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若鷹軍団“筑後ホークス”の躍動

先週末から月曜日にかけてのニュースを見る限り、8月末から9月中旬頃までは非常に厳しい状況になりそうな予感がした。ホークスの主力野手が軒並みコロナ感染。柳田、中村晃、牧原、周東、三森、柳町が抜ける影響は甚大だ。筑後(2軍)から若手が上がってくるとは言え、限度というものがある。

実際、今週4試合の5番以降のオーダーは、オープン戦でもない限り1軍で見るようなものではない。不安でしかなかった。

ただ、ふたを開けてみるとどうだろう。今週の6試合は4勝2敗、不安だった打線が好調で、強力打線を有するチームですらなかなか記録できないような得点を上げている。野村大、谷川原、増田、ガルビスの5~8番打者が得点によく絡む。彼らの好調が続くのであれば、打線は何ら心配がない。27日にノーヒッターを食らったが、そういうこともある。今は期待感が圧倒的に上回っている。

上がってきた選手たちは走攻守すべての面で猛烈にアピールしている。ここで活躍しないでいつ活躍するのだ、と言わんばかりに。頑張りすぎて怪我をしないか心配ではあるものの、彼らにとっては今がチャンスなのだ。結果を出し続けて「福岡」のメンバー入りを確実なものにしてほしいものだ。

今年はけが人の続出もあり、若手選手の活躍が非常に目立つシーズンになっている。この最終盤で若手メンバーのエンジンがさらに一段・二段と上がっていくと、当然優勝が近づいてくる。

今年優勝出来たら、2010年代に引き続き、王朝を築けるのではないだろうか。そんなワクワク感がさらに強くなってくるこの1週間である。まさに「いざゆけ若鷹軍団」だ。


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