「合格」がついています。
私も高校受験の時、ここの神社のお守りを買ってもらって、効果ありましたよ。

頑張って、受験生!

このあとは、まっすぐ御徒町駅まで歩き、散歩は終了です。
空模様も刻一刻と変化して、怪しい雲が出てきました。

高齢の父をかなり歩かせてしまったけど、満足してもらえたようで、一安心。お疲れさまでした。

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