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アメリカ永住権(グリーンカード)が抽選で当たるDV2022プログラムに、10分で無料でお気楽に応募してみた(日本時間11・6が締切)

先月カナダの永住権を、10年迷った末に、取ったんです。というか、取らされたというか、取れたというか。日本も日本食も大好きだから、料理の研究に北米に来てただけで、永住や働く気は薄かった。だけどカナダの土地に強引に呼ばれて(笑)、日本人初の起業家ビザに合格し、働く権利がいただけるのはいいな、ということでカナダ永住権者となった次第。

でも実は私の密かな夢は、アメリカのグリーンカードに抽選で当たる、ことだったんです。アメリカという国は、自国を多民族国家にしたい!という理想のために、いろんな国からそれぞれ一定数の移民を、なんと抽選で毎年受け入れているんです。自由の国アメリカ、の建国の理想を、いまだ引きずってる感じ。

でも実際には、多民族移民を受け入れても、アメリカ国民になれ!という社会的圧力がすごい。なので、それぞれの国のカルチャーを捨てるよう、無言の圧力をかけられます。アメリカ国家を感動しつつ歌い、アメリカ的な発音の英語を話せ!と、愛国心を強要される感じ。外国なまり英語だと嫌がられるし、無視されたりもする。人種差別や、逆に黒人やマイノリティに過剰に保護や特権与える逆差別も多い。

私は白人の多い大学院で、特別枠でゲタ履かせてもらって入ってきたバカな黒人女学生に、めっちゃ迷惑かけられたので言ってもいいと思う。もちろん、頭も性格もいい黒人プロフェッショナルや友人知人もいるけど、逆差別で調子に乗ってるライトブラック(肌が白っぽい黒人)エリートは、結構出くわすことも多い。

一方、カナダも原住民と移民で成立してる多民族国家だけど、アメリカより社会的圧力はゆるいです。いろんな文化のゆるい集まりがあって、でもカナダ国民として全体的にまとまってる感じ。アメリカほど愛国心の強要も、英語的発音の強制もないので、気楽ですね。

たとえていえば、
+アメリカは、「人種をるつぼ」にいれて溶かしてひとつにした、もしくはフルーツを多種類混ぜて、ガーっと原型を留めないミックスジュースやスムージーにした国、

+カナダは、フルーツをカットして、そのままシロップで和えた、フルーツサラダって感じの国。フルーツ個別の味も、全体としての味も楽しめるので、私はフルーツサラダのほうが、好きですけどね。

ですが、カナダよりアメリカの永住権のほうが欲しかったわけは、アメリカのほうが新しいもの、派手にお金をかけた凝ったもの、がいっぱいあったからでしょうか。あとは、ビジネスで一発当てると、アメリカンドリームというお金持ちになれるから?私も20代から33歳までは、出世やお金大好きのミーハーでしたからねえ笑。

まあ、ウォール街のモルガン銀行という、金融エリートかつイルミナティど真ん中企業で働いてたから、そういうふうに拝金主義に洗脳教育されてたのは当然ですね。34歳頃にイルミナティのセレブ婚の現実を見て、玉の輿や成金になる事に興味を失って、よかったです。

でもこのアメリカのDVプログラムこと、Diversity  Visa・多民族化ビザ・プログラム、今年申請分は来年に結果でて、移住は2020からだからDV2022と呼びます。これには、過去30年の間、最初はポツポツ、ここ10年ほどはほぼ毎年、応募して外れ続けています笑。

この永住権ビザ(グリーンカード)を抽選で当てる、というびっくりプログラムが始まったのは1990年頃。ちょうど私がアメリカ本社へ転勤になった頃で、いち早くききつけて初年度に応募してみた駐在員仲間たちは、ほとんど全員プレゼント状態で当たったらしい。残念ながら私は一足遅くて、翌年応募してみたらもう競争率が上がっていて、外れた。

最初の頃は、英語もへたで申請法がよくわからず、郵便で応募だったので、わざわざビザコンサルタントという人たちに、100ドルくらい出して頼んでた。でもアメリカ政府のサイトもでき、申請方法もネット経由、しかもだんだん簡素化してきたので、近年は自分で、ほぼ10分くらいで直接応募できるようになった。

特に大好きな日本を捨ててアメリカに住みたい、という欲もないけど、こういう抽選みたいな運を天に任せるってのが好き!なんです。だから宝くじ気分で応募し続けてる感じですかね。

特に今年は、カナダの永住権を自力で入手できたし、コロナもアメリカはひどいから、アメリカの永住権当たっても、ちょっと困るかも?アメリカ政府もコロナで、このプログラム自体を中止するんじゃないか?って噂もあったんですけどね。

でも今年もちゃんと、応募受付が始まりました。10月初めからアメリカ東部現地時間の11・7、日本時間なら11・6までに、アメリカ政府のサイトから、必要事項を英語記入して、デジタルで用意した所定サイズの写真をアップロードするだけ。かんたーん!

デジタル写真だけは、自分で撮ると基準を満たさずダメな確率が高いので、専門に頼みます。カナダだとLondon  Drugというマツキヨみたいなとこで、あらゆる証明写真を撮ってくれて、現物写真をデジタル、両方でくれます。私はたしか、15−18カナダドル、日本円で1200ー1400円くらい、払ったかな。

でも今回はケチって、カナダの永住権用に買った、ちょっと縦長なデジタル写真を、アメリカグリーンカード用に、iPadアプリで編集して流用しました。DV2022の応募サイトも、不適合写真で落ちる人が多発して嫌気さしたのか、改善済み。アップロードした写真が明らかにサイズが重すぎると、これはダメ!って教えてくれるように進化してる。(でもぼやけや顔のサイズが規定外れとかは、チェックしてないのかも)まあ落ちてもいいや、の気楽申請だから、なんとか流用写真でイケました。

コロナで米国移住をかんがえてる人も少ないだろうけど、自分の記録としても、やり方をシェアしておきます。

1、写真をデジタルで用意:

米国申請サイトのこっちをみて、アップロードすべき写真の条件をまずチェック。アメリカ政府が怠慢で、タイトル未設定であやしげだけど、アメリカ政府の正規の申請サイトリンク↓です。

写真屋さんに頼んだり、自力で写真ブースなどで撮ったりして、用意する。
写真のサイズは51mmX51mmの正方形だけど、
その中で顔のサイズが31−36mmの間に収まること
というのが、ちょいとめんどくさい。あと今年からメガネはダメ、背景の加工もダメなどわりと条件うるさいから、ネットでこの手の証明写真のプロに頼むのが楽です。

2、パスポートを用意して、自分の生まれた市町村を戸籍謄本で調べておく。

3、同じリンクサイト↓に、申請ボタンもあるから、

ロボットじゃない証拠に、へんてこ数字アルファベットをいれて、申請スタート

4、申請書が要求するのは、戸籍謄本上の生まれた市町村名と、パスポートあれば答えられる簡単な質問ばかり。

申請書は、これくらいの長さ。文章がつぶれちゃいましたが、自分でサイトに入れば見られるので自力でどうぞ。途中に写真をアップロードするとこがあるので、パソコンやスマホ、iPadに写真を保存しておくこと。

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でも最初のとこだけアップにするなら、こんな感じ。

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これだけの、簡単なことだし、簡単な英語なんですけどね。なぜかいまだに、ビザコンサルタントという輩が、ネットで高額料金で申請代行などをやって稼いでる。英語ができなから、という日本人の自信のなさに付け込んでます。

あとは、政府のサイトと思ったら、実は民間のビザ代行や詐欺サイトに飛ばされれて、「申請料」とかを払わされることも多い。

★米国DV2022、永住権とグリーンカード抽選は、無料‼️です

私が↑でリンクしたサイトが、本物の米国政府の申請サイトだから、気をつけてください。実はかなり昔、私もそれにひっかかって、15ドルほどですがうっかり支払っちゃったことがある。本当にずる賢くて巧妙な詐欺サイトは、多いし消えないものですね。だからつい、こういうお節介記事を書いてしまいました。

でも応募は自己責任でお願いします。なにか損害があっても、私はこの記事は、一切責任を持ちません。

さあて、これからがお楽しみと、当たるための秘策。

>きゃー、アメリカのグリーンカードも当たっちゃった!どうしようかな?そっか、カナダとアメリカ、半々に住んで両方で仕事したらいいんだ!

って、当たった気分にどっぷり浸って、感謝!
そして、いろいろ楽しいお仕事プランを立てるんです。
それが当たるためのコツ、だそうですよ。

って、30年間抽選に外れ続けてる私が書いても、説得力ないんですけど笑。でもなぜか、そこまで熱望してなかったカナダの永住権がとれてしまった、運命。人生ゲームが、アメリカからカナダ永住権に変更になったけど、外国で働きたいという夢は叶った。予想外のことが起きるから、人生は面白いのです。

もし私のこの記事を読んで、アメリカグリーンカード抽選に応募して、当たってしまって人生が変わった方がいたら?その新しい運命を、楽しんでくださいね。それがあなたにとっても、最良の運命だと思います。

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