見出し画像

家族5人で海外移住するまでに準備したこと~実現までの2年間のロードマップ~

はじめまして。3児の父Shunです。

今年、マレーシアのペナンに家族で海外移住をして、
10歳長男、6歳次男、3歳長女と一緒に暮らしています。

「子育てを海外でしたい」

結婚当初から妻とそんな話をしていましたが、漠然とした夢でした。

長女が生まれたときに取った育休をきっかけに、
実際に海外移住を計画して2年かけて実現することができました。
その間にしたことをまとめてみました。



海外移住のロードマップ ~実現までの2年間にしたこと~



2年半前 子供の英語学習スタート(当時小1・年少)

2年前  海外移住の決断 妻とのすり合わせ
    <移住先の選び 情報収集>

1年前  転職活動スタート
     前職への退職意向の伝達

10か月前 前職の最終出社日

9か月前 父子でのフィリピン語学留学
     移住候補地の下見

8か月前 本格的な転職活動

7か月前 転職内定 移住地最終決定

6か月前 ビザの手続き(1か月程度)
     本格的な学校選び・住居探しスタート
     現地在住者やエージェントにコンタクト

    (渋っていた長男がこのころ移住に前向きに)

3か月前 父の現地生活スタート
     妻と2人でのインター見学・住居の下見

2か月前 インターのオンライン面接試験 内定 学年調整

1か月前 妻の最終出社日
    <日本の学校、保育園、年金、保険、国際免許など各種手続き>

2023年4月 家族での生活スタート

移住先選び


これが一番楽しかったかも

旅行先を考えるように、住む場所として国と都市を調べて、実際にいる友人らに話を聞いて、移住のイメージをするのはそれだけでワクワクでした。

最初の移住先は英語圏のアジアの国がいいと思っていて、物価・治安・食・気候・将来性などから候補となったのは、インドとマレーシア

当初はインドを目指していて下見にも行きました。

ビザと仕事


家族で移住するにはもちろんビザが必要です。
そのために転職することが前提にありました。

転職活動するも、インドで思うような仕事が見つからず。
マレーシアに広げて探していたところ、いくつか内定を頂きました。

海外での転職活動にあたり、履歴書作成・面接対策などはフィリピンでの親子留学がかなり役に立ちました。

生活のしやすさ、多様性、治安の観点から、妻と相談して最終的にペナンに移住することに決めました。

家族間のすり合わせ



ここが一番大事なところだと感じています。

ラッキーなことに、夫婦で結婚当初から海外で子育てをしたいという思いは、共通でした。

海外経験が豊かな妻は、「家族の絆が深まるから」という理由でした。

純ジャパの私は、家族で海外に住むのが夢でした。

タイミングとしては、子どもが6歳から10歳くらいがいいだろうと思い、
今しかない。あとで後悔したくない」と決めました。

難しかったのは長男の意向



小学3年生にもなると、日本の友達もできて、学校も楽しいと長男は話していました。

移住を計画してから、長男に1年くらいかけてちょっとずつ思いを伝えていきました。

それに対する長男の答えは

「なぜ海外に行かないといけないのか」

その気持ちもよくわかりました。
否定することなく、受け止めたうえで前向きに声をかけるようにしました。

「海外に行っても日本の友達とも時々会えるよ」
「オンラインでも話もできるし、ゲームもできるよ」
「フィリピンの短期留学で、友達もできたよね。
 むこうでもすぐ友達ができるよ」
「ママも同じくらいのときに海外で過ごしていい経験になったよ」

クラスの友達のなかにも海外に転校する子もいて、徐々に前向きになってくれました。

学校選び



夫婦で意見が食い違ったのが、学校選びでした。

私はマレーシアにはインターナショナルスクールが多くあって、多様な国籍な人たちが通っているのでインターがいいなと思っていました。

それに対して、海外育ちの妻は「現地校がいい」と。

学校は多くの選択肢があります。

何を優先するのかはそれぞれです。

実際に妻と一緒に現地の学校を見学に行って、先生や子供たちの明るくて、雰囲気が良かったインターに応募することにしました。

子供の英語


子供たちは日本の公立の小学校、保育園に通っていましたので移住してから苦労するのは当然だと思っていました。

日本にいる間に、英語に慣れることを意識して、週1・2回、近所にある英語教室に2年半通いました。

シンガポールとタイのインターで教えていた日本人の先生が運営していて、ここでフォニックスや、英語で算数や科学を学ぶという経験ができたのは大きかったです。

また、フィリピンのセブ島に私と長男、次男の3人で語学留学に行きました。

コンドミニアムに泊まって、日中は勉強するというのは移住生活をイメージするのに役に立ったですし、同じように移住を考える親子に出会えて非常に貴重な経験になりました。
          

まとめ



海外移住を決めてから

どんな人生を送りたいのか
何を大事にしているのか

見つめ直すことになりました。

私なりの答えは、家族との時間、思い出を大切にしたいということでした。

そして移住に向けて準備する過程で、たくさんの素晴らしい出会いがありました。

フィリピンの先生、移住を目指す親子、子供たちの英語教室の先生、移住に向けてアドバイスをしてくれた人たち、移住を応援してくれた友人たち・職場の仲間たち

最初目指していた場所と違うところに移住したけれど、その経験を含めて最高だったと感じています。

住む場所も、仕事も自分で選ぶことができる

そう実感した2年間でした。

長文を読んでくださって感謝します。

私の経験が何かの役に立てばと思っています。

ご質問などがありましたら、可能な範囲で答えていきたいです。

この点が気になったとか感想があれば、ぜひ寄せてください。

読んでくださって有難うございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?