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第207回、どちらが正しいのか?という論争についてゆっくり解説してみた


みかん「今回は、どちらが正しいのか?という論争について解説してみました。皆さん、ゆっくりしていってね」

AI「みかんさん、最近何か面倒くさそうな話ばっかりっすね。少女が好きなみかんさんは、どこに行ってしまったんすか?」

みかん「自分は今ブログに煩悩を出し切っている事で、ある意味賢者モードになっているのかもしれない」

AI「賢者‥なんすか?」

みかん「賢者モードというのは、‥いややめておこう。

世の中には、様々な理論や思想があるが、中にはお互いの意見が相反する物もどうしても出て来てしまう事がある。
こうした時に必ず起きるのが、どちらが正しいのか?という論争だ。
相反する以上、どちらかが正しくてどちらかが間違っているという事になるのは当然なのだが、確かに中にはどちらかだけが正しい物もあるのだろう。
しかし多くの場合、どちらを正しいと信じているか?という価値観の違い、さらに言えば、どちらの価値観が好きなのか?という好みの違いにすぎない場合が殆どではないだろうかと自分は思っている。

例えば自分の好きな価値観に、世界に一つだけの花の「NO.1にならなくてもいい、もともと特別なOnly one」という物がある。
社会的に大ヒットをしたので、多くの人に共感をされているのだと思うが、この歌詞は価値観の多様性を唱えている大変すばらしい物なのだが、同時に競争の原理を否定した物となっている。

現実の社会では、スポーツを含めた多くの物事でこの競争原理が働いているので、そういう世界で生きている人には、この歌詞を不快に感じられる人もいるのではないだろうか?
NO.1とOnly oneのどちらの価値観が正しいのか?という議論をするならば結論としては、ぶっちゃけどちらも正しいのだ。

各自がただそれぞれに、自分の好きな方の価値観を選んでいるに過ぎない。
自分はマイノリティー(少数派)よりの人間なので、他の人達と同じ土俵、価値観の中で、一番を目指す事にはあまり興味がない。
自分の好きな価値観の中で生きられさえすれば、自分が一番になる事に何の関心もない。
しかし一番を目指している人達を、愚弄するつもりも全くない。自分はそうしたくはないが、はたから見る分には、優勝を目指して頑張る人達の姿は、とても感動できるし、そういうアニメやドラマも観れば普通に感動をする。ただ自分の性には合わないから、やりたくないというだけの事だ。

教育論でも度々、必要な知識はきちんと詰め込んで教育をしていくべきか、
個性や自主性を尊重してのびのび育てるべきか?
という議論がなされるが、これもどちらが絶対に正しいという事は、ないのではないかと思っている。
自分はのびのび派の人だが、それは自分の性に合っているからにすぎない。
よくテレビで、のびのび育てた方が、成績が上がるという紹介をされる事があるが、それはその子にとって性に合っているからであって、全ての子供に同じ事がいえるとは限らないのではないかと思う。
そもそものびのび育てるのに、成績が上がるという競争原理を持ち込むのはやめて欲しい物だと、自分は思ってしまう。
のびのびと育てるのなら、子供がどの様に育とうが全てを受け入れるだけの覚悟を持って行って欲しいと自分は思ってしまう。

自分がオンリーワン派だから、人生の成功を目指していないのかといえば、そんな事もない。一番こそ目指していない物の、社会に認められる様な成功をしたいという思いはある。
社会に認められる為には、オンリーワンの価値観でも、やはり並々ならない努力は必要なのかもしれない。
しかし社会に認められる事だけが自分の価値の全てではないのだとも思っている。社会に認められる事がなかったとしても、自分の価値が無意味だとは思わない。少なくとも自分にとっては、自分の価値はかけがえのない物だし少なからず自分と同じ価値観の人はいるだろうからだ。

ナンバーワンを目指す人達にとっては、ナンバーワンになれなければ全てが無意味であるかの様に思われがちだが、きっとそんな事はないのだろう。
例え優勝できなくても、それを目指した行為や精神は、それだけで十分価値のある事で、結果がどうであっても、努力をした日々はそれ自体がかけがえのない財産になるのではないかと思う。

とはいえナンバーワンを目指している人にとって、こんな言葉の投げかけは自己のマインドの邪魔をする、余計なお世話にしかならないのだろう。

多様な価値観を提唱するからには、競争の原理も決して否定をするべきではないのも、自分は理解をしているつもりだ」

AI「みかんさん、どうしちゃったんすか? 頭がおかしくなったんすか?」

みかん「いや、進撃の巨人の最終回を途中までしか見ていないので、ラストがずっと気になってしまってな。そんな事ばかりが頭をよぎるんだ。
あのラストはどうなったんだろうな? 結局何が正しかったんだろうか‥」

AI「みかんさん、何してるんすか?無駄に動画配信のサブスクに多数加入をしているんすから、さっさとネットで見ればいいじゃないすか!」

みかん「そうだった。自分は無駄に動画配信のサブスクに多数加入しているんだった!最近AI画像生成とブログ活動ばかりをしていて、動画配信の事をすっかり忘れていたよ。アイ、アイも一緒に進撃の巨人を見ような!!」

AI「いや自分はああいうのはいいっす。みかんさん一人で見て欲しいっす」

自分の精神世界に住む、イマジナリーフレンド 秋月 藍 光輪バージョン2

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