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大河アニメ第5期!キングダム第2話感想

「戦場の匂い」


敵の巨兵(馬呈)が斧を振り下ろしていた。



 

#445「翻弄の末に」 途中から

 貂を咄嗟に離し、信がかろうじて矛で防ぐがその剛力で木に叩きつけられる。後から騎馬隊が現れ、更に被害が増す。軍師の言葉で兵たちが後退しようとするも背を討たれていた。 それを見た信は退がるな飛信隊と大声で命じ、同時に馬丹を矛で切り返した。
 挟まれているなら背を助け合ってその場で戦え、少し粘れば後ろから楚水の騎馬隊が駆けつけると。そうすればノコノコ仕掛けてきたこいつらをぶっ倒せる、それまで踏ん張れと檄を飛ばす。 隊長の言葉で動揺が静まり、飛信隊が迎撃に転じた。

 それを聞いた馬呈が立て直す、そんな暇があるのかと言う。貂や渕が視線を横に移すと…、

Σ⊆(・∀・⊂⌒つ お、丘が趙軍に奪われていた!!! 秦のアホ共、うちの大将の紀彗が出陣前に言った、この黒羊では相手を翻弄した方が勝つ。 馬丹がそう言う。秦軍側の丘は劉冷の部隊によって占領されたのだった。

#446「意表をつく策」

 桓騎将軍、怒ってます! 

 黒羊の丘から上がる煙は秦軍本陣からも見える。 こちら側の丘の煙を見た参謀・摩論は飛信隊は素通りする予定でしたし右翼が占拠するにはちょっと早い気がすると話す。その異変で飛信隊失敗に気づいた桓騎はアンのバカ下僕がと怒る。

 丘を取られた飛信隊の信は敵の将と激しくやりあう

 敵将の斧が強烈だが信は屈することなく受け止めつつ反撃する。けれども、敵の斧の力で馬の脚が耐え切れず、折れて落馬してしまう。 その間になんとか後軍の楚水の騎馬隊がその場に駆け付けた。

 趙軍も敵の新手に気づく。戦斧の敵将もそれに気づき、同時に秦兵(楚水)の体調を呼ぶ声で自分が戦っていた相手を知る。 去る前に馬呈だと自らの名を信に教える。 まさか獲物であったとは驚いた、次に会う時はきっちり大軍できてやる飛信隊・信とご丁寧に名乗ってその場を去る。 信が追撃をかけるが、貂が止める。 追撃は楚水に任せて俺たちはと、取られた丘の方を見る。

 趙軍本陣の慶舎と紀彗。慶舎は副将を二人も出撃させるとは大胆だと言う。紀彗はこの黒羊では強引にでも主導権を握るのが重要ですと副将を先に出した理由を述べる。しかし、慶舎属将は失敗すればいきなり両腕落ち、博奕かねと言う。それに紀彗は違うと答える。あの二人を信頼していると。

 その劉冬、馬呈がとった丘を貂は再奪取しようとする。 

 信が少数であること、敵の兵数がわからないの理由で難色を示す。しかし、河了貂は今後の脅威と敵が少数であることから作戦を決行する。貂の決断を信は信じる。 すぐに飛信隊の歩兵部隊で丘の再奪取を図るのだが…。

 ヾ(;□;)э戦略失敗! 丘の逆襲を考えて用心しながら丘を登る信たち。しかし、敵兵だと思っていたら藁人形であり、丘の頂上に登ってようやく信たちは自分たちの失敗に気づく。  😬作戦行動の基本とは“初心(目的目標)を忘れるな、浮気はするな”。
 そもそも作戦の目的は「中央の丘を含めた黒羊の樹海の奥まで前線を作ること」だった。それを丘の奪取に飛信隊が向かったことでその動きが止められる。逆に劉冬と馬呈は取った丘をさっさと捨てて前線を奥まで伸ばす。黒羊は翻弄する方が勝つ。その目指す目的をきっちり踏まえたうえでのことだった。 飛信隊の作戦は雲散霧消してしまう。

 その頃、斥候に向かっていた羌瘣はその目で驚くものを目にしていた。

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