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「幸せ」と「成功」は、分けて考える

以前、犬飼ターボさんの「CHANCE」を読んだときに、

「ビジネスで成功したいの?それとも幸せになりたいの?」

というフレーズがあった。

それが今でも心に残っている。



なので自分勝手に幸せと成功の二つを分けて考えてみることにした。

成功とは

・お金(ビジネス)
・車
・健康
・資産形成
・贅沢
・休暇
・一軒家に住む
・外食に行く

など

では幸せとは?

・子供との時間(料理やおしゃべり、ゲーム)
・人間関係(横の繋がり)
・安心できる場所
・トレーニング
・新しい知識
・映画鑑賞
・笑顔
・安心できる蓄え
・クライアントの目標達成(足が良くなったら旅行に行きたいなど)
など

人によってはビジネスの成功こそが幸せで、それこそが人生!!
そう思う人もいるのだと思う。

分類してみて思うのは、

外側部分は「成功」に位置され、

自分の内側部分は「幸せ」になりやすそう。

私の場合、成功のためには時間を使ってるけど、幸せに使っている時間が少ない。

この「成功」と「幸せ」の分類がぐちゃぐちゃになっているから、何を優先したらいいのかが分からなくなる。


例えば、一人で行で外食に行く。

外食に幸せを感じるというよりは、家族での食事に幸せを感じる。

一人で高級なお寿司を食べても

「俺ってかっこいい!」みたいな見栄が満たされただけ。
一人だったらもう行かなくて良いかな。

私の場合は子供たちも一緒に、家でたこ焼きパーティの方が幸せを感じる。

自分は、何に幸せを感じるのか。

「成功」と「幸せ」を自分なりに分けて考えて、時間の振り分け方を考え直してみようかな。

家で一人で酒を飲む?
これは幸せ?

私はNO。

家族でテレビを見ながら談笑する。
これは?

そんな感じ。

私は高い車に乗に乗りたいとは思わないけど、好きな車に乗ることで幸せを感じる人もいる。

自分軸で「成功」と「幸せ」を分類する。

分類したら、成功を求めるなら成功に時間を使う。
幸せを求めるなら幸せに時間を使う。

そうすれば、自分の幸せに他人の影響を受けることがなくなる。

高校の友達が自分の会社の上役に、

「ゴルフばっかりで働かないくせに高い報酬もらいやがって」

って怒ってたw

「じゃあ辞めちゃえ!!」

って言ったら、そうしたいけどそれは無理・・・

って一言。

他人の報酬なんて関係ない。

お金が沢山あっても、どんなにビジネスで成功しても幸せとは限らない。
それは、全く別物だから。

コカ・コーラの創業者、ジョン・ペンパートンはモルヒネ中毒に悩まされていた。

最後まで苦しんで死んでいった成功者は沢山いる。

そのほかにも、「成功哲学」という本では世界を代表する成功者の苦悩が書かれている。

身近なクライアントでも、毎晩のように飲みに行き、いつも辛そうな社長もいるし、その逆もいる。

どう生きようと自由だがいつも辛そうな人よりは楽しそうな人に魅力を感じる。

だから、私はいつも楽しくご機嫌でいられるようになりたい。

仕事での目標は、人の成功に貢献する。
そうすれば自分も幸せな気持ちになる!

成功者は幸福なのか・・・

良く聞かれるこの問いの答えは、

「成功」と「幸福」は別々の問題である。

という見解が正しいのかもしれない。



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