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2020年ガーリック植え付け日は冬の寒さに切り替わる日がベスト〜種と苗を世界支配する狙いのGMOに気付いてNo!

ほぼ記録メモ
ここ数年 この時期に共同ガーデン畑に、隣人かつガーデニング友人のEさんと、有機ガーリックを植える。

毎年2時間働くだけで、翌年一年分使える、買うとお高い有機ガーリックがタダで入手出来るから、定期行事化しつつあるのだ。

ガーリックを植え付けるのは、
秋から冬に切り替わった!
と思えるような、寒さで気温がグンと下がった日。そう、数日まえに山に初雪降ったねえ

というわけで、今年のガーリック植え日は、10/26に決定しました。

友人はガーデニングオタクのバンクーバーっ子だから、農作業用のツナギまで持ってる本格派。私もCity Farmer4年目で、板についてきたナイロンパーカーとガーデニング手袋。スコップやクワは、共同ガーデン畑用に、この市営アパート運営会社が用意してくれてるという好待遇。

ガーリックの種になるのは、今年夏に収穫した分から、立派なガーリックを5個ほど選んで取っておいたもの。もちろんそこいらで売ってるガーリックでもいいけど、有機ガーリックって一個で5ドルくらいするから、高いんだよ〜!

うちのガーリックの最初の種分は、友人がサンシャインコーストという郊外の島の友人から、私がUBC大学の有機農場から、ボランティア農作業のお礼に貰ってきたものです。つまり自分らの労働力と引き換えでタダ。

それを毎年 食べる分から少し除けて取っておくから、種代は無料。自然の植物やフードって、こんなふうに無料なんですよねえ。私ら都会人はいつの間にか、ガーデニングも畑仕事も、種や苗を買わねばいけないと思い込んでる。

でもGMO遺伝子組換え植物で、種が一代限りの人工物と違って、自然の産物は無料。GMOという遺伝子組換え技術、モンサントという世界の巨大な種苗会社が、品種改良に見せかけて作り出したこの技術は、実は毎年タネを自分たちから買わせ続けて、世界の農業者を奴隷や金ヅルにするためのものだった。

というのを、わかってきた人たちも増えています。例えばトマト。夏に記事にしたように、最近、ヘアルーム=家宝のトマトと言われる、ファミリーの中で大事に守られてきた原種のトマトが増えている。色味形が様々で、不揃いだけれども、味は濃くておいしい。通常に売られている形の揃った赤いトマトの、薄くてぼんやりした味とは違う。普通のトマトは、たねや苗の会社から買ったものであり、ヘアルームトマトは持っているファミリーから譲ってもらったものらしい。

私も最初は、苗や種を買ってたけど、共同畑や他のコミュニティガーデン通りかかって、ガーデニング話したり、Farmers Marketで生産者、農業従事者の人たちとおしゃべりするたびに、
>じゃぁ、それは今度苗をあげるよ。
と言う話になって気づきました。
>あれ?実は種や苗って、持ってる人から物々交換、労働力やスキル交換とかで、お金以外でもの引き換えもあり。で、実は買わなくていいんじゃない?

例えば青紫蘇も、毎年こぼれ種で勝手に生えてきたりもする。自分で意識して種を翌年の分とっておけば、一本の内で5ドルから8ドルする高い青紫蘇の苗を、わざわざ買う必要はないんですよね。

青紫蘇の苗は3本あれば、6月から10月にかけて、食べ切れない位勝手に茂りほぼタダなんです。。でも植えてなければ、日本食料品店で、10枚5ドル位で買わなければならない。

などと言うことが、自分で有機ガーデニングをしていると、そういう人たちと情報交換していると、気づきわかってきました。
>そっか、いつの間にか、畑や土から遠ざかった都会人は、種や苗を買うものだと洗脳刷り込みされてる、自分でもしてるんだな。反省。

ガーリックの植え付けをしていると、去年植えた日を書いた、古い木の札が落ちてた。11/2、つまり11/1前後がガーリックの植え付けにいい時期なんだな、Vancouverでは。

2時間せっせと、土を掘り返しきれいにして、ガーリックを30センチ間隔でポンポンと植えていく。後はこのままほったらかし。寒い冬の間に土の中でガーリックが目を出して肥え太っていく。春に緑の芽を出して、水仙のような葉っぱが茂る。暑い夏をずっと耐えて、8月後半秋の涼しさで、葉っぱが少しシュンとした頃に、土の下のガーリックを掘り出すだけ。

よしこれで、来年の有機ガーリックも買わずに済むぞ!

土に親しむことでいつの間にか、
モンサントの種による世界農業支配へ、No!
というCity Farmersの仲間入りしてる、私たちなのでした。

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