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【悲報】リストラされた当日、ダンジョンで有名配信者を助けたら超絶バズってしまった あらすじ

ダンジョン配信事務所で働くサラリーマンの皆守クロウはその日、リストラされた。 ブラックな待遇に耐えて必死に働き続けた末のリストラ。 理不尽さを噛み締めながらも、最後の仕事でダンジョンに潜った彼は、人気ダンジョン配信者『掛水リンネ』がモンスターに襲われる現場に出くわす。 強大な敵を一瞬で葬るクロウ。 彼はまだ気づいていない。 その様子をリアルタイム配信されていたことに。 謎の最強サラリーマンとしてバズってしまうことに。 その縁でホワイト企業に転職することに。 「え、

    • 【悲報】リストラされた当日、ダンジョンで有名配信者を助けたら超絶バズってしまった 第3話

       掛水リンネはその日、恋に落ちた。      潜り慣れた渋谷ダンジョン。  いつもどおりのダンジョン配信。  体調よし。魔素への順応状況に問題なし。装備、アイテム、共に万全パーフェクト。    ナノデバイスモニター起動。画面テスト開始。  マップ……OK  ダンジョンインフォメーション……OK  コメント一覧……OK。  最先端技術ってほんとにすごいよね。専用のコンタクトレンズをつけるだけで、色々な情報が視界に直接表示できちゃうんだから。  D2スーツ……アクティブ。

      • 【悲報】リストラされた当日、ダンジョンで有名配信者を助けたら超絶バズってしまった 第2話

        「ふぅ――……」  戦闘を終えた俺は軽く息をつく。  周囲の安全を確認してからスキルを解除。  ククリについた血糊を払った。  そんな俺の元に、HALがふよふよと近づいてくる。 「HAL、イレギュラーは――」 『回答。高エネルギー反応の消失を確認。ファイアオーガの討伐を持って、イレギュラーの収束と判断できます』 「そうか、よかった」  とりあえずの危機は去ったことがわかって一安心だ。  俺はネクタイを緩める。 『システムアップデートに関する重要報告があります』 「ん

        • 【悲報】リストラされた当日、ダンジョンで有名配信者を助けたら超絶バズってしまった 第1話

          「無能な社員は今日でクビで〜す」 「は? 社長、どういうことですか?」  社長室。  ガリガリボディにダボっとした全身黒服、髪型は量産マッシュ――そんないかにも今どきの若者といった風貌の社長がデスクでスマホをいじくりながらそう言った。 「リストラってことっす。皆守さん、もう明日からこなくていいっすよー」 「そんな突然、なんで――」  投げかけられた言葉のイミを理解しきれなくて、思わず俺――皆守クロウは問い返した。 「皆守さん、ウチの会社の業務内容を言ってみてください」

        【悲報】リストラされた当日、ダンジョンで有名配信者を助けたら超絶バズってしまった あらすじ

        • 【悲報】リストラされた当日、ダンジョンで有名配信者を助けたら超絶バズってしまった 第3話

        • 【悲報】リストラされた当日、ダンジョンで有名配信者を助けたら超絶バズってしまった 第2話

        • 【悲報】リストラされた当日、ダンジョンで有名配信者を助けたら超絶バズってしまった 第1話