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有料記事を最後まで無料公開‼️【ほとんどの人が知らない⁉】ダウ平均株価を主要指数として考えてはいけない理由

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皆さんこんにちは、こんばんは!
VAN蔵(@kkkse10007)といいます。

私は30歳の元法人投資家で、
現在は、投資歴7年の個人投資家です!


本記事では、「米国の株価指数」について詳しく説明していきます!

皆様の金融リテラシーを高めるための参考になれば幸いです。

それでは、いきましょう!!

※前回までのマガジン記事を読んでからの方が今回の内容を理解しやすくなります。

ぜひ、こちらと合わせてお読みください。




代表的な株価指数の種類と構成業種割合

以前、日本株の株価指数についての記事を出しました。

https://note.com/vanzo_7203/n/n72fac67db60c


続いて米国株の株式指数もたくさんありますが、
その中で代表的なものを挙げていきます。

ダウ平均株価(NYダウ)

  • 特徴:

    • ニューヨーク証券取引所とナスダックに上場する、時価総額が大きく、代表的な30銘柄で構成されています。

    • 工業株中心ですが、近年はサービス業や金融業の銘柄も含まれています。

    • 歴史が長く、最も有名な株価指数の一つです。

  • 注意点:
    時価総額加重平均ではないため、時価総額が大きくない銘柄であっても、株価が大きく変動した場合、指数全体に大きな影響を与える可能性があります。

    つまり、米国経済の全体像を把握できていません!!

ダウ平均株価構成割合


S&P500

  • 特徴:

    • ニューヨーク証券取引所とナスダックに上場する、時価総額上位約500銘柄で構成されています。

    • 米国株式市場の時価総額の約80%をカバーしており、米国株式市場全体の動向を最もよく反映する指数の一つです。

    • 時価総額加重平均のため、時価総額の大きい銘柄の影響が大きくなります。

  • 注意点:

    • 大型株中心であり、中小企業の動向は反映されにくいです。

S&P500構成業種割合


ナスダック100

  • 特徴:

    • ナスダック市場に上場する、時価総額が大きい100銘柄で構成されています。

    • IT・ハイテク関連の銘柄が多く、その動向を把握する上で重要な指数です。

    • 成長性の高い企業が多く含まれており、S&P500よりも変動幅が大きい傾向があります。

  • 注意点:

    • IT業界の景気に大きく左右され、他の指数よりも変動が激しいです。

    • バブルが発生しやすい側面もあり、投資時には注意が必要です。

    • 新興企業が多く含まれているため、リスクが高いと評価されることもあります。

ナスダック100構成業種割合

※グラフは、米国データをもとに作成
※2024年8月時点で作成


ラッセル2000

  • 特徴:

    • ニューヨーク証券取引所とナスダックに上場する、時価総額上位1,001位から3,000位までの2,000銘柄で構成されています。

    • 米国の中小型株の動向を把握する上で重要な指数です。

    • 景気動向に敏感で、景気回復期には大きく上昇する可能性がありますが、景気後退期には他の指数よりも大きく下落する可能性があります。

  • 注意点:

    • 個別銘柄のリスクが高く、企業倒産のリスクも高いです。

    • 情報が少ない銘柄も多く、分析が難しい場合があります。

    • 景気変動の影響を受けやすく、他の指数よりも変動が激しいです。


ニュースで「ダウ平均株価」だけを表示するのはナンセンス

上述したように、
ダウ平均株価は、時価総額加重平均ではありません。

では、どんな計算式かというと、
構成される30銘柄の株価を全て足した平均です!!!


このまずい計算式を、分かりやすく5銘柄で考えましょう。

1日目

A 100ドル 時価総額 1兆ドル
B 100ドル 時価総額 1兆ドル
C 100ドル 時価総額 1兆ドル
D 100ドル 時価総額 1兆ドル
E 100ドル 時価総額 1億ドル

の時の指数は、

500 / 5 = 100ドル  です。

これが例えば、3日目後、Eだけ急上昇!

A 100ドル 時価総額 1兆ドル
B 100ドル 時価総額 1兆ドル
C 100ドル 時価総額 1兆ドル
D 100ドル 時価総額 1兆ドル
E 200ドル 時価総額 1億ドル

の時の指数は、

600 / 5 = 120ドル  です。

しかし、Eの時価総額は、他の銘柄より1000倍も小さいのです。

果たして、この指数が重要だと思いますか?
株式市場全体を見通すことができるでしょうか?

このような計算方法が、ダウ平均株価なのです!

だから、私はメディアの方々に訴えたいです。

ダウ平均株価よりもS&P500をニュース等で表示して欲しい!!!


メディアに届け!



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