強引な客

スタジオで以前即興で演奏した曲達を
うる覚えで3人でボーカル無しで弾いて終わった

自分が作った曲だがベースで弾くと感覚が分からない

近々ライブでもやりましょうと話して
メンバー全員は笑っていた
恐らく冗談だと思っていたのだろう

その帰りに街の地下にあるBarに寄った
友人M君が店長代理をしている所だ

そこはムードのある雰囲気で夜Jazzなどの実力演奏者が弾いているのを見ながら飲める所である
昔一回お邪魔して以来の入店！

「よっ！久しぶり！」

店長代理M君
「何しに来た！」

「今度ここで演奏したい」

「そもそもお前楽器弾けるのか」

「俺弾けないけどベース担当！今練習してきたで任せとけ」

「………！」（こいつはヤバい）