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ダリアのピーク期は、夏の終わりと秋の始まりの交差点+ファーマーズ・マーケットのダリアアーティスト・クリスティーナ

スタンレーパークで花盛りの、様々なダリアの種類の写真をまとめてみました。こっちは、ちょっと尖った花びらのタイプ。花火みたいで、華やか。

こちらは、丸っこいボール型。

バンクーバーに来て、ダリアが大好きな花TOP5に入るようになった理由が、ファーマーズマーケットで知り合って友人になった、ダリアアーティストのクリスティーナ。バンクーバーの郊外の畑で、ダリアをメインに育ててブーケにして売っていた、ダリアと恋に落ちた花ファーマーです。

ダリアの花期は、8月後半から9月にかけてのほんの1ヶ月半。クリスティーナは、その時期だけファーマーズマーケットに出店していました。それ以外は、普通のスーパーで働いているレジ係だとか。残念ながら今年は、コロナの影響でやめちゃったんですよね。政府の制限がいろいろきついらしいです。

ダリア以外の農産物やトマトの苗なども売ってるんですが、なにせダリアと恋に落ちているひとだから、すっかり気落ちしちゃって元気ない。写真は昨年のマーケットで、本人の許可を得て撮ってます。自分が育てたお花をお客さんと話しながら売る、というか里子にだすような、ダリアへの愛に溢れたお母さんみたいなひとです。

そしてなにより、色合わせのセンスがいい!そこらの農家や花屋さんとは、一線を画すようなセンスの良さ。しかもしかも、格安!!!私が買ったブーケの一部がこちら。これでなんと、5ドル!400円くらい。ピンク系にして、今日は赤系などと前もって電話すると、イメージに合わせたブーケをカスタムオーダーで作っておいてくれるところも、特別でした。

今のファーマーズマーケットで、農家さんや花屋さんが売っている、そこいらに生えてるのを、適当にカットして合わせただけ、という感じの花束が、10ドルから25ドル。しかもセンスが、いまひとつなんですよね。こんな感じ。

クリスティーナのアーティストなセンスとお手頃価格が、恋しい。5ドルなのでつい2束買ってしまって、だれかにサプライズ・プレゼントするのも楽しみでした。

コロナやウィルスと共存する生活は、今後続くと思うのです。でもクリスティーナのダリア愛で、なんとか政府の制限をクリアして、もいちどマーケットで会えるといいな、と思っています。

ファーマーズマーケットでは、こういうなにか特定のもの、と恋に落ちたひとがお店をだしています。グラノーラだったりキムチだったり生みたて卵だったり、ちょっと手作り感があって健康的な食べ物が多いかな。子供を育てるように、その食べものや農産物を育てたり作っているので、愛情というエネルギーが味わえる。だから私は、そのエネルギーが高いものを味わい楽しむために、ファーマーズマーケットに通っているんだな、と思います。

ダリアの季節がピークになってくると、8月ももう終わり。こっちの9・1は満月らしいし、初秋の気配が忍び寄っているバンクーバーです。

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