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下田あじさい祭

この時期「あじさい祭」は、全国各地で盛り上がっているでしょう。私もこれまで地元のあじさいイベントを見慣れていたのですが、下田のあじさい祭には圧倒されました。

祭の会場は、下田港を見下ろす下田公園です。申し訳ありません。まったく知識なくて、何となく整備された庭園、もしくは小高い丘の公園かなぁ〜くらいの認識でした。
ところが、ペリーロードから公園の入口を見上げると、ちょっとこれは山?ハイキングコース?といった印象。

公園の入口です

少し上がって、開けた場所から下田の街が眺められます。そう、このくらいの高さのイメージだったのですが、ここは「ほんの入口」。ここからが、下田公園です。

あじさい群生地の案内通りに石段を登っていきます。多くの人々が行き交います。

まだまだ登らなくては

まさに、あじさいの道。

歩いてきた道

振り返ると、歩いて来たあじさいの道の向こうに街並みが見えます。

水彩画のような

背丈より高く、だけど圧迫感なく花に埋もれた幸せな道です。

木々とあじさいの配分がいい
まるで、あじさいトンネル
明るい日差しに輝く
水色系が多い場所
ピンク系が多い場所
東屋が埋もれている
先は長い

こんなに登っているのに、まだ頂上ではないのです。

チラリと海が見えて
明るい紫

そろそろ、この辺りが尾根、頂上かも。

木が日陰をつくり、あじさいを守る

気付くと桜の木があります。きっと、桜の季節も素晴らしい桜の山になることでしょう。

斜面すべてが、あじさい
木陰と日差しのコントラストが強い
港に明るさを合わせました
下の道を歩く人々が小さく見えます
素敵だな

道の分岐点に、100m先に展望台がある、との案内がありました。ん~~、と悩んだ理由は、下り道だったから。戻ることになるので、帰り道は登りになるのは必定のことで…
ても、違う方向の眺めも見たい!もう少し頑張ることにします。

黒船がチラリ

なるほど…
違った雰囲気です。黒船が通り過ぎました。遊覧船かな。慌てて撮影したので、木々に隠れる寸前ですね。

ベンチで水分補給して、立ち上がり、元の道に戻ります。

斜面のあじさい

視界全てがあじさいなんです。もう、他に言葉は要らない。

この辺りから下っていきます。

純白
ピンクの縁取り
明るい紫
ピンクと青

だんだんと、街が近づいてきたかもしれません。

日向でも元気
そろそろ公園の出口が近い

少しづつ降りてきて、だいぶ低くなってきた実感が伴います。海が近くなってきたようです。

なんとも言えない色

そして、ついに!

撮影ポイント

ようやく公園を出ました。あじさいの夢から覚めたような感じがします。

私が公園に入った場所とは別の入り口(こちらの方が正門かな)ですね。ふと、心配になり、駐車場の誘導をされていた方に、「ここからペリーロードはどのくらい歩きますか」と尋ねると、「3分くらいかな」とのこと。

その3分の間にみた「あじさいの夢」は、登り道に息を切らせ、汗だくになり、でも最高の美しいもの、でした。

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