私の更年期事情~ホットフラッシュ~

25年前に書かれた更年期についての本を読んだ。なかなか人には聞けないことがいろいろ書いてあって参考になった。なるほど、こういう症状も更年期からだったのかも知れないと思いながら読んだ。
最初の更年期の自覚症状はホットフラッシュだった。
自分はもともと多汗な方で、若い時は全身に汗をかいていたが、40代後半からは首から上が急激に暑くなってこめかみや後頭部からうなじにかけての汗が止まらなくなることが多くなった。真夏はもちろんのこと、春先から秋の終わりまでそのような状態が続く。マスクをしていると余計息苦しく、おでこや鼻の周りも常に濡れていて、ミニタオルを何枚持ち歩いてもすぐに湿ってしまうような状態。子どもの学校の保護者会や仕事で接客する時は相手の話に集中出来なくて本当に困る。
いったい何歳頃まで続くのだろう。母はもうじき90歳だが、まだ冷えのぼせが続いているらしい。これは更年期というより自律神経の関係だとは思うが、遺伝しているとするとうんざりだ。そんなになるまで生きたくないと思ってしまう。
ホットフラッシュ対策としては、今のところ漢方薬と夏は首にかけて顔に冷風が当たる扇風機を使うことで少しは軽減されることがある。一番良いのは、バスに乗って顔と頭にクーラーの風が当たるように調節出来るとしばらくは快適。でも、降りたらまた汗だく。その繰り返しだ。だから今は夏はあまり好きではない。春は花粉、梅雨時から秋口はホットフラッシュ、冬は体温が上がらず寒いし、1年を通して快適なシーズンは本当に限られている。

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