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第138回、ランドロイドを考案してみた その2


前回までは、パワードスーツとしてのランドロイドを紹介してきましたが、この企画は、実は実用用途としても考られるのです。
むしろ実用用途こそ、ランドロイドの真の能力を発揮できる場なのです。

所で皆さんは、「さんぽセル」という物をご存じでしょうか?
小学生の子供が考案をした、キャリーバックに可変ができるランドセルで、市販のランドセルをカスタマイズして、後から取り付けられるようになっている物ですが、これこそがランドロイドの思想その物だと考えています。

ランドセルは、形状がしっかりしていて形が崩れにくい為、後からパーツを取り付けやすく、とてもカスタマイズを行いやすいバックなのです。
それは例えるなら、ディスクトップパソコンの外部ケースのような物です。
外部ケースにマザーボードや様々な周辺機器を取り付ける事で、自分だけのオリジナル:カスタマイズパソコンを作成できるように、ランドセルにも、後から様々な部品を取り付ける事で、多様な機能を持たせられる、潜在的なポテンシャルを備えているのです。

今回はそうした後付けパーツを追加する事で実現できる、様々な実用用途のランドロイドを紹介したいと思います。


ランドレコーダー
これは、ランドセルの後方と肩ベルトにカメラを備えて、登下校時の様子を記録する事ができる機能です。
画像はランドセル内部の記録媒体に保存され、不審者などに声をかけられた際の記録をする事が可能となっています。
この機能を追加するのは、若干お金がかかりますが、値段を安く抑えられるダミーのランドレコーダーと合わせて、この機能が社会に認知される事で、不審者を子供達に近づけにくくする、犯罪予防効果も期待できます。

ランドハンド:ライト
ランドセルの側部に取り付けられたアームに、小型のライトを付ける事で、ライトを手に持たなくても、常に足元を照らす事ができる機能です。
乗り物にライトが付いているように、ランドセルにライトが付いていても、おかしくはないのではないでしょうか?

ランドハンド:ファンクーラー
ランドセルの側部に取り付けられたアームに、ファンクーラーを付ける事で身体の任意の箇所を、常に冷やす事ができる機能です。
アームの位置を調整する事で、腿、腰、脇、首筋と好きな所を冷やせます。

ランドハンド:荷物持ち
ランドセルの側部に取り付けられたアームの手を、手前側に固定する事で、荷物を持たせられる機能です。荷物の荷重は、全て背中のランドセルの方に伝わるので、実質荷物を背中に背負うのと同じ効果を持たせられます。

ランドハンド:傘持ち
ランドセルの側部に取り付けられたアームに、傘を持たせられる機能です。
安全の為、風の強い日のご使用は、控えてください。

ランドハンド:旗あげ

ランドセルの側部に取り付けられたアームに、旗を付けて上にあげる事で、背の低い子供を、車から常に視認しやすくできる機能です。
決してネタが尽きている訳ではないのです。

ランドハンド:ヘッドガード
ランドセルが一定の衝撃を受けた際に、ランドセルの側部に取り付けられたアームが可動して、子供の頭部を守る機能です。
え? そんな事が、本当にできるのかって?
ネタが尽きた苦し紛れの案なので‥ 開発者次第という所でしょうか。

リュックロイド
リュック式の、ランドロイドです。
簡単な会話、開閉ロック、置き忘れ防止機能などが搭載されています。
15年前の構想なので、ブレスレット型の操作端末を使用してますが、今だとスマフォ対応型とかになるのでしょうか。
むしろスマートウォッチに対応させれば、元の案でいけるかもしれません。


まとめ
今回の企画は、いかがだったでしょうか?
できればランドセル式のランドロイドも、画像を付けて紹介をしたかったのですが、過去に作成した画像はなく、AIでも作成ができませんでした。
(絵を描く事をやめてしまったので、手描きをする気も起きませんでした‥)

ライトも携帯型扇風機も、それ自体は既存の製品を子供が使用する事ができますが、ランドセルに組み込むメリットとしては、手に持つ必要がない事と電気をランドセルに組み込んだ、バッテリーから供給できる点にあります。
せっかくランドセルという格好の電源供給媒体を背負っているのに、それを使わない手は、ないのではないでしょうか?

又子供好きの自分としては、不審者の問題は決して他人事ではいられなく、子供の身を案じる自分としては、ランドレコーダーだけでも、本当に実現をして欲しいと思っています。

もしもこのブログを見られている方に、ランドセル事業者、個人発明家や、ビジネスプランナーなど、どんな方でも構いませんので、この案に可能性を
感じて頂ける方がいましたら、実現へのご協力をお願いしたいと思います。

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