見出し画像

断食のこと

もうすぐ断食の宿に行くので、せっかくだから私の断食経験について書こうと思う。

2021年の9月、1ヶ月だけ月曜断食をした。
きっかけは勤め先の社長さんが「月曜断食」の本を貸してくれたこと。
なかなか面白い内容ですぐに読み終えて、早速やってみたくなった。

痩せて綺麗になりたいとかいうより、少しでも腰や股関節に負担をかけないために減量しようというのが目的。

当時は腰まわりの激痛がピークで杖を使い始めた頃で、それでも股関節の軟骨がすり減ってることを認めたくなくて、努力すれば治ると思いたくて、いろんなことに挑戦していた。
なにせ歩くこともままならない状態だったから、運動で減量は無理だった。
だから断食はもってこいの方法でしたよね。
まぁ要するに切実だった。
切実だったから頑張れた。
開始時は約56kg。1ヶ月で3kg減って53kg。

週1回きっちり断食するのは1ヶ月でやめて、その後は食べる量を少し減らすのと、夕食で米のメシを食べないことだけ続けた。おかずは普通に食べた。
それでも体質が変わったおかげでゆるゆると体重が減っていき、1年後に気づいたら50kgを少し切ってしまった。
それでも腰の激痛はちっとも良くならなかった(当たり前ですけどね)。

翌年の10月に手術を受ける頃には49kgくらいだったと思う。もうガリガリ君で、夫からは痩せ過ぎで心配だと言われていた。

今は腰まわりの痛みからだいぶ解放されて自由になったので元に戻っちゃって、56〜57kgくらいをいったりきたりしている。
でもこれでいいと思ってる。体重が重くても痛まないんだもん。

で、あの時は痛みの軽減が目的だったからあまりわからなかったけど、振り返るとなんだか断食中は頭がスッキリしていたような気がするのです。
いつもは消化にかけてるエネルギーを他のことに使える訳だから、理にかなってるようにも思う。

で、今回の断食の宿は、心と身体を調整するのが目的。
軽めな断食をしつつヨガをして、マッサージをしてもらい、温泉に浸かり、雨でなければ森を散策する3日間。
あの時みたいに、或いはそれ以上に、いろいろとスッキリできそうな気がする。

(ついでを言うと12年前に乳がんの切除術を受けてから公衆浴場に行ってなかった。自分も恥ずかしいし、お子さんとかが見たらちょっと怖いかもしれん身体になっちゃったから。しかもド近眼だからまわりの状況を掴みにくいし…。
今回の宿は20歳以上限定の宿だからその辺も安心なのである。
脚を伸ばしてゆったりと風呂に入るの楽しみです。眼鏡かけて入っちゃおうかなw)


よろしければサポートお願いします! もし私の記事が何かのお役に立てたのならすごく嬉しくて励みになります(^^)