【社外秘】Criacaoキャリア事業部研修 (プロローグ+第1章 サンドイッチじゃねえ。ミルフィーユだ。)
達さん、峰君、卓間君、陸君、阿部君、森さん、太一君、もみっきーへ
これから学生の人生と関わる中で大事にしてほしい事があります。
今回は社外秘の中の社外秘である、Criacaoキャリア事業部の「教育・研修」をあえてオープンな形で伝えます。
内容はクリアソンとして、
「どのように人生の決断(就活・転職)と向き合うべきか」です。
クリアソンのメンバーだけでなく、
就活を考える学生さんや、
転職を検討している20代の方、
新人のキャリアアドバイザーの方、
人材事業責任者の方、
採用担当の方、
にも読んで頂けたら嬉しいなと思っています。
プロローグ:なぜ研修をオープンにしたのか?
目的は大きくわけて2つあります。
①クライアント様から厳しい指摘をもらうため
私たちが「どのように価値提供するか」をオープンにすれば当然クライアント様の期待値は高まります。そして期待値にふさわしい価値を提供しなければ私たちは信頼されるサービスにはなりません。
信用されるサービスは、毎年・毎月・毎日のように試行錯誤していく事でしか生まれません。たった一度の良い仕事で満足しないで下さい。積み重ねが歴史となり、歴史こそがブランドなのです。
私たちは無名のベンチャー企業。
社会からの信用は0です。
だからこそクライアント様の期待値が低くなり、小さな成果でも喜んでいただけるでしょう。だけどそれに満足した先に未来はありません。このブログを通じてクライアント様の期待値を高めていくことを目的としています。
②人材業界全体に影響を与えたい
私たちだけがクライアントと本気で向き合っても社会は良くなりません。業界全体が変わらなければ意味がないのです。
いつか私たちが大きな結果を出した時、
競合他社様が「クリアソンはどうしてあんなに結果がでるんだ?」と疑問が生まれ、色々と調べる中でこのブログに辿り着いてほしいと心から思っています。そうして私たちがクライアント様と向き合う姿勢・提供価値が世の中のスタンダードになっていけば「今よりも少しだけ」人材業界は良くなっていきます。
私は「いい人」ではありません。
できれば技術やノウハウなんてオープンにはしたくないし、競合他社さんにマネされたら怖いです。
だけど、
そういう「生き方」はクリアソンらしくない。
自分の小さな欲よりも、クリアソンらしい生き方を優先したいと思ったので今回の企画が実現しています。それでは本題に入ります。
第1章 サンドイッチじゃねえ。ミルフィーユだ。
就職活動では、
「自己分析」と「社会理解」が重要だと教えられる。
要は
「自分の理解を深めろ(自己分析)」という考えと、
「業界理解や仕事理解を深めろ(社会理解)」という考え。
確かにどっちも大事だね。
そんな中で自分が最もダメだな、、、と思う考えがある。
それは「どちらからやるべきか」という問いだ。
「自己分析」と答えれば、
自己分析が終わってから就職活動をしようとする。
「社会理解」と答えれば、
社会理解が終わってから就職活動をしようとする。
こういう考え方を自分は「サンドイッチ」と呼んでいる。
自己分析という工程が終わってから、社会理解を進める。
社会理解という工程が終わってから、就活を進める。
という進め方だ。
具体的に「自己分析は何をするべきか」「社会理解は何を学ぶべきか」が明確になっている場合は、こういったサンドイッチモデルは有効的だ。しかし就職活動は自己分析も社会理解も「突き詰めれば終わりがない領域」なので、サンドイッチモデルで進めればいつまでも就活はスタートしない。
自己分析、社会理解に終わりはない。
永遠に勉強。
こういったケースでは「サンドイッチモデル」よりも「ミルフィーユ」のように、何層もレイヤーをつくっていくような発想が良い。
自己理解をある程度深めて、
社会理解をある程度深めて、
就活でどうなるかを検証してみる。
そして就活での失敗をふまえて、
もう一度自己理解を深めて、
社会理解を深めて、
就活でどうなるかを検証してみる。
この繰り返しだ。
まずは就職活動を学生さんと進める前に、「サンドイッチモデル」と「ミルフィーユモデル」があることを教えてあげましょう。
こういった考えはIT業界で製品を開発する際にも使われています。
ウォーターフォールモデル(サンドイッチ)
アジャイル型開発(ミルフィーユ)
NECソリューションイノベータ様 HPより
https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/column/01_agile.html
どちらの考え方が「正しい」「間違っている」というよりは、ケースによって使い分ける事が大事だと言われています。
何度も言いますが、就職活動では「ミルフィーユモデル(アジャイル型開発)」の方が相性が良いです。私たちクリアソンは、このミルフィーユ型モデルで学生と向き合っていきます。
第2章では、このミルフィーユ型で進めるにあたって「まずは自己分析で何をするべきか」「社会理解で何を知るべきか」について一緒に学んでいきましょう。