会いたい人に会いに行く!絶賛迷走中な私の"突破"のための東京1泊旅
「そもそも、私は何がしたかった?」
の疑問から抜け出せずに、
モンモン、モヤモヤ、過ごしたこの1ヶ月。
今回の東京旅ですべて解消したわけではないけれど、
解決のための「糸口」は見えてきたような気がします!
日常からはなれて、新幹線で2時間半かけて遠くへ行く。
子どもの世話から離れてひとりで一泊を過ごす。
自分を俯瞰する”メタ認知”はやっぱり定期的にしなきゃなーって
確信した”突破”の1泊2日のお話です。
絶妙なタイミングで「東京行く?」の福音が来た
ちょうど自分が何をしたかったのか?よくわからなくなって
迷いの森に入ってしまったとき、Facebookに一通のお知らせが来ました。
それは社会起業で70億もの売り上げを出すボーダレスアカデミーの
副社長すーさんこと鈴木雅剛さんと「年に2回飲む会」
アカデミーでお世話になり、ずっとお礼をいいたいなあと思いながら言えなかったすーさんへ「会える機会があるらしい‥」ということで、速攻!参加表明をしました。
なんたって自分は絶賛迷走中。
なんとか年内には気持ちをスッキリさせたいし、来年の方向性も決めておきたい‥ということで、すがる気持ちで東京行きを決意しました。
あとから子どもを見てもらえるか夫にも確認を取り、なんとか行けそうなので、ホテルと新幹線を予約して、来る日を心待ちにしていたのです。
さて、東京へ行くということで‥
「それならずっと行きたかった友人夫婦が世田谷にオープンしたイタリアンのお店へ行こう!」
「それなら会いたかったあの人にも声をかけてみよう!」
と、自分の中でやりたかったことがどんどん出てきて
1泊2日にフルに予定を入れて東京へ行くことになりました。
楽しみではありながらも、自分の子どもが熱など出さないかドキドキ・・。
私は無事その日を迎え新幹線に乗車できたものの・・東京で会う予定していた二組の子どもさんに熱やら嘔吐やら発生!
まあ、この季節あるあるの話です。
会えなくなったのは残念ですが、また次回ということで
キャンセル分は「貴重な自分のひとり時間」に変更し、2日間を目一杯楽しんできました。
やっと来れた!18歳からの友人がオープンさせたイタリアンを訪ねて
世田谷区祖師ヶ谷の商店街の中にあるイタリアン。
1年半前にオープンした友人夫婦のお店「タラッリ」さんです。
京都で18歳のとき出会って以来の友だちで、2人が
ずーーーっとイタリアンで修行し、想い続けた夢が叶ったピザ専門店です
京都のイタリアンで働き、イタリア・ミラノへ行ってお店で修行し、日本にもどったら東京のお店で働き、
20年近い時を経てついにオープンさせた自分たちのお店。
開店のハガキが来て以来、ずっと「行きたいなああ!」って思っていたのがついに実現しました。
思い描いていたことが、ちゃんとカタチになるって本当すごいことですよね。
土曜日のお昼時という、忙しい時間に訪ねてしまいましたが、2人が働く姿がよく見える席で人気のピザランチをいただきました。
実は私の実家も飲食店をやっていまして、うちの父と母は70代ですが現役でまだ店をやっております。
1階が店舗、2階が住宅といった環境で育ったので、飲食店の大変さは、なんとなくわかりるつもりです。
友人とは、店がオープンした時のこと、テレビで取り上げられた時のこと、集客のこと、子育てのこと・・つのる話はいっぱいでして。
途中、保育園からかえってきた友人の子どもちゃんも一緒に、グミたべながらすごして、あっという間に次の予定に移動する時間になりました。
ずっと思い描いていた夢を一途に20年続けてきて、叶えた2人のお店。
実際に自分の目でその様子を見たことで、じーんと胸いっぱいになりました。
ケンカしながら店をやっていく姿とか、自分の親を見てるみたいで
余計に胸に迫ってくるものがあったのかも^^
スタートしたばかりで、これからが長い道のりだと思いますが、まずは「夢を実現させた」ってこと、ぜひ誇りに思ってもらいたいって思います。
銀座で人ちがい!?集合場所にいた女性に他人と気づかず会話はずむ事件
続いては場所を銀座に移動して、この度の第一目的だった「すーさんと年2回飲む会」の集合場所へ。
この日集まるメンバーは10数人だったのですが、半分くらいの方は顔を存じ上げておらず‥ちょっとドキドキしながらビルの下で待っておりました。
すると同じく集合場所で誰かを待つ女性が‥。
チラッ、と2、3回目があう。
「あれ?これってもしかして同じ会の方?」と思いながら
Facebookを見ながら、どんな方だったかなーと確認してたら
向こうもこちらを見ている。
またしても目が会う二人。
「あの・・・〇〇さんですか??」と話しかけると
「そうですー!」って話が始まりまして、
・関西のどこから来たとか
・新幹線使ってきたとか
・今日はどこに泊まるとか
一通り話したところで、
今日の集まる人の共通の話題であるボーダレスアカデミーについて
「えっとボーダレスは何期でしたっけ??」とたずねると
「は・・・??」と。
え・・・
「あの、私違います‥」と言われ
「え??ボーダレスアカデミーの人じゃないんですか?」って聞いたら
「ちがいます」と。
どうやら全く知らないグループの方だったようです。
間違えてしばらく会話していた二人。
うそやん‥。
最初に読んだ名前も偶然似ていたようで
その他の会話もなぜか成り立ってしまい・・
二人で思わず吹き出して笑うという、そんな珍事件が発生しました。恥ずかしくもおもしろすぎた、アクシデント。
こんなこと‥ありえる??
よく見たら、私は集合時間を30分も間違えていて、だいぶ早く着いてしまったようです。
どおりで今日会うはずの人がいないわけだ。
そうこうしているうちに時間が経ち、本物の参加者と無事に出会ってお店の中へ。
ついに!会えた!ボーダレスジャパン副社長すーさん
ビルの入り口で早くから私は待っていたのですが、なぜかもう店内にいて席に座っていたすーさん。
幹事長であり、長女の学校の校長でもあるタツローさんも来てるではありませんか!
(いつの間に来てたんだろう??)と思いながらも、そそくさとすーさんの隣の席ゲット。
いや、ほんと事業のこと、今の自分のプライベートの子育ても含めた相談をすーさんにずっとしたいと思っていたんです。
会では全員がちゃんと相談できるように、席替えもする予定だったようですが、12名の参加者全員が「自己紹介とすーさんへの愛」を語ったら、もう一次会終了の時間間近。
「相談したくて関西から来ました」って言う私と、あとの福岡から来たお二人とともに、優先的に相談させていただけました。
(みなさんありがとうございます)
私が聞きたかったのは、事業内容について「親子ツアーをとりあえず1年やってみたけど、どうもうまく行かない。次の一手どうしましょ?こんな感じっすか?」だったのですが
それと同時に
「実はこの一年ほどで自分の状況もだいぶ変わってしまい、長女は完全不登校で、次女は腎臓系の持病発覚。平日は図書館に連れて行ったり、大学病院に連れて行ったり、とにかく子育てに時間がとられてしまう・・」というプライベートのご相談も。(こっちがメインだったかも)
なぜすーさんに相談したかというと、世の中の「ママ」がどういう苦労・苦悩をして働いているのか?を手に取るように理解し、共感してくださる方だからです。
キレっキレ!の論理的経営相談ももちろん卓越した方なのですが、それと同時にすごいのが、すーさんの「共感力」
だからこそ、経営相談だけでなく「人生相談」する方が多いのでしょう。
私もそれ目的で、今回東京に来た!といっても過言ではないかも。
そしていただいた言葉は
「子育ては後悔ないようにした方がいい。特にママは」
「でも事業もやらないと自分が壊れてしまう。だから、週に10時間でも事業をやって、バランスをとること。ムリして子育てだけしても、その不満は子どもに伝わる。まあ、2年もすればまた(子育ての)状況は変わるから」
とのこと。
なんか話を聞きながら、私泣きそうに・・いや泣きました。
日常の子育てから離れて、東京という場所から、改めて我が子のことを想い、尊敬する方から温かい愛のこもったアドバイスを聞いていたら、じわーと涙が。
たくさん話したわけではないのに、こんなにも"こちらの状況がわかる方"っていらっしゃるんですね。すーさん本当にすごい。
やっぱり何人もの社会起業家を見て、育てて来られてるから、サクサク答えがでるんだなあって、改めて鈴木さんの偉大さを見せつけられました。
さて一次会だけでは到底、全員の相談には応えられないということで、二次会&三次会まで。
すーさんは翌日は登山に行かれるとのことで、「ぜったい早く帰りたいやつ
」だったかと思うのですが、迷える子羊起業家たちのために、0時までお付き合いくださり、翌朝の5時には山へ向かわれたとのことです。
おかげさまで、アカデミー同期にも会えたし、他の起業家のみなさんとも交流を深められたし、めちゃくちゃパワーもらいました。
事業の成功とは?長女の通うアツい学校長にも会う
長女の通うメタバース小中学校オンラインスクールNIJINアカデミー。
こちらの創業者&校長先生であるタツローさんともお話しました。
実はうちの子がまだクラス単位の少人数の会議でも、画面の顔だしや声出しができていないことや、不登校児の親が抱える負担についても。
校長からは「このNIJINアカデミーがニュースやネットで取り上げられることよりも、〇〇さんのような自分を出せない子が安心して自分を出せて、初めてNIJINアカデミーは成功って言える」とのアツい言葉が返ってきました。
「たったひとりを救いたい」と真剣に想って活動する人だからこそ、そこに大きな共感を呼んで、たくさんの人を巻き込み、社会を変えて行くんだ‥と確信いたしました。
私も保護者のひとりとして「子どもたちの生きやすい社会」を創る仲間でありたいと強く感じた、そんな時間でした。
入れたら出す!速攻ひとりアウトプット会
ということで、たくさんの方と話して、いろいろ感じて、頭も気持ちも満杯ーーー!になったところで翌日はアウトプットタイム。
あさ7時、開店直後の清々しいスタバへ直行し、もくもくノートタイム。
今の自分の頭の中にあるアイデアやら感情やら全部書き出しました。
そうしていると、今やるべきことも見えてきて、早速「帰ったらやることリスト」も作成。
"今の私にできるのは「発信」だ"っていうのがひとつの答えです。
もっと社会問題に触れる機会を提供したい!ってのが私のそもそもの想いなのですが、親子ツアーはそれが万人に受け入れられるものではなかった。
そこで「もっと手軽に、知ってもらえる方法は?」って考えたら、まずは発信かなという結論に。
毎月10本のリール動画を作成して、インスタ投稿することにしました。
インスタはこちら↓↓↓
https://www.instagram.com/junko_okubo_/
テーマは「頑張らなくていい”社会にいいこと”」
エシカルワンピースの投稿が好反応だったので、他にもだれでもできる「ゆるエシカルライフ」をママ目線で発信していきたいと思います。
そして、「何をしたらいいかわからないときこそ、発信せよ」っていうのは、前にいた起業塾での教えでもあり‥
とにかく自分の中から出すことで、
・どんなことに人は興味を持つのか?
・何なら私は人のお役に立てるのか?
を知ることができるから、です。
リール撮影に必要な物品もその場でぽちっと購入して、サクサクすべきことが進んみました。
ああ‥なんて、いい感じ!
その後ホテルをチェックアウトしてから、別のホテルのラウンジに来て、またビジョンやら来年の目標やらもくもくとノートに書き出す。
こうやって自分の思考に没頭できる時間って‥
最高すぎる。
家にいたら間違いなく15分に1回は
「お母さん見て!」
「牛乳のみたい!」
「一緒にこれやろう〜」
と子どもたちからのジャマ‥いやお誘いが入るわけです。
「だれにも侵入されないこういう時間が欲しくて東京来たのかも?」なんて思いながら、ひとり時間を満喫させていただきました。
最後に 〜余命一年だったら、あなたはどう過ごす?〜
この東京1泊旅の前日、私は病院へ行っていました。
それは日本人女性がかかるNo.1ガンの精密検査を受けるため。
先日受けた健診にひっかかり「要精密検査」を診断されていたんです。
いつもなら楽天的に考える私ですが、今年は次女が検尿の検査にひっかかり現在も大学病院でフォロー中なので、ちょっと弱気に。
「私もマジでヤバかったらどうしよう‥」
なんて思いながら、検査を受けに総合病院へ。
結果的に「大丈夫でしょう。念の為、数年は毎年検査を受けましょう」とのことでした。
まだ幼い我が子のことを思うと死ぬわけにはいかないし、まあ、ガンも最近は治る病気にはなっているわけですが、ここであの方の言葉を思い出したのです。
それはすーさんが "迷っている人"にいつも投げかける質問。
「もし余命一年だったら、どうしますか?」
"要精密検査"のお知らせが来た時、私も考えてみました。
・私だったらどうするだろう?
・残りの一年を何に使うだろう?
そこで出た答えは「家族と過ごす」でした。
自分で会社も作ったし、やりきれてないこともいっぱいあるんだけど、
きっと
自分の持ってる財産の半分をバングラデシュの子どもたちへ
もう半分を日本の子どもたちを支援するフローレンスさんへ全額寄付して、
やりたかったことは全部託して
最終的に自分は、自分にしかできない「子どもたちの母親」として生きることに時間を使うだろう‥って。
ということはやっぱり、さっきの話に戻るのですが、
すーさんに言われた「子育てで後悔することはないように」ってのが"正しい答え"なんだろうって思います。
たとえ今は事業が思うように進まなくても、結果が出なくても、「子どもと過ごす時間」は大切にしたい、という自分の思いにも気づきました。
帰りの新幹線は寝るのも惜しくて、ひたすら明日からやるべきことを書き出しました。
新大阪駅から最寄りの駅につくと、迎えに来てくれた夫と子どもたちの姿が‥。
ニコニコしながら出迎えてくれた家族を見て、
単純なんですが「ああ、幸せだなあ‥」って感じました。
全然稼げてないのに私の挑戦をあたたかく見守ってくれる夫と、ただただ私を好きでいてくれる子どもたち。
私と一緒にすごしてくれる家族に感謝をして、気持ちを新たに起業活動に向き合いたいと思います。
友人夫婦と「すーさんと年2回飲む会」参加のみなさま、
楽しい時間をありがとうございましたー!
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