友人を切りました。2

積み上げたものを一旦壊すことに躊躇するのは、
自分だけじゃないはずだ。
きっと誰もがそうだろう。

同じくその友人を知る高校の同級生たちに
思い切って話してみた。
するとほとんどの人は驚いていた。
それだけ友人と自分は仲良く見えていたようだ。
自分も外から見ればそう思うだろう。
だけど、前述(友人を切りました1)した通り、
切った理由を話せば理解してくれた。
人によっては高校の頃から好きじゃなかったという者もいた。
自分が他の同級生にもこの話をしたのは純粋に、
自分のしたことは間違いじゃないだろうかと、
一旦第三者の意見を聞きたかったからだ。
まぁ、当の友人の自分に対する意見を聞いていない
ひどく一方的な報告なので、
自分の肩を持つ人が多いのは極自然な気がしなくもない。
というか大概そうなる。
それでも誰も自分の判断を間違っているとは言わなかった。
同じ身の上話をしてくれた人もいる。

今一度改めて。
ただ一方的に嫌いな感情が強いので切ったんじゃないことを
強く念押ししておく。
友人には前述した、
努力家で、
やると決めたことをやり切る力があって、
それに見合った自信も、
培った経験による強い意見も、
それを武器に社会に貢献する行動力もある。
良いところはある。
厄介なのは良いところを認めたうえで、
悪いところが際立って強くなってしまったところだ

友達というのはすごく不思議な関係だと思う。
恋人・家族ほど強く結ばれない。
だけど赤の他人、知り合い、仕事仲間ほど
遠くも、堅くもない。
そんな関係が出来上がる
確たる代表的な答えは
この世に実は明示的にない。
自分の中にもだ。

「でも友達だから」
「どうせ友達だから」
「だって友達だから」

そんな枕詞で不快な思いを我慢する必要なんてないんだ。
今我慢して友達関係やってるって人は、
自分のこの記事を思い出して欲しい。
ここに高校からの付き合いという
長めの友人関係を断ち切った者がいることを知ってほしい。
自分に続いてください。


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