(2)0歳から入園まで
今回のお話は、0歳から入園までの様子を振り返ります。長男のケンは身長48cm体重2510gで、次男のリュウは身長51cm体重3125gで出産しました。その後の身体的な発達は平均値内で特に心配することはありませんでしたが、情緒的な違和感は1歳を過ぎた頃からありました。ただ1歳児の情緒なんかみんな不安定なもので、ましてや一卵性双生児。2人同時にギャンギャン泣き続けることぐらいで動揺するなと自分に言い聞かせていました。
赤ちゃんの頃は泣き声が大きくて、狭いマンションで私を育児ノイローゼにさせた長女のメイでしたが、同居後はお気に入りのおもちゃやビデオに囲まれ、2人の姑から「可愛い可愛い」と溺愛され、双子の弟ができてもひどい赤ちゃん返りはありませんでした。
だからたまに「ママがいいっ!」とわがままを言っても、ただただ愛おしいだけで困ったことはなく、「やっぱりママがいいかぁ…」と姑から言われるのもまんざらでもない気持ちになりました。お義母さんは少し神経質なところがあり、子どもたちの着ている服の縫製に文句を言ったり、嫁の掃除の仕方や洗濯物のたたみ方が気に入らなくてやり直したり、歩く時の足音が大きいと叱られたこともありましたが、それでも私は一緒に子どもの世話をしてくれることにとても感謝していました。
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