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世田谷さんぽ「上北沢の桜並木」

今日は曇りで、なんとなく空気も冷たい。
けれど、この日の午前中わずかな時間しか上北沢の桜並木に行くチャンスはありませんでした。

上北沢駅を降りて、踏切から斜めに伸びる並木道を歩きます。電車が斜めに通過するというよりは、道が斜めなのです。

桜並木の向こうに電車

さぁ、並木道を線路を背にして歩きます。
ここは、大正の終わりから昭和に掛けて(100年以上前に)開発された住宅地だそうです。住宅は建て替えられて生まれ変わっていますが、古いお宅は敷地が広くて素敵な家が多いです。

閑静な住宅街なのです

普段はそれほど車通りが多い道ではないようです。けれど、桜目当ての(私のような)通行者が多く、地元ナンバーではなくて近郊から来たと思われる車も”わざわざ”この道を通っているのでは?といった感じです。
今年の桜まつりは先週に開催されて今週末はイベントはありません。桜のベストな時期はなかなか当てるのは難しいですね。

思いきり近づきました
青空ならなお良しですが・・・

晴れた青空をバックに見上げた桜は、絵になります。けれど、トーンを落とした水墨画のような風景も良し、でしょう。

空が暗いと花の色が出ませんね
桜並木の終点が見えます

このまっすぐな桜並木はそれほどの距離がありません。ふらふらと桜を眺めながら歩いても、10分程度で終点です。
(普通に歩いたら、あっという間に終点です)
今来た道を戻ります。

振り返って・・・
ピンクが濃いところがあったり
白くて葉が出ている桜も

古い古木となった桜の木は苔むしていて、幹から直接花が咲いています。近づくと、桜の木なのか何なのかわからなくなります。植物も古くなると、別の生き物になっていくのかもしれません。

幹から直接、花

見上げると、満開の花。まだ元気に花を咲かせる力があります。

白に近い色の花

古い木はソメイヨシノのようですが、所どころ命が尽きてしまったのか、若い木が植えられています。
桜でも品種は様々です。

濃いピンクの桜
おそらく神代曙
若くて明るい色の葉が混ざるのがいい
一瞬の日差しを浴びて

曇り空の花見の良さもありますが、それでも明るい日差しを探してしまいます。

満開の桜

とはいえ、これが今年の桜。
平日勤務で土日しか自由にならない会社員ですからね。曜日と天気の組み合わせは選べません。
明日は雲が切れて、太陽の日差しが桜を照らすでしょうか。
新たな桜との出会いがありますように🌸

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