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就活セミナーで恋ダンスを全力で踊る学生達


こんにちは、クリアソン広報です。


突然ですが、パンツ脱いでますか?

今回私が就活セミナーで学生に伝えたかったのはこれだけです。



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警察に通報する前に、ちょっと待ってください💦💦💦
ブログを最後まで読んでください(笑)




リアルなパンツの話じゃないんです。
心のパンツの話です。


えっ??
心のパンツ???




心のパンツとは何か?

自分の弱さとか、ダメなとことか、黒い部分とか、悪いとことか、心の中だけにしまっておきたい事を全てさらけ出した状態が「心のパンツを脱いだ状態」だと思って下さい。


パンツ脱いでコミュニケーションできる人はまわりにいますか?


「そんなこと言ったら、相手からネガティブだと思われる」
「どうせ否定されるだけ」
「変な人だと思われたくない」

こんな状態になってませんか?


もしかしたらあなたが全部をさらけ出した時に、まわりのひとはあなたを否定してくるかもしれません。だけど、さらけだしてみなきゃわかんないこともたくさんあります。



ビビらないで、全部自分をさらけ出してみる。



これって大事な事なんだけど、言われても中々できない事が多い。だから恐怖心を取り除けるような授業をしたいなと思ったわけです。どうしたら自分をさらけ出すのが怖くなくなるのか、、、と考えた結果「恋ダンスセミナー」に辿り着きました。



就活セミナーにきて恋ダンスを踊る学生達

だいぶ前置きが長くなりましたが、セミナーで実際に使ったスライドを共有させてください^^



学生にはセミナーの目的が「殻を破る事」という明確なコンセプトと、それを実現するためのルールを伝えています。




ゴールデンサークルの図式 Web活用術より


今回の企画について「何をやるのか」ではなく、「なぜやるのか」をみんなで一緒に考えました。

・就職活動で殻をやぶらないとどうなるのか?
・人生で殻を破らないとどうなるのか?
・それはあなたにとって好ましい状態なのか?


殻を破ることが絶対正義ではないので、こういった経験をどのように活かすべきかについて話し合いが進むようにファシリテートしていきます。







まずは簡単なゲームからスタートしています。
2人1組になってジャンケンで負けたほうがのび太くんになりきって、面接で自己PRしてもらいました。ここでもパンツ脱ぎやすいように、学生のモチベーションを高めながらファシリテートしていきます。






後半も盛り上がるように、選択制に変えてみました。


ゲームにはいくつかの意図があります。

①他人の自己PRなら出来る場合は客観視が苦手なだけということ

②自己PRは内容だけでなく、表現力とセットであるという自覚をもたせる

③キャラクターの特徴が明確になると表現しやすいことへの気づき

④絶対的なキャラはなく、それぞれの良さがある事を経験から学ぶ

⑤みんなパンツ脱いでるから、私も脱いで大丈夫なんだと気づかせてあげる







ここから恋ダンスがスタートします。
みんな制限時間内にどうやってクオリティーを高めていくのかを考えてもらいました。


学生には恋ダンスを踊るだけでなく、きちんと曲の背景を考えて、踊ってるときの表情など細かい点までディテールにこだわるようにと伝えています。20分は短いかなと思いましたが、意外と実践してみるとちょうどいいぐらいの制限時間でした。

最初は恥ずかしそうにやっていた学生も、本気で取り組む人たちの熱量にだんだん巻き込まれて、「自分もやったる!!」みたいな感じで急にモチベーション上がっている子もいました(笑)





最後は座学で終了


とりあえずやってみる。
というライトな感じで未知に対するハードルを下げる事も大事ですが、全力でやってみなければ未知の体験を面白いと思える事って意外と少ないんだよという話をしました。


とりあえず全力でやってみることが癖になれば、もっと世の中で面白いもの、楽しい事にもっと気づけるかもしれない。就職活動も仕事も同じなんじゃないかなという話でセミナーは終了。




後日...

学生からお礼メールが届きました。


広報さん

ご無沙汰しております。そして、夜分遅くに失礼します。●●大学 3年生の●●です。10月にまた直接お会い出来ると、今日のセミナーの最後におっしゃっていたので今からとても楽しみにしております。その際はよろしくお願いします!

今回のセミナーは自己PRをテーマに、殻を破る練習をしよう!という内容で、私は沢山の気づきを得る事が出来ました。感想と共にお伝え出来ればと思い、連絡させていただきました。長くなります。もし、お時間がございましたら、読んでくださると幸いです。


まず、私にとって”恥じない”という事は周りからしたら、当たり前にできる事という認識があると思っています。理由は、私は高校時代パフォーマンスコースに所属し、日頃から即興の練習をしていましたし、普段からそういう点で怯えていないからです。

しかし、おそらく他の参加者と同様、私にとっても今日のセミナーはチャレンジでした。実は、即興性があるものに対して昔から苦手意識があります。また、高校時代そういうものに中々トライできず、失敗もよくしていたので、その時のトラウマもあります。

ですが、普段から鼓魂でワークショップリーダーとして即興力も活かしつつ行っているせいか、今日のジャイアンになりきって自己PRや恋ダンスはやる直前まですごくナーバスでしたが、条件反射のように思いっきり恥を捨ててできました。楽しかったです!

そして、なぜわざわざメールしてまでもお伝えしたかったかと申しますと、”とりあえず全力でやる!”という事を思い出させてくださったからです。

最近勉強があまりにも出来なくて、ドンドン下から後輩達が同じクラスにやってきて、終いには抜かされて、基本的にプライドも良い意味でなくて、後輩の前でも無駄にカッコつけない、寧ろ馴染んでしまうのが私のスタンスですが、とても落ち込み、もちろん自信も無くし、終いには先生のせいにし学校も初めて遅刻して行ったり、一日丸々休んだり、宿題もせず、私生活まで崩してしまっていました。

何が言いたいかというと、実はカッコつけていて、馬鹿な自分を見せるのが怖くなっていて、自ら全くできません。という人物像を演じ、『帆夏先輩はできますよ!頑張りましょう』と言ってもらいたいが為に知らず知らずのうちに何もしない寧ろ悪い状態を作り、全力人間から逃げていた事に気づきました。

これを書きながら情け無くて泣いています。

1年生の時、がむしゃらに全力で英語の勉強にも取り組んでいた事を思い出しました。皆んなから『お前のやり方は効率悪いから意味ねぇーよ』って言われて、極端な考えになり、もう勉強しません。となっていました。

また、皆んなから『早く上に上がれよ!』や、先生やスタッフの皆さんにも『最近勉強どうなの?』と心配してくださっている事も、冗談混じりで言われる事も全てプレッシャーに感じ何にも出来なくなっていました。つい最近まで、精神的にも病んでいたので、本当に辛かったです。

私は誰よりも全力でやるのが取り柄なのに、知らず知らずのうちに出来なくなっていました。今、凄く後悔していますが、今日その大切さに再び気づけて本当に良かったです。急に、凄く気持ちが楽になりました。

日本にわざわざ帰ってまでIELTS の良い点を取り、ディグリーやディプロマに行く同期に対し、ズルイと思っていましたが、1番ズルイのは私だったのかもしれません。


応援してくださっている皆さんの期待に応えたいです。あーもうめちゃくちゃ悔しいですーーー!(私の全ての行いに対して)

広報さんに胸張って会えるように、飛ばし過ぎてショートしない程度に頑張ります!

前回お会いした時は、私自身のモチベーションの上がり下がりについての話で終わってしまいましたので、今回の面談では、就活も視野に入れてお話し出来ればと思っています。


改めまして、今日も心に響く素敵なセミナーを開講してくださりありがとうございました。皆んな驚いていましたが、セミナー後の皆んなの顔つきが良い意味でいつもと違っていて印象的でした!いつも、わざわざ時間を割いて来てくださりありがとうございます。次回も楽しみにしています。よろしくお願いします。


頂いたサポートで良質な糖分補給をさせて頂きます。ありがとう!!