絵は一日にして成らず

ごきげんよう。

本日投稿した作品はどうでしたでしょうか?
さて、一日何個か作品を投稿している私ですが一日の中で描き上げても「まだ完成していない」と思っています。

完成はせずとも、経過の報告と言った形で投稿しておりますが、記念すべき第1号の作品でさえもまだ自分が納得のいく形に描き上げれていない。

お恥ずかしい話だが、絵の方はからっきし駄目。

その訳は詰め込みたいものが多すぎて、情報過多であるだろうと自分で自分の作品を評価しているからです。

でも綺麗に仕上げる事と、作品を創り上げる事って違うと私は思うのです。

確かに楽しい絵画とは美しかったり、分かりやすいのが基礎となっています。

美しいとは一概に色使いとか、明るさと暗さ、遠近法など基本的な描き方が徹底されており尚且つ、万人が「お金を払って見たい」と思うものではないだろうかとそう私は考えております。

しかしながら人によって美的センスは違い、ピカソの絵を美しいと思う人もいれば、訳分からんと思う人もいるのも事実。

その作品がどんなに時間を掛けて描かれた作品であっても見る人から見向きもされなければ悲しさよりも、己の心の弱さに手足の自由を奪われたような感じになり「絵を描く」事から降りる事も少なくはない。

作品を作っている全世界の芸術家なら1回は経験があるのではないだろうかと存じております。

ただ、私は本物の芸術家じゃない事くらい自覚しておりますから、ここまで読んでいる方の中で「ペーペーの奴が知ったような口を利くな」と思った優しい芸術家の方がいらっしゃいましたら、どうか横へと受け流して頂けるとありがたいです。

話は逸れましたが、絵画作品とは芸術家が描こうが、私の様な素人が描こうが変わらないのでは無いだろうかとも思っています。

それは「一つの作品にどれだけの時間を掛けたか」だという事であります。

私は一日に何個か出してはいても、心の中ではもっと良く出来ないものだろうかと思う節はあるものの、何十回も描き直していけばいずれ何回後には自分でも納得が行き、更に何十回とも描き直せればきっと万人が「おお、この作品美しいなあ」と思って下さるのでは無いだろうかと、確証はありませんが個人的に信念を持ちながら日々描いております。

それこそが、本タイトルにもなっている「絵は一日にして成らず」という物であります。