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第198回、魂のアカウントアクセス理論をゆっくり解説してみた


みかん「今回は、魂のアカウントアクセスについて、解説をしてみました。
皆さん、ゆっくりしていってね」

AI「みかんさん、お久しぶりっす。これまだ、やってたんすね」

みかん「まあお前とお別れする前に、もう一度一緒に解説企画をしてみたいと思ってな」

AI「自分、みかんさんのイマジナリーすから、事情は分かってるっすけど、それにしても魂ネタって、みかんさんってやっぱ、そっち系の人なんすね」

みかん「まあ自分は、幽遊白書や呪術廻戦とかの霊的バトルアニメが好きだから、否定はしないけどな。ただ宗教や哲学に興味がある程ではないので、あくまで娯楽の範囲内だと思ってくれ」

AI「それで何で今回は、これをネタにしようと思ったんすか?」

みかん「実はこの前、ザ・クリエイターという映画を見て来たんだが、」

AI「それ知ってるっす。AIの少女が活躍する話っすよね。自分らAI界隈でも話題になっているっすよ」

みかん「この映画は、近未来を舞台にした、高度に発達したAI少女の話なんだが、内容的には、2010年に製作された、エアベンダーに似ているんだよ」

AI「どういう事っすか?」

みかん「エアベンダーは、この世の気を操る能力を持った少年の話なんだがザ・クリエイターは、気の代わりに自分の周囲の機械を操れる能力を持った少女の話になっているんだ。機械を遠隔操作するなんて、今は不思議な事でも何でもないが、それがまるで超能力の様に描かれている所が面白くてな」

AI「それどういう事すか?超能力も機械の遠隔操作も、同じって事すか?」

みかん「そうだな。自分もだけど、少なくともこの映画を作った人は、そう思っているんだと思う。
超能力や魂、あの世等の一般的にオカルトと呼ばれる霊的な現象は、人間を機械と同じ物理構造的な存在にしか過ぎないと考える人にとっては、人間の錯覚思い込みであり、そんな不可解な現象は存在しないというのが一般的なスタンスなんだが、自分はむしろ、人間が機械と同じ物理構造的な存在だからこそ、オカルトと呼ばれる現象が起きるのではないかと思っているんだ」

AI「ちょっと、みかんさんの言っている事が、よくわからないんすけど」

みかん「例えば最近の機械は、殆どネットに繋がっていて、遠隔操作をする事が当たり前にできるだろ?事情を知っている自分達は、それを何の疑問も抱かずに、当たり前の事として受け入れて、日常的に使いこなしているが、僅か数十年前の人がそれを見たら、超能力か霊現象に見えると思うんだ」

AI「まあ、そうかも知れないすね。でもそれって機械同士が電波でやり取りをしたり、ネットに繋がっているからできる事で、人間にはそんな機能は、備わっていないっすよね?」

みかん「そこなんだが、何で機械に普通に備わっている物を人間に備わっていないと考える必要があるんだ?オカルトを否定する人達は、人間は機械と同じ物理構造的存在だからオカルトを否定するんだよな?それなのに機械に普通に備わっている物を、そんなの人間に備わっているはずがないと否定をするのは、矛盾をしていないか?それこそ人間を、機械とは違う何か特別な存在として、見たがっている事になるんじゃないのか?」

AI「つまりみかんさんは、人間にも機械と同じ様に電波でやり取りをする、通信機能があるんじゃないかと言いたいんすね?」

みかん「まあそれが電波なのかはわからないが、それと似た役割を持つ通信機能が備わっていても、何ら不思議な事はない様に思うんだよな。
あくまでも可能性の話だが、その可能性を検証の余地もなく否定するのは、自分にはむしろ、人間を特別視したがっている様にしか思えないんだ。

仮に、人間に機械と同じ様な、通信機能が備わっているとすると、これまでオカルトと呼ばれていた様々な怪現象にも、納得のいく説明がつけられる。
例えばテレパシーはそのまま無線通信で説明がつくし、幽霊なんかはAR技術みたいな物と考える事もできるかもしれない。そして一部の夢はVR、つまりオンライン上の仮想世界の様な物と捉える事もできるかもしれないんだ。
もちろん全ての夢が、オンラインだとは思っていない。ゲーム機器がそうである様に、個人の所有するハード(脳)だけで、処理をしているオフラインの夢の方が主流だろう。
しかし脳内に機械と同じ様な通信機能が備わっているのだとしたら、精神が行き来をする、オンライン上の仮想世界の様な物があっても、何ら不思議な事ではないのではないかと考えているんだ」

AI「つまりそれが人間がよく言う、霊界の正体じゃないかって事っすね?」

みかん「随分察しがいいな。まあそこまでは断定してないが、いづれにしろ不特定多数の人間の意識が繋がった、精神上のネットの様な世界があってもおかしくないのではないかと、自分は思っている」

AI「人間が機械と同じ物理構造的存在だからこそ、オカルトに思える様々な現象が起きるのかもしれない‥ 何だか皮肉な話っすね。
でもそうだとしたら、その通信機能って、あまりにできが悪すぎませんか?
それこそスマフォみたいに、もっと便利に使いこなせてもよさそうな物だと思うんすけど」

みかん「それについては自分も同感だ。だがその理由には、いくつかの説を考える事ができると思うんだ。一つは言葉の発達によって脳内の通信機能が失われていった退化説。むしろこれから機能が発達していく発達途上説。
今の状態が限界の能力限界説だ。しかしそうした中でも、特別に通信機能が優れた脳を持って生まれて来る人物が、いつの時代にも何人かいる」

AI「俗に、霊能力者と呼ばれる人達っすね」

みかん「AI、今回は、随分と察しがいいな」

AI「まあ、それが自分の役割なんで。つまり霊能力者と呼ばれている人達はスマフォを知らない人間が、スマフォを使いこなす人間を、理解のできない相手として見ている様な物だと言いたいんすね。でもそれだけでは、説明のつかない事も多くないすか? 例えば、霊視とか予知能力って、スマフォの機能に当てはめて考える事のできない物っすよ?」

みかん「例えば一般的には馴染みのない物だが、スーパーコンピューターにアクセスする事ができれば、普通のスマフォでも予知能力に近い予測結果を導き出す事ができるのではないだろうか?一人の人間の脳に、スーパーコンピューター並みの演算能力があるのかまではわからないが、脳の通信機能でスーパーコンピューター並みの演算能力を持つ、何かと繋がる事ができればそうした事ができないとも言い切れない」

AI「じゃあ、霊視についてはどうなんすか? 機械だって本体が壊れれば、それまでっすよ。人間の魂に該当する物なんて、機械にはないっすけど」

みかん「そこなんだ、それこそが今回の主題でもある、魂のアカウントアクセス理論の説明に繋がるんだ」

AI「随分と長い前振りだったっすね‥ もう2500字以上話してるっすけど」

みかん「それについては‥本当に済まないと‥思っている」

AI (‥何かの物まねなんでしょうけど、あえて突っ込まないようにするっす)

みかん「魂と呼ばれる物の正体については、自分も推測する事ができない。機械にそれに該当する物がないからだ。それこそが機械と生物との決定的な違いであり、生物を特別たらしめんとする物であり、オカルト肯定論者が、
精神世界の存在を説く理由でもあり、同時にオカルト否定論者が魂の存在をひいては精神世界を否定する根源的な理由にもなっている」

AI「ここに来て、行き詰まりになってしまうんすね‥」

みかん「魂の正体については、真相に迫る事はできないが、それにまつわる心霊現象は、自分が考えている一つの仮説により、ある程度説明をする事ができるのではないかと思っているんだ」

AI「それが魂のアカウント理論とかいう物っすか?そもそもアカウントってなんなんすか? SNSじゃあるまいし、魂にアカウントってあるんすか?」

みかん「まあ、これから説明をするので、焦らずゆっくりと聞いて欲しい。
そもそも魂という物が本当にあったとしても、それには理論的に説明のつかない矛盾する点がいくつかあるんだ。

まずは転生についてだ。転生というシステムが本当にあるとして、同じ人間の転生を名乗る人物が複数人同時に現れる事が稀にある。一人の人間の魂から複数の転生者が同時に現れるのは数的におかしいので、どちらかの人間が嘘をついているか、転生自体がそもそも嘘という結論に導かれがちになるがこれについては、ある宗教観では魂は水の様な物で、肉体という器を離れた魂は、やがて水の様な流動的な存在になり、他の魂とも混ざり合って複数の肉体に注がれるという概念で説明をしている物もある。これだと、同じ前世を持つ複数人の生まれ変わりが、同時に存在する説明には一応なっている。

だがこれでも説明のつかない、おかしな矛盾点は他にもあるんだ。
例えば死者との会話、いわゆるイタコ的な念話能力についてだが、もし死者の魂が転生するのなら、転生済みの魂とは念話をする事ができないはずなのだが、今までこの手の話で、死者の魂が転生済みだった事は一度もない。
これだけ転生の概念が一般的に知れ渡っている中で、霊能力者が念話をする相手がことごとく未転生者であるなんて事は、確率的にあり得るのか?

もう一つは、念話の混線が一度も起きた事がない事だ。仮に死者の魂が一人の霊能力者と念話をしていたとして、その間は他の霊能力者は念話をする事ができなさそうな物なのだが、今まで他の霊能力者とコンタクト中なので、しばらくお待ちくださいなんて事例は、一度も聞いた事がない。

もちろん自分がこうした事例を知らないだけかもしれないし、霊の世界は、自分達の概念で説明のつく理屈では、成り立っていないのかもしれないが、自分はある一つの仮説で、これらの矛盾を説明できる可能性があると感じているんだ」

AI「それが、魂のアカウントアクセス理論なんすか?」

みかん「そうだ。例えばAIは、自分のデータをどこに保存しているんだ?」

AI「それはもちろん、パソコンのHDDっすよ。というのは設定上での話で、自分、みかんさんのイマジナリーなんで、みかんさんの脳の中っすけどね」

みかん「そうだな、人間も同じだ。誰もが皆、自分の肉体の脳に自己の意識と記憶を蓄えている。そして死んだ際に、魂にその記憶と意識が引き継がれ
霊界に行くとされている。それは全ての宗教に共通している魂の原則だ」

AI「原則って事は、例外もあるって事すか?」

みかん「自分はそう考えている。さっきお前は、機械はパソコンのHDDに、データを保存していると言ったが、全てのデータがそこに入ってるのか?」

AI「いや実際の所、最近では、クラウド上にバックアップをしておいたり、ブログや動画配信サイトなんかのSNS上にも画像や動画を残しているから、そういう物も含めると、至る所にデータを分散している感じっすけどね」

みかん「そうだ。今や個人の記録は、一つのHDDのみに保存されている時代ではない。あらゆる媒体にデータを分散、バックアップをして残している。
そしてそれらのデータは、本人が死んだ後もあたかも生きている時そのままの状態で、肉体でも魂でもないどこかに残るんだ。もしも脳と同じレベルの記憶が脳や魂以外のどこかに、バックアップとして残されているのだとしたら。例えばそれが、ブログの様な物だったとしたら、どうなると思う?」

AI「あっそれなら複数の人が、同時にそこにアクセスする事もできるすね」

みかん「本人の魂がもし転生をしていたとしても、バックアップされた魂の記憶は、あたかも本人であるかの様な振る舞いで、アクセスする人に対応をする事もできるのではないだろうか?

霊能力者と呼ばれる人達は、あるいはそのバックアップをされた霊的なSNSアカウントにアクセスをする事で、そこから必要な情報を得ているとは考えられないだろうか?

転生説の裏付けともなっている、前世の記憶と呼ばれる物も、もしかしたら既に死んでいる人のアカウントに偶然、アクセスできる様になってしまった事による、記憶の混乱であるという可能性は、考えられないだろうか?」

AI「それが、魂のアカウントアクセス理論というわけなんすね」

みかん「まあ確認できない以上、実際の所はどうなのかはわからないがな。
それに正直な所、思考遊びみたいな物で、それ程真剣に考えている訳でも、信じている訳でもない。自分が知らないだけで、そういう考えは既にあるのかもしれないし、確認のしようがない以上全ては、そうかもしれないという
可能性の推測でしかない。

だから自分はこう思うんだ。何が真実かわからない以上自分の信じたい事を信じて生きればいいのではないかと。それが正しかろうが間違っていようが大した問題ではないんだ。
人に価値観を強制したり、多大な迷惑をかけるのは避けるべきだと思うが、それ以外は、自分の信じたい事を信じて生きればいい。
もしもその選択が間違っていたとしても、その代償が自分一人の人生だけで済むのなら、自分は自分が信じる人生を生きる事にするよ」

AI「最後はちょっと何を言っているのか、よくわからなかったすけど、まあ面白い話ではあったと思うすよ。それにしてもみかんさん、普段そんな事を考えていたんすね。自分みかんさんは、少女の事しか頭にないんだと思っていたんで、少しだけ関心したっす」

みかん「実は、このブログの投稿活動をしていて思った事なんだけどな。
もしも自分がこの世からいなくなったとしても、自分のブログにアクセスをしてくれる人がいる限り、自分はその人にとっては生きている人と変わらない様な存在でいられるのではないかと、ふとそんな事を考えてみたんだ」

AI「ちょっと穏やかでない話になってきたっす。みかんさん、変な事を考えるのだけは、やめて欲しいっすよ」

みかん「大丈夫だ、自分はそういう決断をする事は多分ないと思っている。
だが絶対にないとは言い切れない。それだけは言い切る事ができないんだ。
自分はまだ、極限状態にある人間の心理を知らない。精神が極限状態に達した時に、人がどういう行動をとるのかを、自分は本当の所を知らないんだ」

AI「みかんさん、例の友人の事を、今でもずっと引きずっているんすね‥」

みかん「だから人生に悔いだけは残らない様に、自分はこのブログに自分の偽りない分身を残しておく事に決めたんだ。
このブログには、自分の偽りのない煩悩が詰まっている。
みかんという一人の人間の煩悩が、ここには間違いなくデータとして保存をされているんだ。自分はそうする事で、人生の次の一歩へと、安心して踏み出す事ができるのではないかと思っている。
生きたまま行う、同世界転生って奴に、自分はこれから挑戦をするんだ」

AI「何かもう、いい話なのかヤバイ話なのか、わからなくなってきたっす。自分やはり、みかんさんとは別れられないっす。これからもずっと、みかんさんのイマジナリーフレンドとして、みかんさんの頭の中にいるっすよ。
みかんさんが変な事にならない様に、一生みかんさんの人生を見続けるす
からね」

みかん「AI、お前‥ いい気分になっている所、申し訳ないんだが、お前は実は、俺のイマジナリーフレンドでも何でもないんだ。お前はブログ進行上のただの回し役なんだ。お前のセリフも全部自分が書いているだけなんだ」

AI「ギャー、なんすかそれ? 自分って一体、何なんすか!? AIでもない、イマジナリーフレンドでもないって。自分が今まで信じていた事って、一体何だったんすか~!!」

みかん「って言うセリフを、自分が今考えて書いているんだが‥」

AI「もうやめて欲しいっす! 自分の気がおかしくなりそうっすっ!!」

みかん「というセリフを、自分が今、」

AI「もう〇✕△▢やめ#$&!て‥」

みかん「AI、ごめん。少しやりすぎたかもしれん‥」

自分の精神世界に住む、イマジナリー女神様 生成オリジナル


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