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アメリカ人は地元チームの野球帽をかぶり、なぜ日本人はNYヤンキースの野球帽をかぶるのか?

東京の梅雨入り直前に、乾季の
サンフランシスコに戻りました。

戻って早々に熱波に襲われている中西部と
NYを回ってきたのですが、異常な暑さで、
地球温暖化を日本以外の国で初めて感じました。

サンフランシスコの夏は、寒流である
「カリフォルニア海流」の影響で、夏でも気温
がそこまで上がらず涼しい(時に寒い)んです。

そんな夜はかなり冷えるサンフランシスコに、
熱いLAドジャースがやってきたので、
大谷翔平さんを観に行ってきました。


アメリカで生活していると、地元のスポーツ
チームへの愛が半端ないなぁと思います。

地元チームが戦う日のスポーツBarは満席だったり
家で飲みながら友達とのTV観戦もアメリカあるある。

そして地元チームの帽子をかぶっている人を
街でよく目にするのです。これ少なくとも
私が知る東京では見られない光景。

その昔、私が子供の頃、男の子達は
お気にいりの野球チームのキャップを
かぶるのが定番でした。


そんな子供たちの数がめっきり減っている
一方で、NYヤンキースのNew Eraキャップ
をかぶっている大人の数はものすごく
増えています。それでいて、読売ジャイアンツ
やヤクルトスワローズのキャップを
かぶっている人は、球場付近以外では
見けかたことがない。

数年前、息子にアメリカの大学のパーカーが
流行っているから注文しようか?と尋ねたら
「行ってもいない大学の洋服を着る人の
気持ちが分からない」と即答。
横文字だと意味も分からず、つい素敵と
思ってしまう母とアメリカ育ちの息子。


考えてみれば、早稲田大学を出た人が
慶應大学と入ったパーカーは着ませんよね。
これって意味が分からず漢字でTatooを
入れている外国人と一緒なのかも。


アメリカでご贔屓チームのキャップを
かぶるのは、地元愛だったり、スポーツが
国民の生活に根づいている証なんですよね。
そして日除けとか寝ぐせも隠せるとか、
とりあえずみたいな利便性も絶対あると思う。

日本では、メジャーリーガーで活躍する
日本選手は増えているのに、残念ながら
野球離れは進んでいるんですよね。

そして、帽子は髪型が崩れるから嫌という
声も聞きますが、それ以前にどうも
お洒落に見えない野球キャップが多すぎる。

NYに行ったことのない人達でも欲しくなって
しまうヤンキースのNYのロゴは、
実はあのTiffany社がデザインをしています。
それをNewEra社がストリートファッション向け
に仕上げているので誰がかぶっても様になる。

最近は日本の野球機構やプロバスケットボール
チームなどもNewEra社と契約をし、新しい
デザインを出してきているそうなので、
日本のプロスポーツ業界もキャップと共に
盛り上がったらいいなぁと思います。


そして「キャップをお洒落にかぶりたい」
という方の帽子の選び方のポイントです。

縁(ふち)がないキャップは
実は耳から下の輪郭を目立たせます。

大きくエラが張っている方や丸顔など
顔の横幅のある方は、浅めのキャップを
かぶるとかえって顔を大きく見せることに。

小顔に見せるには、帽子の深さと
つばの長さが重要です。

だいたい深さやつばの長さは、頭の周囲に
応じて変えてみてください。


深さ:11cm~13cm
つばの長さ 7cm~7.5cm
このくらいあると小顔効果ありです。

キャップが無理だった方は、バゲットハット
やつばのある帽子なら似合う可能性大なので、
日焼けや熱中症対策、髪や地肌のダメージ予防
など暑い日本の夏に帽子もぜひお役立てくださいね。


















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