【HEC Paris留学編1】フランス一時滞在長期学生VISA
*disclaimer*
以下は執筆時点の個人の記録であり、手続きについて何ら保証するものではありません。必ず最新の正確な情報をフランス大使館HPにて確認してくだい。
京都大学経営管理大学院の交換留学制度を活用して、HEC Parisに留学が決まりました!部局間協定締結後、派遣第一号で何もかも手探りで諸手続きを進めました。
中でも、初めてのビザ申請には四苦八苦したので、フランス留学される方の参考になればと思い、私の経験をシェアいたします。
1.Campus Franceへ申請
こちらのCampus Franceのウェブサイトから、「Etude En France手続きのHP」をクリックします。
右上のJe m’inscrisからアカウントを作成し、画面の指示に従って必要事項を入力、必要書類をアップロードします。
TIPS
交換留学の場合は、メニューバーの「受入許可証を持っている」から申請します。
交換留学の申請にはAdmission letterが必要です。HECの場合は、4月時点で迅速に発行してくださいました。届かない場合は、早めに事務に確認しましょう。表記に間違いがないか確認しておくと良いです。
登録作業は途中で保存することができるので、必要資料が全て揃っていなくても、早めに着手してTO DOをリストアップしていくと良いと思います。
交換留学プログラムの選択肢がない場合があります。私のケースは、所属大学とHECの交換留学の第一号だったためシステムへの登録が間に合っておらず、申請入力の終盤でプルダウンリストに選択肢が見つからない状態でした。アカウント内の「メッセージボックス」からCampus Franceに連絡すると迅速に返信くださいます。
必要事項の登録が全て完了したら、提出ボタンを押します。交換留学の場合は面接も不要ですので、認証されたらその旨と手数料支払い依頼のメールが届き、指定された金額(15,600円)を支払います。
Campus Franceで確認後、メールで入金確認と審査完了の連絡が届き、「EEF ID番号が記載されている登録証目書」が出現します。この“Confirmation d'acceptation”は、ビザの申請に必要になるので、ダウンロードして保存しておきます。
目安として、私の場合提出から審査完了•登録証明書発行まで1週間程度でした。不備があるなど、場合によってはもっとかかるかもしれません。
2.フランス大使館VIsaセクションの予約
フランス大使館のVIsaセクションは多変混み合うので、Cumpus Franceの審査完了前に予約した方が良いと思います。
私の場合、5月中旬に予約サイトを確認して、最短の予約可能日は約1ヶ月弱後でした。6月に入ってから再度確認すると、予約可能な最も早い日は7月下旬になっていました。
Campus Franceでの提出の目処が立ったら、すぐに予約されることをおすすめします。なお、重複予約はできないですが、キャンセル・再予約は可能です。
予約時に発行されるQRコードの記載された予約票は、フランス大使館訪問時に必要になるので、ダウンロードして保存しておきます。
3.France-Visas申請書作成
France-Visasのページからアカウントを作成し、まずはオンライン申請します。
パスポートのスタンプが押してある全てのページや証明写真を含む全申請書類のPDFのアッップロードが求められました。
必要事項の入力と指定された提出書類のアップロードが全て完了したら、提出ボタンを押し、同じ画面で「long stay visa application form」をダウンロードます 。
ちなみに、フランス大使館申請時には、このFrance-Visasによるオンライン申請をされていない方が窓口にいらっしゃっしゃており、「受付できません」と断られていました。ネット情報では、手書きで申請したと言うようなものもありましたが、少なくとも2023年6月時点では、必ずオンラインでの申請が必要となっているようです。
4.フランス大使館提出に向けた書類準備
フランス大使館VisaセクションのHPで申請に関する重要事項をよく確認した上で申請書類を準備します.
参考までに、私が申請した時の準備資料は以下のとおりでした。
2.で発行されたQRコードの記載された予約票(ハードコピー)
3.でFrance-Visassにアップロードした全提出書類のハードコピー
3.で申請後にダウンロードしたapplicatio formを印刷し署名したもの
パスポート原本
証明写真(背景白、顔の大きさ3センチなどして基準を満たすもの)
50€相当の現金
赤のレターパック(宛名を記入済みのもの)
5.フランス大使館予約日当日
予約時間より10分以上早く到着しましたが、守衛の方に予約票を提示すると入れてくださいました。エントランスでパスポートと持ち物検査があります。
空いていたため、予約時間より早めに対応していただけました。以下、忘れないうちに細々とした点を記録します。
証明写真は、指定サイズの証明写真を用意したにもかかわらず、顔の大きさが違うとのことで、大使館内の証明写真機で撮り直しを指示されました。不安であれば、貼り付けずに持参することをお勧めします。
ウェブサイト上では原本書類の持参を求められますが、私の場合はAdmission Letterや賃貸契約証明が全てオンラインベースでPDF発行されていたので、これらを白黒印刷して提出し、特に問題ありませんでした。
当日窓口で支払う50€は、申請完了時にシステムで提示された金額をお釣りの出ないように用意していましたが、当日のレートで異なる金額の日本円を請求されました。小銭を多めに持参された方がトラブルがないと思います。
私の場合、7月上旬にパスポートが手元に必要な事情があり、3週間の余裕を持って申請しました。しかし、2023年6月上旬にフランス大使館に出向いたところ、申請が混み合っており、3週間位内にVisaが発給されるかは不明とのことでした。発給に事情は一切斟酌されませんが、必要な場合(つまり、希望日に間に合わないと確定の場合)はレターパックで一時返却の対応になるようで、返却が必要な日に応じて、「〇〇日朝にメール連絡するように」と、具体的に指示がありました。パスポートが必要な方は、申請時にその旨口頭で伝えられると良いと思います。
6.結果
大使館提出日 2023/6/8 木曜
手続完了日 2023/6/22 木曜
(France visas のアカウントの進捗状況が”Your passport is ready to be collected”に切り替わった日)
レターパック到着日(滋賀県) 2023/6/23 金曜日
VISA発給期間
入国予定日〜交換留学修了予定日+約20日
私の経験が皆さんの参考になれば幸いです^ ^
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