大学で名古屋に出た石油王
友達も親戚も誰もいない名古屋という街で、
変な博多弁を話している若人がいる。
このイケてない若造が、若かりし石油王である。
博多弁がおかしくなっているのは、周りの名古屋弁、尾張弁?岡山弁、関西弁の影響を受けているからである。
名古屋という街が、福岡と風土が違いすぎて、ずっと友達ができなかった。
今思うと、工業大学というものが、自分に全くあっていなかった。ダブルパンチを食らっていた時代である。
当時は石油といったら、石油ストーブとか、出光石油が浮かぶぐらいで何も知識がなかったように思う。
入学試験の成績の開示があったが、
英語ー数学ー理科(物理)の点数で余裕で合格している。ちなみに、英語に得意意識はない。
英語も物理もほぼ満点(100点換算で95点ぐらいだったような)、数学も良かった。
ちなみに、合格ラインの目安は全体の6割。
あまり覚えていないが、後期入試で9割近く点を取っていた僕は、入学生トップクラスの学力で入学していた筈である。
唯一レベル分けされた英語のクラス(一番上のレベル)で前に座った女の子をじっと眺めながら、全く授業を聞いていなかった。
ちなみに、英語に得意意識はない。
大学内で英語ができることは、自分の自信には全く繋がらなかった。
むしろ、やっぱり入学生のレベルって低いんだなって大学が嫌になる方だった。
プライドばかり上がってしまい、自分を見失っている。
今までになく人生の歯車が噛み合っていない。
ドヤ顔で歩いているが、周りの酸素が薄くなってきていることに気づいていない状態。
これから、更に迷い込んでいくことになる。
つづく。。。
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