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私流のブックオフの楽しみ方 ~クソッタレな人生に居場所を作ろう!~

ブックオフで立ち読みが解禁されましたが、ショッピングの場としても普通に楽しいということを私は伝えたい。ブックオフであなたにとっての宝探しをしませんか?という記事です。

おはようございます。

皆さん、どんな趣味をお持ちですか。
私は主に、ポップなコンテンツを広く浅く消費するのが趣味です。最近は音楽とYouTubeがマイブームですが、ゲームやネットサーフィン、読書、マンガも広く嗜み、あとたまに映画やアニメなど観たりします。
とんだミーハーインドア野郎です。

そんな私にも10年ちょっと続いているアウトドア趣味があります。
それはブックオフでのお買い物です。中古の本、マンガ、CD、DVD、ゲームを漁りに行きます。
どうです、とってもアウトドアでしょう!

というわけで、今日は私なりに身に付けたブックオフの歩き方を皆さんに啓蒙していきます。
みんなも行こうぜブックオフ!あんまり沢山来られるとお店が無駄に混みあって、それはそれで困るけれども!!さあ行くぞ!!!!!


ブックオフってなに?

ブックオフグループでは、本やアパレルのリユースを切り口として事業展開をしております。本・CD・DVD・ゲーム・携帯電話等を取り扱う「BOOKOFF」と、BOOKOFFに加えアパレルを取り扱う複合店「BOOKOFF PLUS」、またBOOKOFFに加えアパレル・スポーツ用品・ベビー用品・腕時計・ブランドバッグ・貴金属・食器・雑貨等を取り扱う大型複合店「BOOKOFF SUPER BAZAAR」を展開しております。また、新刊書店「青山ブックセンター」、「流水書房」の展開を行っております。

公式サイトQ&A「ブックオフグループで展開している店舗を教えてください。」

簡単にいえば、色んな中古用品を手広く扱うお店です。
オタク向けグッズで言えば、トレカやフィギュア、キャラグッズ、楽器、絵本なんかを取り扱ってる店舗もあります。
割と良いお値段する商品もままあるけど、安いものは本当安いです。

通うようになったきっかけ

中学生の時、学園祭に古本市のコーナーがありました。
利益度外視だからというのもありますが、教科書に出てくるような有名な作家とかの文庫が全部100円で売られていて、オラぁぶったまげただ(迫真)
その日、私は目覚めてしまいました。中学生の小遣い程度で物がいっぱい買える、中古マーケットという市場の魔力に。

私は最初こそ純文学だけを熱心に漁っていましたが、年を取るごとに新書・実用書、ゲーム、DVD、マンガ、CDと徐々に活動範囲を広げていきました。
今では私にとってブックオフは、いくらでも時間を潰せる精神的安らぎの地です。
他の中古屋さんも大体好きなのですが、ブックオフは取り扱いジャンルや売り場面積、店舗数、何より私にとっての思い出の質と量が別格なのです。ブックオフアイシテルゼ!!!

私的・ブックオフの楽しみ方大全

目的の商品を宝探しだ!

まずは、宝探し感覚で商品を探すのがおすすめです。

通い始めた当初から今まで、私的に一貫している楽しみ方が「欲しい商品をできるだけ安く買う」です。
最初は少ないお小遣いでやっていく為に仕方なく安い物を探し回っていたのですが、お金のある今でもなお続けています。もはや「安く買うこと」自体が目的と化しています。
なぜなら、ずっと探していたモノが安く見つかった時のあのビリッとくる感激。あれがどうにも忘れられねぇんです!!!

最近では、山瀬まみさんの『親指姫』というアルバムを600円ぐらいで買いました。
大槻ケンヂさんや三柴理さんなどの「そっち系」のアーティストがサポートとして入ったアルバムとして有名(?)でして、もう5年ぐらい探してやっと見つけたんです。脳汁がドバドバ出ました。
まあその5年の間にサブスク解禁されてたんですけどね。普通に知らなかったよ。ハハハ…

しかし、このくらいメジャーな作品ならば、金に糸目をつけなければネット通販ですぐに手に入ります。
だからもし私のように「安物買い」を志すのであれば、「欲しいけれども、別に今すぐじゃなくてもいいかな」レベルのものをブックオフで狙っていくといいです。
「今スグに欲しくて堪らないモノ」は、お金があるならすぐに通販で買っちゃう方が良いです。上手くいかないと年単位でかかっちゃうので。

なお、私のように「安さ」にこだわる以外には、「サブスクや図書館には置いてないモノ」や「所有してイキりたいモノ」とかをお宝に設定して狙ってみるといいかもです!
「大人買いしたいぜ!」という気分の時は、マンガのセット売りコーナーを狙うのもオススメ。

思いがけない出会いを楽しもう!

そんなこんなで宝探しをしていると、当初の目的には無かった思いがけない宝物との出会いがあったりします。
これもまた醍醐味です。

毒にも薬にもならぬ出会いでいえば、ドキュメンタリー映画にハマっていた頃に出会った『悪魔の毒々映画をカンヌで売る方法』という映像作品が凄く面白かったです。
カンヌ映画祭の会場で過激なパフォーマンスをして、自主制作のC級映画をプロモーションする映画会社のドキュメンタリー。スケベもあるよ。
これは普通に生きていたら出会えなかった一作です。

あと、大学の学科選びに大きく影響した本とも、ブックオフで偶然出会いました。
ブックオフはもはや私の人生の一部です。

各地のブックオフを巡礼しよう!

遠くのブックオフに行ってみるのも楽しいです。

基本は通勤・通学の途中にあったりする行きやすい店舗に通うと良いですが、たまに違う店舗に行くのも楽しいです。
店舗ごとの品揃えの差を肌で感じて、「この地域にはこの声優さんのファンがいるのか」とかどうでもいい類推をしましょう(しなくていい)。

あとはブックオフに限らずハードオフやディスクユニオン、その他色々な中古屋さんも開拓していきましょう!

立ち読みが解禁されたらしい

その他、ブックオフの楽しみ方として、マンガや本の立ち読みもあります。
私は所有欲が強いのでガッツリ立ち読みしたことはないのですが、立ち読み勢は古くから一定数居ました。

そんな立ち読みはコロナ禍の影響でしばらく禁止されていましたが、最近再び解禁されました。
店内放送でもきんに君が立ち読みマナーを周知してましたよ。
ブルドックを連れ込んではいけません。パワー

立ち読み勢の皆さんも、お互いマナーを守ってブックオフ生活やっていきましょう!

おわりに

どうでしたか。

最後に、今回わざわざ宣伝っぽい記事を書いた理由を述べますと、「居場所としてのブックオフ」という概念を布教していきたかったからです。
なお、私はブックオフの回し者ではないです。むしろバイト応募して落とさたことがあります(泣)アコガレダッタノニ…

過去を振り返ってみた時、私にとってブックオフは大切な居場所でした。
学校しんどいな、と感じても、放課後にブックオフに寄り道するのを楽しみにして、なんだかんだ毎日をやり過ごしていました。
おおむねあいうえお順にびっちりと並んだ本の背表紙を真剣に見ている時は、現実のことは何も考えなくて済みました。

しかし、私がブックオフに買い求めに行っていたコンテンツは、今やほぼ全てがサブスクやネット通販ですぐに手に入ってしまう時代です。
そうなると、お金も友達も碌に持たないかつての私のようなイケてない若者にとっての、リアルでの居場所が無くなってしまうのではないか、とふと思ったのです。
外の世界になにか楽しみやモチベーションが無ければ、必然的に家に引きこもってしまうのではないでしょうか。

ということで、余計なお世話なら別に良いのだけれど、居場所ややすらぎが欲しいならぜひブックオフに行ってみて下さい。楽しいよ!

お読みいただきありがとうございました。

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