男子高校から男子大学(という名の工業大学)に行くということ

高校、大学とも受験に失敗し、男だらけの環境で育った石油王である。

もはや、ムスリムながらの教育という意味では、石油王としての素質があったのかもしれない。

そりゃ、モテ方がわからない。
いや、モテ方をわからなくても良い環境だから開き直れ。

そんな感じの大学時代前半だった。

何の目的もなく、過ごしていた。
部活でアイスホッケーを始めたが、朝起きるのが苦手な僕は大学の授業をサボるのが普通になっていた。

授業に出るように言ってくれる友達もいない。

アイスホッケーは好きだったが、なかなか上達しなかった。
中高と、「運動神経の良い人」として名前が上がることが多かったので、かなり戸惑った。
クラスで2人しか取れない5という成績を取り続けていたはずである。

とにかく、もがいていた。
けど、それでもうまくいかなかった。


でも、なんでうまくいかないか、わからなかった。

向いてないんだ、と背をそむけるしかなかった。

「僕は、継続できない人なんだ」
そう思うたびに、無理して続けようとした。

今思えば、それが良くなかった。

授業はサボる、頑張ってもアイスホッケーはうまくならない。

バイトはしても、将来は見えてこない。

そろそろ、何かがパンクしそうだ。
そんな事をわかっていながら、それが起こるのを待っていたような気がする。

つづく。。。

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