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鬼に金棒

毎日更新していたのに、数日間、放置しておりました。ま、そういうこともありますよ。僕だって毎日毎日、楽しいばっかりじゃない。

とか言って(笑)!

会社やってると(こんな書き方をする日が来るなんて!笑)、働いてくれてる子たちに、やりがいだったり、余裕だったり、お金だったり、なんかもっといい感じになればいいのになぁ、と毎日思います。みんなそうだと思います。「働き方改革」なんて"言葉"じゃなくって、もっと本質の、なんて言ったらいいか、わからない部分。

本当は、好きなことしてもらって、お給料も十分に渡せて、休みもたくさんあって、そんな中、みんなが何かに向かって結束して、物事を成し遂げる。そんなふうに働けたらいいだろうなぁ、と思うんやけど、やっぱりそうもいかない。

でも、「そうもいかない」と決めつけているのは、紛れもなく僕自身じゃないのか?と思ったりもして、スタッフ全員のいいところを観察し、こんなことして欲しいなあ、と思う方向へ仕事を振ったりもする。でも、スタッフのみんな同士はどう考えてるんだろう?うまくやれてないのかな?なんて気にもなるけど、こんな状況だから、僕自身がやるべきことは全部やっちゃわないと会社が潰れちゃう!なんて考え出すと、今度は全体が見えなくなる。

以前noteにも書いた弊社の岸本会長からもらった言葉に「鬼に金棒」というのがあります。鬼が金棒を持ってなければただの鬼。金棒があっても使い手がいなかったらただの金棒。経営者たるもの、いいスタッフを見つけたなら、ちゃんと金棒を渡してあげないといけない。そんな意味で教えてもらった言葉です。

南出が鬼だったかどうかはわかりませんが、僕が店長になる前、2006年くらいかな?ライブハウス神戸VARIT.を造った岡田さん(神戸鉄人プロジェクト・61歳)は「ホールとバーが一体になったVARIT.の造りを、南出はよく理解して使ってる」と言ってくれたことがありました。

VARIT.で働くずっと前、バンドとして初めてステージに立った2004年8月のファンキーパンキー主催イベントの際、このライブハウスが2階建て構造になってることにめちゃくちゃワクワクしたことを今でも覚えています。リハーサルの時、ステージから見える2階部分を真正面に見て、ここにお客さんが200人も入れば、すごい風景になるだろうなぁ、と思ってたんですが、本番は1階と2階を区切るカーテンが閉められてしまったことも覚えています(笑)。確か、ドラムの原くんが「閉めてお客さんがいっぱい!って感じの方がいいでしょ」って言ってた。

路面店、、、とまでは言えないかも知れませんが、三宮の人通りの多い生田新道に面していて、そこから階段を降りる。そのまま進めばバーエリア。また階段を降りればライブエリア。今は亡くなってしまったけれど、インテリウムの藤原さんも、「階段を二段階降りることで現実から離れていく感じ、これはええよね」って言ってくれたことを思い出します。

バーとライブが共存する、本当の意味での僕にとっての「ライブハウス像」を、最初から僕はVARIT.に見ていたのかも知れないなぁ。僕は知らぬまに金棒を渡してもらっていたんだと思います。

金棒があるなら、それをどう使うか。バーの方々にイベントをやってもらったりもよくしましたね。3D、2tone cafe、chelsea、IDEA。DJイベントにはなりますが、ランバヤードカフェをやってたAKIHISAも懐かしい。ロックンロール系バンドのイベントも然り。LONDON NITEもやってもらったなぁ。

どのイベントもお客さんがわんさか入って、追加ドリンクも山ほど出た。みんな飲みまくってライブ音楽を楽しみ、乾杯を楽しんでた。そんな話は今はもう、遠い昔。。。

改めて、南出が鬼だったかどうかは置いといて、僕にはVARIT.という金棒を与えてもらったことでそれをブンブン振り回すことが出来たんだな、って思っています。

じゃあ、今の僕はどうだ?スタッフのひとりひとりに金棒を渡せているか?

今度は僕が誰かに金棒を渡す役目をしなければ、、と思うし、その金棒を僕が用意しなければならない、そんな立場になったんじゃないか?とこの半年、考えています。

金棒を用意するにはお金も必要だし、僕自身の経験や体験も必要だと思う。誰にどんな金棒を渡せばいいのか熟考し、お金もどこからか調達し、準備する、それが社長としての役割なんだろうなぁ。

うむ。もっと全体を見なければ。

何だか洋食が食べたくなって、お気に入りの「くま食堂」へ。

ガーン。閉まってた。。。

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(↑また紹介しますね)

なもんで、斜め向かいにある、前から気になっている広東料理の「香美園」へ。頼んだものは、、、カレーです(笑)。

中華のカレーって神戸によくあるんですかね?今はもうなくなって、「a la ringo」の入ってるビルになっちゃいましたが、トアロードを挟んだVARIT.のお向かいに「杏花村」というのがあって、同じく中華のカレーがありました。これが絶品だったんですよねぇ。

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いわゆる、豚肉と玉ねぎだけの中華餡かけカレー。当時はYULOというバンドのドラマーだった谷と一緒に行ったこと、思い出します。

さて、「香美園」のカレーはどうだったでしょうか?

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ほうほう、なるほど。こちらには豚肉・玉ねぎの他に「じゃがいも」が入ってましたね。ちなみに僕は、普通のカレーでもじゃがいもは出来るだけ入っていない方が好き(笑)。

ってところで、僕は「杏花村」の中華カレーに軍配を挙げます!おめでとう!(と言っても、もう閉店してるんですが。。。)

ふと思いました。僕、ちょっと「ワイルド」な味の方が好きみたい。

この前、数年ぶりに食べた「もっこす」のラーメンですが、何だか以前と変わった感じがしたんですよね。あっさりしてた。もともとラーメンは得意ではないので、あまりああだこうだと意見を述べるべきではないと思うんですが、それだったら「第一旭」の方がいいな、なんて。

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(↑こちら第一旭三宮本店)

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(↑こちらもっこす総本店)

洋食も同じ。六甲の「山猫軒」も美味しかったんですが、、、僕の中での暫定一位は「くま食堂」。閉まってたのが悔やまれる(笑)!

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(↑山猫軒のチキン南蛮。上品なお味でした)

改めて、また「くま食堂」ご紹介しますね。

後半、食レポみたいになりました(笑)。

「鬼に金棒」という言葉を教わったアームエンタープライズのクラウドファンディング。何とかどうぞ、よろしくお願いいたします!


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