〜マンション購入記〜一次取得編⑥:仲介業者の巧みな話術から買い付けへ
物件の相場や中古マンションの価格設定の仕組みなどを調べていく間に、どんどん申し込みが入り希望物件がなくなってしまいました。
実際に内見したうち、有力候補として残ったのは1件の中古マンション。
相場より若干高いことと、以下の2点がネックと感じていました。
築10数年であり、主要設備がいつ壊れてもおかしくないこと
最近の分譲マンションではほぼ標準装備のある設備が付いていないこと
しかし、希望条件には合致しており、学区・住環境ともに良い。
妻NGもなく、ここにすべきか、焦らず新たな売り出しを待つか…
そんな中、仲介業者から1通のメールが。
これは嬉しい知らせ!
100万円減額予定で、価格更新後はほぼ適正価格になります。
これは決めるしかないのか…
嬉しいと思う一方で、無知な私は無邪気に理由を訪ねてみました。
(販売価格で売れなかった以外にないのですが…)
デスヨネー。
正直だなと思いつつ、こうもハッキリとチャレンジしてましたと言われると、何だか複雑な気持ちになりましたが、適正価格になったのはヨシ!
そして、この日を堺に仲介業者からの巧みな話術による猛プッシュが始まるようになりました。
自分勝手なもので、価格更新前は2ヶ月経っても売れてなかった物件、本当に買っちゃっていいのか?とか思ったくせに、いざ反響があると言われると焦らされているようで困るという…
なんとなく仲介業者にありがちな嘘の営業トーク臭を感じつつも、他の物件のなくなり方を見ているので嘘だと聞き流すことも出来ず。
さらに追撃は続きます。
この文章を書いている今なら総合的に嘘と判断するのですが、
当時の自分に「決めるしかない」と思わせるには十分な効果がありました。
明らかに急かされている
しかし、他に候補はないし、価格は適正
「わかりました。購入を申し込みます。」
そんな混沌とした心理状態のなか、購入意思を表示しました。
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