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妄想旅を超えて・・・

たまには読書会メンバーの”妄想”をベースに。

妄想旅か。おもしろい。グーグルマップを見ているといろんな場所に行ってみたくなる。しかも、どんどん別の場所、別の場所へと。1度の旅で行ける範囲ではない。というより、1年間旅を続けても回れなさそうなくらいに。
ただ、この妄想旅。欠点が1つある。行くのに不便なところばかり目についてしまう。鉄道で行けるところでも1日に数本しか走っていないところばかりだ。あまりに不便すぎて、結果的に他に行ってみたい場所を優先してしまう。車で行く手もあるが、免許はないし、そもそも車酔いがひどい。ちょっと非現実的だ。あえて言うなら、折り畳み自転車(それもスポーツタイプの)を買って持っていくくらいだろうか。同行者がいるならば、現地に近いまで鉄道で行って、そこから車に乗せてもらうとか。いずれにしても、ハードルが高い。

だが、そうこうしているうちに、街が衰退し、鉄道が廃線になる、なんてオチがついてくる。三江線は乗ってみたかったが、廃線になった(宇都井駅に行ってみたかった…)。肥薩線も復旧の見込みは立っていない。ループ線&スイッチバックが同時に見られる場所など、国内にはほかにない(廃線跡なら、あるかな?)。芸備線は一応の復旧を果たしたが、いつ廃線になってもおかしくない区間を含んでいる。JR北海道の路線は一部を除いて、いつ廃線になってもおかしくないだろう。行けるチャンスは限られている。

それは鉄道に限らず、アミューズメント施設や観光の目玉となる場所、そもそも街そのものも同様だ。まさに諸行無常なのだ。廃墟マニアでもない限り、行けるときに行っておかないと、無くなってからではもう遅い。

今年はそういったところを挑戦してみようか。まずは中国地方の背骨とでもいうべき、姫新線、芸備線あたりにでも。しかし、単に鉄道に乗りに行くというような“阿房列車”な旅は苦手だ。ゆっくり寄り道しながらこのエリアを回れる旅でも計画し、行ってみようか。

まずは宿探しから・・・。


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