医学生となった後、医者になるまでとそれからpart1

これは医者にこれからなる人達や、家族で医者として働く人がいる人に対して
医学生がどのように過ごしていくことになるのか、参考までにしていただけると幸いです。長い話になると思うので、いくつかに分けて話をしていこうと思います。

私は以前に記事を書かせて頂いたとおり貧乏家庭で国立大に通った者ですから詳細な医学部生生活は国立大としての生活感です。

私が学生だった10年程度は、親が子供の生活費などの工面が厳しいときには、奨学金を借りることが多いと思います。
地域で応募されている奨学金に応募することがあります。奨学金とはいっても2種類あり
全国で一律に貸し出されているものと、卒業後出身地での奉公仕事を義務付けられるものの2つあります。
まずそれらを入学直後は親と相談したと思います。出身地域から借りれる額の方が月額が多いのでそちらを借りようとすることもありだとおもいます。

私は前者の方を応募して以後、奨学金をもらって生活費としてあてていました。

医学部の生活というと勉強漬けとおもわれますが、基本的には部活動に所属することになります。部活動によってはバイトできず、部活動を優先しなくてはならないものもあります。
私はそういったバイトを良しとしない部活動に5.5年間所属しておりました。

バイトができない部活動が今の世代の若者の考え方や生活様式とどれほどマッチしているかはわかりませんが、厳しい部活動にはそれはそれで私はメリットがありました。

縦社会、団結力、面倒見があるような昔ながらのものがそこにはありました。
そして働いてみて思うのですが、少なからず働いてからもそういうことが求められることが多いです。

一見理不尽に思えることはありますが、良いと思われることもあります。部活で使用する衣類は引退した先輩からもらえますし、高い医学書も先輩からもらえる、先輩の代の頭の良い人達が作り上げたテスト前のまとめたノートをもらえるなどです。

少なくとも勉強に関しては自己努力もそうですが、情報戦ですので、そういったネットワークをもっていることは強みにもなります。
また部活に力を入れすぎて再試になったときには先輩方にも、もちろんそういう人達がいますので相談しやすい環境になります。

特に国立大で出身地から離れる時には寂しくなります。所属するだけで得られるネットワークがある団体に所属することは大変心強いです。

またそういった部活動に参加して合わなければ止めると言うことも良いと思います。6年間ずっと入ることになるわけですから初期の1-2年の頃に変えるというのも一つと思います。

あともう一つメリットとして仕事を始めてこちら側になるとより強く思うのですが、同じ部活動に所属していた後輩が実習にきたときには良い思いをしてほしいと思うことが私は多いです、特にその後輩とは面識がなくても同じ部活動ということで、話題もありますし、、
5-6年生になっても所属している部活動というのは威力を発揮すると思います。

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