見出し画像

京都で食べたい、味わいたい

短い滞在期間で、何食べよう?
いつも頭の中で思いを巡らすけれど、計画通りにはいかないし、念願叶っても「あれ?」ってこともあります。
そのなかで間違いない、私の定番を少しご紹介です。

インド食堂TADKA(タルカ)

出会いは何年前か覚えていないくらい。京都に行くたびに食べたくなるのです。

もっとも食べたのは、ランチの「ベジミールス」です。京都に着くと、お店に直行したことが何回も。
気取らず、テキパキ、スッキリとしたフレンドリーな感じが心地よいです。

何年か前、友人と夕食を食べに行ったときのこととです。
私達以外は地元の馴染みのファミリーしかいなくて、小さい子が好きそうな料理についてのやり取りが聞こえて、ごはんが美味しくて、穏やかな時間を過ごしたのが忘れられないのです。

そして、「来週から店主はインドに行くため、お店休みます」の張り紙を見て、今日来られてよかった~、という”インド料理屋、あるある”なことも。

さて、今回は夕食を新しいタルカの店「タルカ2」で食べることにしました。
(以前からのタルカは、朝と昼の店になったそうで、タルカ2は夜のみです)

予約は必須とのことで、3日前に電話でしっかりと席を押さえました。
当日、入店して名前を告げると「お客様のお名前では予約がありませんが・・・」と。
うん、これは!
電話に出た方がカタコトの日本語だったこと、フルネームを名乗ったら、ファーストネームの方を繰り返して聞かれたことを思い出しました。

あるある・・・!
私の名前は決して珍しくないけれど、外国の方には聞き取り・発音が難しいようで、メモされた名前は苗字でもファーストネームでも(でも、惜しい~感じ)なかったようでした。(*注)

そんなコントみたいなやり取りを経て、無事カウンターに案内されました。

店内のインテリア、雰囲気が素晴らしくて、タルカのサイトで予習した通り。カウンターもテーブルも照明も・・・

私はアルコールに弱いので、ノンアルコールドリンクにオリジナルメニューが選べたのが嬉しい。
選んだのは、スパイスティーです。チャイのミルク抜き、といったところ。食事に合わせるため甘くありません。レモンをキュッと絞ると最高。

”コースは2名から”なので、お店の方と相談して、前菜1品とカレーとライスにしました。

まずは、前菜。
エビをスパイスとマンゴーピューレでマリネして焼いたもの(料理名覚えられません、ごめんなさい)です。

エビ、ほどよい焼き加減

香り高く、辛すぎないスパイスの奥に果物の甘さ(でも控えめ)で、スパイスティーと合う〜

チキンカレー

わぁ、こちらも好きな香り~
チキンもふっくら柔らかく、パラパラのライスとぴったり。

マサラチャイ

席からキッチンを見ると、チャイは2つの器を高い位置から行ったり来たりさせて、空気を含ませ泡立てていました。
重ねた器の両方にチャイが入っているんです。(桝に入ったコップ酒的な)
「あの、どうやって飲めば?」と聞くと、
決まりはないので、ご自由に!
との答えでした。

夢のような時間を過ごしました。
出るときにドアを閉めたら、ドアの中に今までいた店が丸ごと吸い込まれて、音が消えて、スーッとお店が消えてしまった錯覚を覚えました。違う世界にいたのかな、そんな気持ちでした。
エレベータを降りて押小路通に出ると、「やっぱり京都にいたんだ」。余韻を感じながら宿に戻りましょう。

(*注)お店の名誉のために。これは、たまたまのタイミングでこのようなハプニングになってしまったようです。

ミックスジュース

うってかわって・・・
やっぱり、関西に来たならばミックスジュース!
河原町の髙島屋地下のジューススタンドで、つい飲んじゃうんですよね。

安定の美味しさ。

髙島屋の地下にて

あ、他の店で飲んだことないのでは・・・。
次回は、ミックスジュースを極めるのも良いかも😊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?